北海道の釣り雑誌
NorthAngler'sが通巻100号を迎えました。

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間もなく800号を迎える月刊つり人に比べたら
まだまだ若造ですが(笑)
北海道のネタだけで100号というのは、スゴイことだと思います。

特別企画として、創刊から今までを振り返る企画があり
北海道の釣りのスケールの大きさを実感できます。

また、興味深いのが、アオリイカ釣りの記事。

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北海道は元々、アオリイカはいないとされていましたが
数年前から道南の津軽海峡に面したエリアで
小型のコロッケサイズが釣れ始め
今年は、日本海側でも回遊があったそう。

現在発売中の月刊つり人12月号で、専門家にレポートしていただいていますが
日本列島の沿岸部では海水温が過去100年で確実に上昇しており
日本海側では1・7度も上がっているエリアがあります。

1度の水温上昇というと
たいしたことじゃないように聞こえますが
地球環境的には大異変と呼べるレベルだそうです。

ここ数年の相模湾のキハダマグロの大回遊も
これらの影響と考えられます。

というわけで
今後も北海道のみならず
全国的に魚介類の分布が変化することが予想されます。

伊豆半島でグルクンが釣れたなんてウワサもあるくらいで……

(山根)