8月1日からニコ生で始まったニコニコつり人チャンネル。
1日から31日まで毎夜22時から
つり人社の動画コンテンツを生放送するという企画で
早くも累計来場者数は20万人に届きそうな勢いです。
7日に放送された鯉魂は、
2008年に制作された本邦初のカープフィッシングDVDですが
ボイリーのインパクトが強かったようで
コメント数は8000を超えました。
昨夜放送されたバスフィッシングの番組でも
なぜかコメントにボイリーの文字が飛び交っていましたね。
というわけで、ここでボイリーについて簡単に説明したいと思います。


ボイリーとはイギリスで生まれたカープフィッシング(コイ釣り)のエサで
写真のように飴玉のような丸型でカラーバリエーションが豊富です。
ヨーロッパでも昔からコイ釣りは楽しまれていましたが
30年くらい前までは、いわゆるダンゴの釣り方で
一部の釣り人が楽しんでいる程度でした。
しかし、20数年前にイギリスでボイリーが考案されると
瞬く間にヨーロッパ全土に広がり
大ブームになりました。
ボイリーの語源はボイル(茹でる)です。
従来のダンゴエサは小魚についばまれて投入後1〜2時間もすると食べられてしまいますが
小魚の攻撃を防ぐために
粉エサをボイルすることで、表面を固くし、小魚が口にできないようにしたわけです。
ボイリーの出現により
大ゴイをねらって釣れるようになり
しかも、数釣りも可能になったのです。
今では、ヨーロッパの釣り人口の半数以上が
カープフィッシングファンといわれるほどです。
フィッシングショーならぬ
カープショーも行なわれています。
ボイリーはヨーロッパにとどまらず
アメリカ、アフリカ、中国など世界各地に広がり
日本にも7、8年くらい前から使い始める人が増えてきました。
2008年にはCarpFishingという専門誌(春、秋の年2回発売)も国内で創刊されました。
世界選手権大会もいくつかあり
最大級のWCC(ワールド・カープ・クラシック)は
世界30か国以上のカープアングラーが出場します。
ちなみに、27日のニコニコつり人チャンネルでは
フランスで行なわれたWCCに日本チームが初出場した時の模様を収録した
鯉魂3が放送されます。
ボイリーを用いたカープフィッシングは
エサ釣りとルアーフィッシングを足して2で割ったような奥深さがあり
男心をくすぐる専用アイテムも充実していて
一度やったら病み付きになること必至。
現在公開中のHonda釣り倶楽部で
11万円相当のカープフィッシングタックルセットが当たる
プレゼントキャンペーンを開催中なので
興味のある人は、このチャンスをお見逃しなく!
(山根)