NHKの大河ドラマ「天地人」が終わった。

舞台になった戦国時代はどうだったかわからないが
家康が開いた江戸時代、
大名や旗本がタナゴ釣りに血道をあげていたというのは
有名な話である。

最後の将軍
徳川慶喜公が愛用していた和竿などが
貴重な資料として残されている。

江戸前の釣りでは
寒タナゴといって
タナゴ釣りは冬の釣りものの代表格だった。

タナゴは冬しか釣れないのかといえば
さにあらず。
ほぼ周年楽しめるターゲットである。

では、なぜ江戸前の釣りでは冬期限定だったのか。

ひとつには、冬の釣りものが
今と違ってそれほど多くなかったということ。
また、冬はタナゴがドックなどに群れるため
数釣りが楽しめる。
すなわち、数を競う釣りができたのだ。

今でも、一番数が期待できるのは
これからの厳寒期だろう。

さて、昨年刊行されて話題になったのが
葛島一美さんのタナゴ釣り入門書
水郷のタナゴ釣り
である。

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伝統のタナゴ釣りから
カーボンザオにグルテンエサという
現代のタナゴ釣りのノウハウが
懇切丁寧に解説されている
まさに、タナゴ釣りのバイブルである。

でもって
タナゴ釣りのベストシーズンに照準を合わせて
発売になったDVDが
その名も
見て納得! 水郷のタナゴ釣り
だ。

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写真と文章だけでは
伝えづらかったタナゴ釣りの繊細なテクニックも
動画なら一目瞭然。

難しいイメージのあるタナゴ釣りだが
このDVDを見れば、敷居は一気に低くなるはず。

ロケ地は霞ヶ浦周辺のホソ、河口、湖岸で
メインターゲットはオカメタナゴとオオタナゴ。

エサの作り方、エサの付け方、サオの持ち方
和竿の継ぎ方、道具立て、ウキの浮力調整、合わせ方などなど
実釣をまじえながらテクニックを解説。

本を読んで動画を見れば
あとは実釣あるのみ。

水郷では
全長3センチにも満たないタナゴが
おちょぼ口をパクパクさせながら
エサの落下を待っている。

冬晴れの一日、タナゴと戯れてみてはいかがでしょう。

(山根)