世間はお盆休み真っただ中ですが
編集部は今日も元気に全員編集作業に精を出しています。

8月25日発売予定の月刊つり人10月号の最終校正が
今日明日のメインの仕事ですが
記事が面白すぎて、つい校正を忘れて読みふけってしまいます。

いかん、いかん。

校正の合間に、気晴らしに読書。

11


ミツバチ大量死は警告する
を読み始めましたが
期待どおりに面白そうです。

ミツバチは発達した脳を持ち
高度な社会生活を営む社会性昆虫として知られています。

彼らの「分業」は徹底しています。

まず、群れは1匹の女王バチと数万匹のメスの働きバチ
その1割以下のオスのハチからなります。

女王バチは1度の交尾で
十数匹のオスと交わり
700万個もの精子をためこみます。

このためこんだ精子を使って
数年間ひたすら卵を産み続けます。

女王バチの仕事は産卵のみともいえます。

オスバチの仕事はといえば
他の群れの女王バチと交尾することのみ。
う〜ん、うらやましいような……。

とはいえ、実際に交尾に参加できるオスバチはごく一部。
女王バチの中に精子を注入できたオスバチはその場で死に
交尾できなかったオスバチは巣にもどり
食べるか休むかの日々を過ごし
秋になると巣から追い出され一生を終えるんだそうです。
いや〜、切ないっす。

いわゆる働きバチというのは全部メスで
このメスバチたちも、成長段階において
育児、内勤、外勤と、仕事が見事に分かれているそう。

人間社会において
分業を理論的に定式化したのは
アダム・スミスの国富論が最初といわれています。

まだ300年も経っていません。

ミツバチはそのはるか前から
徹底した分業の社会を営んできたわけです。

この高度な社会生活を営む昆虫を
今、人類は滅ぼそうとしているわけですが
これがいかに危険なことなのかというのが
この本の本題です。

興味のある方はぜひご一読を。

(山根)