前回前々回では
イトの号数や材質により
結びの強度は変化するということを書きました。

残念ながら
絶対的に強い結びというのは存在しないのです。

以前、イトメーカーから
専用の計測器を借りて
月刊つり人編集部で結びの強度テストをした際

たとえば
1号以下のナイロンとフロロカーボンを直結する際には
たわら結びが強かったですが
2号のナイロンとフロロカーボンでは
トリプルサージャンズノットが上回りました。

上記はほんの一例ですが
号数、材質の他に
結びの強度に変化をもたらすもの。

それは、結ぶ回数です。

たとえば、ハリを結ぶ際の外掛け結び

たくさん巻き付けたほうが強度が出るような気がしますが
強度は巻き付ける回数に比例しません。

使用するイトの太さにより回数は異なるのですが
だいたい、5〜6回が最も強度が出ました。

巻き付ける回数は
太いイトは少なめがよく、細いイトは多めがいいです。

巻き付ける回数が多すぎると
結びの最後に締め込んだ際に、締まりきらなくなるのがその理由だと思われます。

内掛け結びフィンガーノットも同様です。

このように
イトの号数、材質、そして結ぶ回数によって
結びの強度は変わってきます。

しかし、もう一点、結びの強度を左右する要因があります。

続きはまたの機会にさせてください。

(山根)