道志七里の鼻曲りアユの里として知られる
山梨県の道志川(奥道志)は都心近郊にあって
今でも水は清冽だ。

ぼくが初めて行った30年前は
今よりもずっときれいで
盛夏でも水はキンキンに冷たかった。

淵を潜ると尺近いウグイの群れが悠々と泳いでいて
その周りにパーマークの浮き出たヤマメもいた。

しかし、いかんせん、5分と泳いでいられない。
水が冷たすぎて、キン〇マがじんじん痺れてくるのだ。

冷たい水で泳ぐと
キン〇マがじんじん痺れるということを
ぼくに教えてくれたのが道志川だった。

また、初めて釣りに行った長良川では
見た目以上に水深があるのに驚かされた。

せいぜい腰くらいまでの水深だろうと川に入ると
一歩踏み出した足が、なかなか川底に着かない。

「おっとっとっと」と転びそうになり
どうにか足が川底を捉えたとき
水面は胸元にあった。

「あ〜ビックリした」
とひとりニヤついてしまったのを覚えている。

美しい川との邂逅は、何年、何十年経っても
色褪せることがない。

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(山根)