このところ、
釣り業界外の方とお仕事をするケースが増えています。

一般の人たちの目に、釣り業界がどのように映っていて
一般の人たちの目に、釣りを魅力的な遊びと映すためにはどうすればいいかを
一般の人たちと一緒に考えるのは、それはそれで楽しいです。

というわけで昨夜も
釣りとは無縁の方々と新橋で痛飲。

さらに数日前には
某大手住宅メーカーの役員さんと飲みに行きました。

その役員さんとは10年ほど前、知人の紹介で知り合い
磯釣りをやってみたいというので、何度かご一緒させていただきました。

その後は東北や関西に転勤を繰り返し
ここ10年ほどは、すっかり疎遠になっていました。

で、晴れて役員になられ東京本社勤務になったというので
久しぶりにお会いさせていただいたしだい。

「いや〜、昔、山根さんに連れて行ってもらった磯で41.5センチのオナガメジナ釣って
すっかり磯釣りにハマッてしまってね〜」
と、役員さんは切り出し
この10年間のフィッシングライフを
とつとつと語り始めました。

話をうかがっているうちに
目の前で話されているのは
稀にみる超人ではないかと震えがきました。

長崎県男女群島、五島列島、愛媛県日振群島、西海中泊、武者泊
高知県沖の島、鵜来島、徳島県牟岐大島
紀伊半島、牡鹿半島、神津島、三宅島、八丈島
神子元島、鵜渡根、銭洲、イナンバなどなど

磯釣りマン憧れの磯でほとんどサオをだし
しかも、夢の60センチオーバーのオナガメジナを5尾も釣られたそう。

これだけ遠征釣行を繰り返しながら
仕事でも出世街道をひた走り
40代にして大手住宅メーカーの役員に就任。

昨日のブログでも紹介した話題の新刊
仕事ができるようになりたければ釣りをしろ
を、まさに地でいっていました。

いるんですね〜
本当に、こんな方が……。

(山根)