釣り雑誌の編集長をしていると
物凄く釣りが上手なんだろうと
たまに勘違いされるのですが、
あくまでも釣り雑誌の編集を生業としているのであり
釣りのウデは三流です。

しかし、釣り雑誌の編集長の中には
名手と呼ばれる人たちから
一目置かれるウデ前を持った人もいます。

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向って左は現・つり人社社長にして
月刊つり人4代目編集長の鈴木康友。
右は現・つり人社北海道支社長にして
月刊つり人5代目編集長の若杉隆。

入社当時から
ぼくはこの両者から
「釣りを舐めるんじゃねえぞ」
と散々怒鳴られ続け
月刊つり人の編集長になってからも
「バカ野郎、そんなことも分かってねえのか」
と、手厚い叱咤激励を頂戴しているしだいです。

昨夜は
数年ぶりに、3人で神田の街に繰り出しました。
鈴木は還暦を迎え
若杉も五十路を越えたので
もう昔のようなことにはなるまいと油断していたところ
どうして、どうして
10年前となんら変わりありません。

満席だった店内は
いつしか3人だけ。
「バカ野郎」
と言われるたびに
駆け出しの頃の新鮮な心持になるのでした。

月刊つり人は今年で創刊63年目。
我が国で最も歴史ある釣り雑誌です。
日本の釣り文化を育んできたこの雑誌を
次の世代に引き継ぐためにも
我、邁進あるのみ。

全国の釣り愛好家の皆様、
今後とも応援のほど、よろしくお願いします!!
(山根)