タイ王国でアオリイカのティップランに挑戦してきました。
案内してくれたのは
神の魚・サハールの著者であり
現在は現地在住の小林龍彦さん。
ちなみに、同書は幻の魚、マハシールを追って
ネパールの奥地へ分け入る紀行文。
釣りだけではなく
現地人との心温まる交流なども美しい文章で綴られていて
釣り紀行文としては、私の中で間違いなくベスト10に入る一冊です。
釣りをしない人でも、きっと感銘を受けるはず。
アオリイカはタイをはじめ東南アジアでも普通に見られ
タイでもエギングで釣られています。
当日はシャム湾の湾奥部
大きな海鮮市場で有名なナクルアの沖から
シーチャン島にかけてねらう予定でしたが
風が強く断念。
パタヤ沖からナクルアにかけての水深10〜15mラインをねらいました。
潮が速いという事前情報があったので
ミチイトはPE0・6号、餌木はティップラン専用の40gを多数用意しましたが
底ダチこそ取れるものの、どうも餌木が浮き上がってしまうような感じ。
15号のオモリを付けてみても結果は一緒。
まあ、あれだけ潮が速く、風が強かったら
ティップランは無理ということなのでしょうか……。
というわけでアオリイカは不発でしたが
マルイカ(たぶん)がけっこう遊んでくれました。
ちなみに、ドウヅキの置きザオでイカをねらっていた小林さんには
アオリイカもヒット。
小林さんは80号のオモリを付けていました。
アオリイカは300〜400gがアベレージサイズのようですが
数はものすごく多いとのことなので
もう一度、リベンジしてみたいと思います。
ちなみに、タイはすでに夏ですが
暑さはあまり気になりませんでした。
むしろ、日本の夏のほうが暑く、不快かもしれません。
(山根)