ワカサギ釣りが静かなブームになっている。

弊社でも数年前から
なるほど! THEワカサギ大全
なるムックを年1回出しているが
順調に部数を伸ばしている。
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ワカサギというと
冬をイメージされる方が多いと思うが
実は、最もよく釣れるのは9〜11月。

このベストシーズンに
いいポイントに当たれば
200尾、300尾どころか
ベテランの中には1000尾を超す釣果を叩き出すつわものも。

しかし、世間一般でイメージされているワカサギ釣りは
なんといっても氷上の穴釣りだろう。

穴釣りでは
ベテランでも100尾を超す釣果を手にするのは難しい。
でも、それはそれで
秋口の入れ食いの釣りとはまた違った面白さがあり
ワカサギフリークの中にも
穴釣りを心待ちにしている人は少なくない。

関東周辺の穴釣りのメッカといえば
群馬県の赤城大沼、榛名湖、福島県桧原湖、長野県松原湖などが
真っ先に思い浮かぶ。

群馬県は昔からワカサギ釣りが盛んな地であり
中でも赤城大沼と榛名湖は
いわばワカサギ道場的な釣り場。

その榛名湖が
暖冬の影響か結氷が遅れていて
ついに漁協は2010年の氷上釣り解禁を断念した。
昨年に続く、氷上釣り中止だ。

以前は冬場は毎年、分厚い氷に覆われていたのに
結氷しなくなった湖は
榛名湖だけではない。
山中湖はワカサギの穴釣りが冬の風物詩だったし
諏訪湖はスケートが盛んだったのだ。

湖が結氷しなくなった理由を
地球温暖化と簡単に結び付ける人たちがいるが
理由はそれほど単純ではないようだ。

諏訪湖や山中湖に関して言えば
温暖化というよりも水質が富栄養化したために
平均水温が上がったからというのが
本当のところらしい。

榛名湖は2007年にも穴釣りが中止になっている。
地元の観光産業にとっては
まさに死活問題だろう。

湖水はもとより流入河川の水質調査なども含めて
湖になにが起きているのかを
きちんと調べる時期がきているのかもしれない。

(山根)