今日は取材でテナガエビ釣りへ。

編集者にとって取材というのは仕事である。
つまり今日の場合、テナガエビ釣りが仕事だ。

よく晴れた平日に
ぶらりと川に行ってテナガエビ釣り。
仕事とはいえ
なんてシアワセなんだと思わずにはいられない。

で、釣れたのかって?

よく晴れた日中はテナガエビ釣りにはよくないが
その割には数はまずまずといったところ。
型は少し小ぶりだった。
アオリイカやクロダイ、アユなどと同様
まだ少し早いようである。

さて、平日に釣りというか取材をしていると
ふとした瞬間に
「いつかは田舎に住もうかな」
なんて考えることがある。

釣りキチ少年だった頃は
自分は大人になったらゼッタイに田舎に暮らすと思っていたのだが
いつしか都会の便利さに屈してしまった。

でもやっぱり
田舎暮らしの夢は捨てられない。
取材で各地を回りながら
ここに住んだらどうだろうか
などと考える自分がいる。

さて、そんな都会人が抱きがちな夢を
夢で終わらせなかった人たちがいる。

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希望の里暮らし
の中には
さまざまな事情で田舎暮らしを始めることになった人たちの
理想と現実が描かれている。

著者は高桑信一さん。

厳しく、豊かな山の自然に生かされた人たちの仕事と暮らしを
丹念に記した奇跡の記録『山の仕事、山の暮らし』から8年。
著者渾身の次回作は、“里”が主な舞台。
さまざまな土地の自然を背景に、そこにたどり着いた、
夫婦の、家族の、親子の、友の、故郷の絆で結ばれた男女の生き方を、
生き生きと描きだす……。

心が潤う一冊。

(山根)