伊豆半島の地震が心配だ。

揺れは収まりつつあるようだが
まだ油断はできない。

伊豆半島の地震といえば
1974年の伊豆半島沖地震(南伊豆地震ともいわれる)
が有名だ。
マグニチュード6・9
死者約30名、倒壊家屋130軒以上という
大きな被害をもたらした。

ぼくの義母はそのとき
熱海の旅館でマージャンをやっていたそうな…

さて、先週の土曜日
イシダイ釣りの大ベテランの結婚式に出席した。
磯釣り界の大御所も多数列席されたが
その中に
清水の次郎長こと
藤川一範さんの姿があった。

老舗磯釣りクラブ「沼津潮倶楽部」
の名誉会長であり
石鯛和竿会を主宰している重鎮だ。

藤川さんは
かつての伊豆半島沖地震の時、
南伊豆中木の沖磯でイシダイを釣っていたという。

立っていられないほど強烈な揺れに見舞われ
背後の断崖からは大石がゴロゴロと落ちてくる。
迷わず、海に飛び込んで
九死に一生を得たという。

このときの話は
弊社の人気シリーズ
「釣り人たちのマジで死ぬかと思った…」
に収録されているので
興味のある方は見てみてください。

(山根)