ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

2006年06月

初アユ好発進

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ヤマネやマノが河津川で撃沈していた同じ水曜日、
ワタシは福島県の高瀬川で満面の笑みを浮かべていました。

高瀬川の解禁は25日の日曜日。
解禁前に水が出て
当日も天気はよくなかったそうだが
釣れっぷりは前評判どおりだったそうだ。
多い人で60尾。しかも多くが天然魚で
しかも20cmを超す良型がバンバンだったとか。

オトリ店で見せてもらった解禁日の釣果。確かにデカいっす!

翌日の月曜日も好調キープ。
水況も安定しているうえに照り込んで
ますます追いだしたとか。
さらに前日の火曜日も曇りの予報に反して晴れ。
10尾以上はダレでも釣れるという。
こりゃ、期待するなというほうが無理。

2.jpg
いかにも東北の小河川といったチャラチャラの流れ

着いた高瀬川は黒石ビカビカのヨダレもの。
しかし、地元の名手いわく、
「高瀬川の黒い石はアカ腐れ。本当に釣れるのは赤い石と砂地に点在する白い石」
とのことです。

結果は同行者とともに朝から入れ掛かり!
同行者は瀬落ちをねらい
ワタシはチャラで静かに泳がせ釣り。

大伝橋の下の人気ポイントだけに
解禁から3日間で
追い気の強い良型はかなり抜かれてしまったらしく
全体的にやや小さめだったものの
昼までに20尾。
朝と昼に山の上流のほうで雨が降った影響で
午後からは草などが流れて釣りにくかったが10尾ほど追加。
いやはやワタシにしたら上出来です。

3.jpg
いかにも若アユといった17cmクラス。当日は期待していた20cm超はでなかったが大満足デス

アユは蓋が開いても分からない

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ワールドカップは蓋を開けるまで分からないが、
今大会は今のところ順当にきている。
予選をギリギリ通過したフランスが
決勝リーグで優勝候補のスペインに
圧勝したのには驚いたが…。

蓋を開けるまで分からないものはたくさんあるが、
アユ釣りほど予想と結果が異なる釣りもないだろう。
解禁直前はアユが踏みつけるほど見えていたのに、
解禁後、神隠しにあったかのように川から消えてしまった…
なんて話は枚挙に暇がない。

人一倍猜疑心の強い僕は、
解禁前の情報に関しては、それほどこだわらない。
大事なのは、解禁後の結果だ。

2006年のアユシーズン。
都心近郊の河川は完全にスタートに出遅れた。
そんななか、道志川と河津川だけはまずまずの釣果だった。
河津川は我が巨人軍のように息切れすることもなく、
その後も釣れ続いた。

そして今日、高水のため2、3日、サオ止め状態だった河津川へ、
満を持して釣行。
アカが飛んでしまっていることが懸念されたが、
橋から見下ろすと石は真っ黒。
おりまっせ〜、天然アユがぎょうさん、おりまっせ〜!

今季初のアユ釣りに、鼻血が出そうなくらい興奮する。

しかし…

アユ釣りは蓋が開いても分からないのだった。
詳細は月刊つり人9月号(7月25日発売)の
「編集部が太鼓判」の真野のコーナーにて( ̄。 ̄;)


錦江湾

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鹿児島県は錦江湾でエギング取材を行ないました。
時期ハズレの可能性もありましたが取材は大成功。
早くも200g以上に育った新仔が釣れ盛り、
さすがに大型の乗っ込みは終了したかと思いきや
1?sオーバーの良型もサクサク。
さらには産卵前でペアリングしているアオリイカが目の前に。
もちろん、こうなると餌木は追いません。
でも、2?sはあろうかというオスや
オスに寄り添うふた周り小さなメスを見ることができました。

DSC_8035.jpg
大きなオスは背中に“−マーク”、小さなメスは“◎マーク”があるのが特徴

結婚記念日

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アユである。
連日、アユの情報が入ってくる。
しかし、あまりいい話はない。
どこもかしこも、アユの発育が遅れているようだ。

アユ釣りの際、結婚指輪がサオに当たるのがイヤで
以前は釣行の前に指輪を外していた。
しかし、2年ほど前、あろうことか指輪を紛失。
カミさんに罵られ続けるも、
「ないものはない」と言い続けてきた。

今日は5回目の結婚記念日。
清水の舞台から飛び降りるつもりで、
一家で外食。
近所のステーキチェーン店へ。

カミさんが気をきかして780円のハンバーグを注文したので、
僕は震える指先で2000円のサーロインステーキを指した。
やっぱり、久しぶりに食べるステーキは旨いっ!
たとえそれがファミレスでも…

食後に、カミさんが娘にクレヨンをプレゼント。
その後、
「はい、次はパパね、目をつむって」
と言われ、瞳を閉じて手を差し出す。
手のひらに軽い小さな箱が置かれた。
蓋を開けてみると、なくしたはずの結婚指輪が。
「2日間、必死で探して見つけたのよ。
子供のオモチャ箱に入っていたわ」

指輪をはめようとしたが、
指がむくんでいて、まるで入らない。
けれど、うれしかった。
一方、僕はプレゼントを何も用意しておらず…
しかも、ステーキは一切れもわけずに平らげてしまった。
申し訳ないというよりも、
男として、夫として、自分が情けなかった。

九州のアユ

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九州へ行ってきました。
ダイワ鮎マスターズ九州大会の会場である
宮崎県一ツ瀬川へ。
しかし、昨年の台風の爪痕が残っているうえに
雨後のニゴリが取れず、
支流の小川川で開催しました。

こちらはコーヒー牛乳色の本流とは打って変わって
素晴らしい透明度!

DSC_7838.jpg
元気アユに磨かれた黒光りする石。ハミまくるアユがキラキラと光る

あちこちでダム湖産アユがアカを食みまくっていました。
予選トップは30尾という好成績。
天候にも恵まれ盛況のうちに無事終了しました。

九州というと球磨川に代表される尺アユ、大アユという
イメージがありましたが、
小河川の数釣りも楽しめるのだと実感。
フトコロが広いんですね。

ただ心配なのはその後の大雨。
梅雨前線が異常なほど停滞していて
本当に心配です。

伊豆ドライブマップ哀歌

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伊豆半島の陸っぱり釣り場を網羅した

伊豆ドライブマップ(7月上旬発売予定!)

製作もいよいよ大詰め。
最終チェックのため2日間、
朝から晩まで伊豆半島を徘徊した。

釣具店や渡船、船宿などの情報を網羅したカーナビ
「釣りキチ ナビ平」と実際の道路状況、地図とを照らし合わせて
最終チェックを行なう。

1日中、車の中で地図と睨めっこするのだから、
助手席に座る人は大変だ。考えただけで車酔いしてくる。
誰を連れて行くか?

白羽の矢がたったのが編集部マノだ。
初の沖釣り取材が波高5mの伊豆下田沖だったにもかかわらず、
平然と船内で昼飯をたいらげ、
沖釣り応援団長こと大塚貴汪さんを唸らせたほどの
三半規管を備えた10年に1人の逸材。

初日は伊豆半島の付け根、
田子の浦を早朝に発ち、
以後はひたすら下道を走り続ける。
釣具店や道標があるたびに車を止め、
つぶさにチェックする。

車の運転をするだけで疲れるのだから、
マノはさぞかし大変だろう。
と、思い、助手席をちらりと見やると、
地図を手にしたまま白目をむいている。
「大丈夫か!」
「あっ、スミマセン、気を失ってました」
すぐに車を止め、休憩。
「なんだか、気持ちが悪くって」
これまで、乗り物酔いの類とは無縁だった男から
信じられない言葉が飛び出した。

だが、僕は聞こえないフリをして、
車を再び走らせた。
マノはみごとに復活し、
任務を遂行してくれた。

夜、僕らは赤沢温泉ホテルに宿を取った。
ここは1泊2食付だと1万5000円だが、
素泊まりだと6000円なのだ。
それで、日帰り温泉館(1200円)も出入り自由。

目の前の赤沢港でエギングをしたかったが、
大雨強風のため断念。
チェックイン後すぐに本館の大浴場へ向かった。
以前、日帰り温泉館に行ったときは
イモ洗い状態に辟易したが、
本館は空いている。
東伊豆の海を一望できる露天風呂にゆっくりと浸かって
英気を養う。
露天風呂.JPG
釣り好きにはたまらない露天風呂。もちろん、タオル類はすべて脱衣所にある。ちなみに、部屋は12畳ほどの純和風。素泊まりとはいえ、これで6000円は安い!

「いや〜、いい所ですねえ。
こんな宿に泊まっちゃっていいんですか?
うれしいなあ、今度彼女を連れてきてあげよう」
感情をあまり表に出さないマノが、
めずらしく溌剌としている。

「そうだよ、連れ来てあげなよ。
こうやって、取材のときに各地の温泉に入ったり、
郷土料理を食べたり、快適な宿を見つけるのも、
俺らの仕事の一部なんだからさ」
「そうですね」
マノの目がキラキラとしていた。

君もいつか気付くだろう。
連れて来てあげたいリストは増える一方で、
現実的にはそんな時間もカネもなく、
どこにも連れて行ってあげられないということを。

カワヤツメ?

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水生昆虫の調査のために
何度か網を持って川に入ったことがある。
普段釣りではお目にかかれないような
オヤニラミやホトケドジョウ、メダカなどの魚が採れて楽しいのだが、
そんな僕が一度見てみたかったのがヤツメウナギ。
その名のとおり目が8つあるように見え(後ろの7つはエラ穴だが)、
しかもアゴがない無顎類に含まれる。
魚などに吸い付いて肉を削り取るらしい。

奇妙なものには惹かれるたちなので、
ぜひとも捕まえてみたかったのだが、
先日山形県で念願の初対面。
川虫を採っていたら偶然網に入ったのだ。

ヤツメウナギ.jpg
小さいが確かに8つの黒い点が…

精力剤になるとかいううわさもあり、
食べる人もいるようだが
今回はリリース。
…したのはよかったのだが、
写真がいい加減なのと知識がないため
こいつの正式な種名が確認できない。
カワヤツメだと思うのだが……なんなんでしょう?

サーフで考え中……

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欲しかったロックフィッシュ専用のベイトロッドを購入。
そんでもってロックフィッシュ取材へ行ってきました。

舞台は静岡県某所のサーフ。
最近、この辺りではサーフからのエギングが盛んになっています。
というのも、飛距離さえ出せれば
ブレイクの先の深場に潜んでいるアオリイカに遭遇できるからです。

沼津在住でSW全般を得意にする新保明弘さんは
サーフエギングの先駆けのひとり。
同様のアプローチで、
サーフから本気でロックフィッシュをねらっています。

こうなると、とにかく飛距離がモノをいいます。
当然、ロングロッドに細めのPEラインでメタルジグという組み合わせです。

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「OCEA AR−C S1006L」を操り、かっ飛ばす新保さん

でも、飛距離がモノをいうのはサーフに限らないはず。
ただし、ロックフィッシュの場合、
ベイトタックルにフロロカーボンラインが主流です。

ちなみに、ワタシがヘタクソというのもありますが
飛距離の差はいかんともしがたく
ワタシも早々にスピニングのロングロッド+極細PEラインの釣りに変えました。

エギングで慣れているからかもしれませんが
ロックフィッシュの釣りも
細いPEラインのほうが釣りやすい気が……。
いちいち根掛かりのたびにラインシステムを組むのが面倒
というのは確かにありますが
海面に浮いて、ルアーを上に引っ張り上げる特性を活かせば
沈んでしまうフロロカーボンよりも根掛かりが少ない気もしています。

ただしこれは足場の高さや水深によっても
変わってくるでしょう。
また、地域によっては玉網など持たずに
険しい地磯をラン&ガンします。
このような釣りでは抜き上げが前提ですから
細いPEラインは不向きです。

ベイトタックルとスピニングタックル、
フロロカーボンラインとPEライン、
それぞれの特性を活かして
この釣りはまだまだ進化していきそうな気がします。

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朝マヅメの数投でシーバスがヒット。サーフって意外に釣りものが多彩です

津留崎健 写真展開催中!

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月刊つり人の表紙写真、巻頭カラーページ
を撮っていただいている写真家の津留崎健さん。
釣りの写真をアートの域まで高め、
今や多方面から高い評価を受けている。

昨日、銀座のキャノンギャラリーにおいて、
津留崎さんの写真展

幸福の森 2700kmフライフィッシングの旅

が幕を開け、記念パーティーが行なわれた。
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会場には、日本の自然の美しさをあますところなく伝えた渾身の作品がずらりと並んだ

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水際の魔術師、津留崎健さん。今日もどこかの水辺で釣りを写している

ギャラリーにはため息が出るような美しい写真が並び、
日本の自然の美しさを再認識させられた。
水際の魔術師、ここに極まれリといった感じだ。
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会場には大勢の津留崎ファンが駆けつけた

思えば10数年前、
津留崎さんのスタジオを初めて訪れた際、
僕は衝撃的な言葉を耳にした。

そのとき、津留崎さんは毛バリの撮影中だった。
1本の毛バリを撮るのに、カメラの角度を変えたり、
ストロボの調整を変えたり、ゴミを何度も拭いたり、
とても忙しなく動いていた。

「1本の毛バリを撮るのも大変なんですねえ」
と僕が言うと、津留崎さんはファインダーを見ながら言った。

「写真ていうのはね、手をかければかけただけいいものに
なるんだよ。楽していい写真は撮れないんだよ」


カメラマンに必要なのは努力ではなく才能
だと思っていた僕は、とてもショッキングだった。
今でも僕は取材等で自分が写真撮影をする際、
津留崎さんのその言葉を心の中で反芻している。

今回の写真展
幸福の森 2700kmフライフィッシングの旅
は同タイトルの写真集の発売を記念して行なわれるもの。
銀座のキャノンギャラリーでは6月12日〜17日まで。
以降、
札幌:7月24日〜8月4日
仙台:8月28日〜9月8日
名古屋:9月21日〜10月4日
福岡:10月16日〜10月27日
梅田:11月9日〜11月15日

と全国を回る。

各会場では、先着40名にかぎり、
津留崎さんと直接会話ができる
ギャラリートークも行なわれる。

写真集の購入および
ギャラリートークの詳細については
こちらをクリックしてください。

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オープニングパーティーで祝辞を述べる小社の鈴木康友社長。水際の魔術師の才能を早くから見抜いていた1人


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パーティーの最後を締めたのはフライフィッシャー編集長の若杉隆。まだ写真家として食えなかった時代から津留崎さんと苦楽を共にしてきた兄貴分














渡る勇気のある人は訪ねてみては?

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これまで、渓流ではいろいろな橋を見てきた。
四国のかずら橋なんて、かずらを編んであるだけで怖かったが
それでも有名観光地なのだから切れて落ちる心配なんてしなかった。

だがこれは……。
橋.jpg
隙間だらけというか、ただ木の板を乗っけただけの吊り橋。
いつ腐って割れてもおかしくなさそう。
おまけに落っこちても誰も気が付いてくれないような山奥だ。

だが、さらに度肝を抜いたのがこの橋。
橋かいな.jpg

っていうか本当に橋なのかすら怪しい。
一応橋の入り口らしきところには梯子があって、
上のワイヤーを掴んで木に乗っかれば渡れそうだが、
それにしてもワイヤーはそうとう錆びているし……。
橋ではないと信じたいが、橋以外の用途は思いつかなかった。
これを見て渡りたくなったあなた、責任はもちませんので
あしからず。
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