子どもの頃
「カッパは夜行性だから、暗くなったら水辺に近寄ってはいけないよ」
と祖母から何度も言われた。

実際、ワタシがよくサオをだしていたクリークには
「キケン カッパに注意!」
の立て看板が、あちこちにあった。

だから少年時代、面白いように魚が釣れていても
日が暮れてくるとカッパが出やしないかと気が気でなく
カッパ恐ろしさに家路を急いだもんだった。

しかし、今。
カッパは絶滅寸前である。

護岸工事や金網、柵などにより
最初から子どもが水辺に近づけないようにしてしまっているのだ。

これではカッパの出る幕がない……。

子どもが水辺で遊ぶ機会は減り
水辺で遊ぶことの楽しさと怖さを学ぶこともできない。

というわけで現在、編集部では全国各地のカッパの生息状況を調べております。

「よく釣りに行く場所にカッパの看板がある」

「地元には、こんなカッパの言い伝えがあった」

「ジイちゃんから、カッパのこんな話を聞いた」

などなど、なんでも構いませんので
全国各地のカッパ情報を求めております。

カッパについて心当たりのある方は
以下のアドレスまでメールください。

kappa@tsuribito.co.jp

場合によっては担当者から問い合わせがいくかもしれません。

ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

(山根)