東京湾で青潮が発生しちゃいました。

千葉県船橋市から千葉市にかけて
10キロ以上にわたり帯状に広がっている模様。

青潮とは
硫化物を含む海底近くの水が
海面に浮いた状態のこと。

東京湾をはじめ
大きな湾の湾奥部には
海底に貧酸素水塊が多かれ少なかれ所々にあり
これが押し上げられたのが青潮といえます。

東京湾の湾奥では
夏から秋にかけて北東風が吹き続けると
上層の水が湾口部に押し出され
それにしたがって、海底の水が海面に浮上するという仕組み。

湖でいうターンオーバーとほぼ同じ現象だと思います。

青潮が発生すると魚介類は酸欠状態になり
ハゼや貝などの底生生物が大量死することがあります。

今回の青潮は早く終息するとのことなので
大きな被害にならないことを祈っています。

昔から江戸前ハゼは彼岸からという言葉があるように
東京湾のハゼ釣りの最盛期はこれから。

がんばれハゼ!

(山根)