東京電力・福島第一原発が放出した放射性物質の影響で
早々とアユ釣りの解禁を中止すると決めていた
福島県の久慈川第一漁協が
先ごろ行なわれた役員会で
中止を撤回すると決めたとのことです。

今月に入ってから採捕したアユを検査したところ
4月からの新基準値100ベクレルを下回ったのが、その理由。

例年どおり
6月の第一日曜日(今年は3日)に解禁が決まりました!

同漁協が管轄するのは
矢祭地区という久慈川の上流部。

都心近郊からも日帰りでアクセスできるとあって
昔から根強い人気のあったエリアです。

放射性物質の自然界への影響について研究されている
東京海洋大学の石丸教授も
今春に行なわれた講演会で
アユは大丈夫と推測されていただけに
今回の久慈川第一漁協の発表は
それを裏付けるものとなりました。

現在、編集部では全国の漁協に電話取材をし
天然アユのソ上状況、解禁日、放流量などについて聞いていますが
今のところ、放射能の影響で解禁を断念したところは
福島の立入禁止エリアなどを別にしたらありません。

このまま無事に解禁を迎えられますように!

(山根)