フィッシングショー2010で
伊豆大島の釣具店の若旦那にお会いした。

本人も根っからの釣り好きであり
そのような釣り具店の店主の多くがそうであるように
まるで商売っ気がない。

少しでも調子が悪いと
「たいして釣れてないから来ないほうがいいよ」
とハッキリと言う。

で、当日。

「メジナはどうですか?」
と聞くと相好を崩すではないか。
これは、とてもいいということだ。

「取れないんだよ。夕マヅメにさ
野田浜でもアカッパゲでもオオツクロでも
必ずズドンっていうのが来るんだけど
どうしても取れないんだよ。
一度なんて
仕掛け回収しようとしたら
根掛かりしていたんで
ミチイトをつかんで引っ張っていたら
ウキが沖にするする出ていくんだよ。
慌ててサオをあおったけどダメだったな」

沖磯と違い
伊豆大島の場合、
地磯からの釣りになる。
そのため、メジナ釣りのゴールデンタイムである
夕マヅメを存分に楽しめるのだ。

ぼくも似たような経験をしたことが
何度もある。
夕マヅメになると
明らかにそれまでとは違う魚の群れが入ってくるのだ。

オナガメジナである。

それも全身が茶色い茶グレだ。

ぼくは48センチまでしか取ったことがないが
目方は2キロ近くあった。
そんなのが1ヒロでバキバキ当たってくるのだ。

そうそう
フィッシングショーで会った
別の磯釣りのベテランは
フィッシングショーが終わったら八丈島に直行するといっていた。

八丈小島のシモダテで60オーバーが連発しているというのだ。

シモダテは一見すると単なるワンドなのだが
どういうわけか大型オナガメジナがよく釣れる。
メジナだけではなく外道のサンノジもイズスミも
ハリ掛かりしてくるのは50オーバーがほとんど。

大きな沈み根があるため
ハリスは最低でも5号。

あ〜、そんなガチンコバトルしてえなぁ。

(山根)