アユシーズンが始まり
編集部員がアユの取材に行き始めた。

まだ東北地区は解禁していないが
取材報告や各地の釣果速報からして
今年はやはり、春の寒さが災いしてか
アユの型がとても小さいようだ。

ただし、数は例年よりも多いということろが大半。
今日のようの照り込みが続いてくれれば
アユも一気に大きくなると思うのだが。

さて、どうやらぼくには徳がないようで
「初アユ食べたいなあ」
と毎日のように言っているのに
編集部員はちっともアユを持ってきてくれない。

というわけで
昨日は待ち切れずに
新橋の鮎正に行ってきました。

鮎正さんは以前
月刊つり人でも取材をさせていただいたことがある名店。
おそらく、都内で天然アユを看板に掲げているお店は
鮎正さんくらいではなかろうか。

メインの仕入れ先は
アユ釣りファンの間では有名な
島根県の高津川。
だが、今年のように型が小さいと一か所だけで賄うことができず
他の川からも仕入れているという。

ただ、放流されて間もないようなアユは
決して使わないのが店主のポリシー。
天然か放流かは、腹を裂いて脂を見れば一目瞭然だという。

昨夜は
天然アユのフルコースをいただきました。

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アユはなんといっても塩焼きでしょう

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これぞ珍味中の珍味、アユの苦ウルカ

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仕上げは鮎飯

これはほんの一部の料理。
飲む前は
今日こそすべての料理を撮ろうと誓っていたのだが
シャッターよりも箸が先に動いてしまい
シャッターチャンスを逸してしまったしだい。
かたじけない…。

放流ものだと解禁直後の若アユでも
骨がやけに固く興ざめだが
昨夜のアユは正真正銘の天然もので
頭から食べても全く骨が当たらない。

いや〜、旨かった。

ご馳走さまでした!!!

(山根)



(山根)