東京五輪が決定。

遅々として進まぬ被災地の復興や
なす術なしの汚染水問題など
手放しで喜べない部分もありますが
決まった以上は
東京でやってよかったと世界中の人に思ってもらいたいですね。

これから2020年に向けて
東京では急ピッチで開発が進むことになると思います。

そこで提案。
ハコモノやコンクリートに頼る
前時代的な開発は、いい加減止めましょう。

現在、東京23区内には
多摩川や江戸川、荒川など
天然魚を釣れるフィールドが、まだいくつか残されています。

世界有数の大都市の中で
天然の魚を釣れる場所があるなんて
こんなに素晴らしいことはないと思います。

これから2020年に向けて
たとえば神田川のような三面護岸されて水路になってしまった川の護岸を壊し
緑豊かな自然の岸部を復元させ、
海外からの観光客でも釣りが楽しめるようにする
というのはどうでしょう。

水辺をコンクリートで固めて常夜灯を乱立し
夜になるとライトアップされてきれいなんていうのは
今や先進国では、当たり前の光景です。

夜になると常夜灯ではなく
ホタルの求愛の灯が見られるほうが
東京を訪れる人のインパクトも大きいはず。

釣りは平和の象徴。

大都市東京での釣りを
オリンピック同様、世界中の人に楽しんでもらえればなあと
願っています。

(山根)