昨夜は北海道支社へ行ったあと
ノースアングラーズ関係者とすすき野へ。

北海道の釣りの話を肴に飲んでいると
時間が激流のように流れていく。
夢がありますね〜、北海道の釣りは。

夕方6時から飲み始めて
あっという間に日付が変わってしまった。

ぼくは近くの激安ビジネスホテルに泊まるからいいものの
スタッフの皆さんは、タクシー。
中には泊まったほうが安いという人も。

申し訳ない気持ちで宿へ向かうも
道がさっぱり分からない。
見かねたH君とY君が送ってくれるという。

「すまないね〜」
「いえいえ。ところで、北海道では飲んだ後はラーメンで締めるんですよ」
とY君はキラリと目を輝かせた。


「近くに美味しいラーメン屋あるの?」
「あるんですよ2軒。
1軒は塩で1軒は味噌。
北海道は味噌と思われるかも知れませんが
ここの塩が抜群なんですよ」
H君も絶賛しているではないか。

そこまで言われて食べぬわけにはいかない。

歩いていくと
どう見ても観光客目当てとしか思えない
ラーメン横丁という看板が出現した。
まさか、ここじゃないだろうな……。

以前、ある地方に取材に行き
「すごい旨いラーメン屋を知っているから
ぜひ帰りに食べに行きましょう」
と同行者に期待を抱かされ、連れて行かれたのが
どこにでもあるチェーン店で
ショックのあまりラーメンではなく
チャーハンを注文した記憶が蘇ってくる。

しかし、ラーメン横丁の前を
躊躇なく素通り。
ホッと胸をなでおろす。

目当ての店はその近くにあった。
なんと午前1時を過ぎているのに
塩ラーメンが有名な信月には5〜6人が並んでいるではないか。

「ちょっと並びますけどいいですよね。
山根さんはいつもラーメン二郎に並んでいるそうですから(笑)」
とY君。

Y君もH君もラーメンがとても好きで
内地にしかないラーメン二郎を
一度でもいいから食べてみたいのだという。

「山根さんはやっぱり野菜マシマシとか言うんですか」
Y君はやたらとラーメン二郎の知識があり
根掘り葉掘り聞いてくる。

席が空いたのでイチオシの「塩しょうがラーメン」を注文。

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スープは透き通っていて
あっさりとしているがコクが適度にある。
ショウガがツ〜ンと鼻の奥を刺激して
スープをグビグビ飲んでしまう。

中太の麺はコシがあり
あっさり塩味のスープによく合っていた。

Y君はしきりに
「どうですか、二郎とどっちが旨いですか」
とラーメンを食べながら目を輝かせて聞いてくる。

考えてみたが、比較のしようがない。

それは多分、同じコメを使った料理だからといって
オムライスとチャーハンの味を比べるようなものだろう。

ぼくの中では
ラーメン二郎というのは
ラーメンというより「ラーメン二郎」という食べ物なのだ。
だから、ラーメン二郎の比較の対象になるのは
ラーメン二郎しかない。
神保町店は量がすごく、川崎店や鶴見店は適度な甘さがあり
目黒店や松戸店は少しからめといったぐあいだ。

しかし、そんなことを言ったところで
Y君やH君に分かるはずがない。
今度ぜひ、Y君とH君を東京に呼んで
ラーメン二郎を食べてもらおうと
強く思ったのだった。

(山根)