戦場カメラマンの渡部陽一さんと
多摩川のテナガエビ釣りに行ってきました。

渡部さんはテナガエ釣りビ初挑戦とのこと。

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なんと渡部さんは混迷続くウクライナから帰国したばかりとのこと。

六郷土手からのゆったりとした眺めに
「平和ですね〜」
と、しみじみ呟いたのが印象的でした。

渡部さんは西伊豆の田子の浦出身。
幼少の頃から釣りが大好きということだけあって
なんと2投目でテナガエビをゲット。

「エビの引き、たしかに興奮しますね〜」
と、心底楽しそうでした。

数日前までの不調がウソのように
今日はよく釣れました。
やはり、梅雨が最盛期のターゲットだけに
この蒸し暑さでスイッチが入ったようです。

納竿後は
港区芝の老舗寿司店おかめ鮨にて
釣りたてのテナガエビを素揚げにしていただきました。

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「爪にまで身が詰まっていて、味が凝縮されていて
感動的な旨さですね〜」
と、例の口調で渡部さん。

テーブルに置かれた渡部さんの愛機を見ると
満身創痍といった感じです。

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「海外で取り上げられたりして何度も離れ離れになったカメラなんで
手放せないんですよね〜」
とのこと。

渡部さんは数日後には、緊張のウクライナに向かうそうです。

釣りは平和の象徴と言われますが
戦場を駆け抜けてきたカメラマンの
「平和ですね〜」
という言葉に、じ〜んとした一日でした。

渡部さん、無事に帰国してくださいね。

(山根)