編集部の新人君に
話題の新刊 仕事ができるようになりたければ釣りをしろ
を研修代わりに読ませました。

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実際、某大企業から
社員研修に使いたいということで大量注文をいただきましたし
釣り専門出版社の新入社員には、これ以上ない教材です。

で、読後に新人君が
「目からウロコです」
と澄んだ目をキラキラ輝かせて言ってきました。

「よし、だったら、書評を書いてみろ」
「えっ、本当ですか? いきなりそんなこと…」
「書評原稿くらいサクッと書けなくて編集者が務まると思うか」
「はい、分かりました」

という感じで、新人君の初めての書き原稿の仕事が決まりました。

どうせならと、著者の中鉢氏にお願いをして
今日、二時間ほど頂戴し、新人君に突撃インタビューをさせてみました。

中鉢氏の本業は経営コンサルタントながら
現在は社員研修や大学、高校での講義を主に行なっています。

結果的に、インタビューするどころか
マンツーマンで新入社員研修を受けたような感じになってしまいましたが
隣で聞いていて、ものすごく勉強になったので
超釣りキチの経営コンサルタントの助言をいくつか紹介したいと思います。

・新人に居場所はない。自分でスペースを作れ
会社が自分に仕事を与えてくれるのを待つのではなく
自分にしかできない仕事を見つけて、会社に必要とされる存在に早くなれということ。

・大人が本気を出して3年間何かに取り込めば、それなりの結果を出せる。
休んでいるヒマなんてない。200%の力で仕事に取り組め。自分が最初に就職した会社では入社2年間は、月の残業時間が300時間を超えていた

・よく若手は「勉強させてもらいます」などと言うが、会社は学校じゃない。会社は結果を出す場所だ。勉強は家でして来い。

・新人の意見など会社に届くわけがない。が、行動は確実に届く。圧倒的な行動量で会社にアピールしろ

いや〜、いい話でした。
中鉢さん、ありがとうございます!

(山根)