ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

2006年07月

那珂川で大アユ釣れ始まる

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「一生に一尾、釣れるかどうか」
と表現されるほど難しいとされる尺アユを
1日に3尾も4尾も釣ってしまう人がいる。
栃木県那珂川で産湯をつかった菊地信孝さんだ。

大アユ釣りだけじゃなく、
トーナメントでも好成績を残す菊地さんの最大の武器はオモリ使い。
日本一と評される菊地さんのオモリ使いを徹底解説したビデオ
オモリ釣り奥秘
の中でも、次々と尺アユが飛び出す。
アユ釣りの経験があり、
このビデオを見て平然としていられる人を僕は知らない。

梅雨が終わりそうで終わらない先週、
菊地さんと共に那珂川へ。
一昨年に菊地さんが31cmを釣ったという黒磯地区へ向かった。
今期の那珂川は例にもれずに増水続きで、
黒磯の荒瀬にはほとんどサオが入っていない状態とか。

この日もまだ10cmほど高く、
普通のタックルでは太刀打ちできないような荒瀬が
轟々と流れていた。

養殖オトリに飴玉くらいのオモリを付けて、
いきなり荒瀬の頭にブチ込む。
気持ちいいくらい豪快だ。
間もなくして掛かったのは20cmクラス。
日照不足により全国的にアユの発育が遅れている中で、
このサイズのアユにお目にかかれるとは正直、思っていなかった。
さすがは荒瀬マスター。

しかし、これはほんのプロローグにすぎなかった。
どんよりとした雲の下、
菊地さんの剛竿が次々と曲がり、
22cm、23cm、24cm、25cmと
真っ黄色の天然アユが次々に飛び出す。
DSC_1059.jpg
7月下旬現在でこのサイズ。あと一ヶ月もすれば、間違いなく尺上が出るだろう

すごいゾ、すごいゾ!
シャッターを切りながら激しく興奮したのは久しぶりだ。

菊地さんいわく、
今期の那珂川は梅雨が明けて3日ほど照り込みが続けば、
とてもいい状況になるとのこと。
オモリどっさり持って、行ったるで〜!

なお、この日の模様は月刊つり人10月号(8月25日発売)で、
詳細レポート。菊地さんのオモリ使いを、徹底解説します!

雨を嫌うハゼ 今夏は?

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それにしても長い梅雨だ。
夏休みが始まり、
7月も終わろうとしているっていうのに……。

雨を好む魚で真っ先に思い浮かぶのが
クロダイ、ヤマメ、エビちゃん(テナガエビ)といったところ。

逆に雨を嫌う魚は?
特に今期のように雨量の多い夏場は、
アユ、タコ、ハゼが不調で終わることが多い。
しかし、先日の取材では、東京湾のタコは好調だという。
船長によると、災害になるくらいの出水がないかぎり、影響は少ないとのこと。
アユに関しても、何日か照り込みが続けば期待大の川が多い。
3日前の新潟でも、久しぶりに怒涛の入れ掛かりを満喫した。
なんと18cm前後が早瀬で10連発。

そして気になるのが、ハゼだ。
江戸っ子(僕は違うが)の夏はハゼなしでは語れないという。
雨量が多い夏は不調なだけに、心配である。
「今夏のハゼはどうなのか?」
それを確かめるべく、江戸川放水路に向かった。

イラストレーターの北圃政司さんと伊藤遊船のボートに乗り込む。
目指すは東西線車庫前。
大潮の干潮時は手漕ぎボートでも座礁しかねないほどの浅瀬だが、
ハゼの好ポイントとして知られる。

全長1・5mの東甚作の和ザオに仕掛けをセット。
アオイソメを付けて緊張の第1投目。
着底後すぐにブルブルというシグナル。
合わせると、クンクンと竹ザオが絞り込まれる。
ああ〜、ハゼの小気味いい引き!
たまらん、たまらん。

その後、北圃さんと2人してハゼの入れ食いを堪能。
型は8cm平均だが、中には15cm級も混じった。
伊藤遊船さんいわく、
7月上旬までは小型がメインだったが、
下旬になって、ようやく型が大きくなりだしたとのこと。
数は例年並みといったところで、
8月、9月は期待充分である。

ちなみに、当日アドバイスをいただいた名人さんは、
連日のように1000尾を釣るとか。
当日も、午前10時の段階ですでに400尾を釣っていた。

8月は江戸っ子たちにとって熱い夏になりそうだ!
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このサイズのハゼの引きは、どこか官能的な快感を伴う

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ハゼ釣りの経験がほとんどない北圃政司さんも、ご覧のとおり






この夏、カラスガイを使いこなす

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今年は東京湾各地の落とし込みが好調です。
なかなか梅雨が明けませんが
そのぶん照り込んでからはますます釣れるのではと楽しみです。

この釣りで最もポピュラーなエサがカラスガイです。
でも、ひと口にカラスガイといっても
装着法や使い方は人それぞれ。

今回は名門「野島防波堤海津クラブ」に所属する大ベテラン
田中公示さんを講師に迎え
一歩上いくカラスガイ使いこなし術を教わりました。

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掛けた瞬間、沖に走ろうとするのが野島のクロダイだ

決していい潮回りではなかった(というか最悪に近い……)のですが
絶妙な稚貝ダンゴ使いで大型を連発!
今回はイラストをふんだんに使ったページですので
ビギナーでも分かりやすい内容になるはずです。

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焦らず、充分に引きを楽しんでからタモ入れする田中さん。やり取りが実にスムーズである

それにしても今年の野島防波堤は好調です。
なんでも昨年は一昨年の倍
今年は昨年の倍
つまり数年前の3倍増の釣れぐあいだとか。

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こんな美しくもパワフルな魚が足もとのヘチで釣れるのですからたまりません!

落とし込みファンの方々!
現在発売中のつり人9月号と
8月25日発売のつり人10月号は必見ですよ!

寒いけど熱い!? 閉伊川のアユ

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岩手県重栄半島のアイナメ釣りを満喫したあとは
宮古市へ注ぐ閉伊川でアユ釣りです。

とはいっても
テレビを点ければどこも大雨情報ばかり……。
ここ宮古でも滞在した3日間はすべて霧雨。
最高気温17℃という寒さで、ちょっとアユ釣りという感じではありません。

梅雨前線は福島県よりも西に停滞しているので
とりあえず土砂降りは避けられましたが
ニゴリはきつく、水位も高く、水温は低めと三重苦。

盛岡から来ていただいた
清水さんと松嶋さんもブルブルと震えています。

こりゃダメか?
そう思ったのですが、
支流、本流ともポツポツと釣れます。
型も20〜23cmが揃い、意外にも取材は大成功!

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釣れるかどうか半信半疑でサオをだした清水和司さんも「これなら梅雨明けからバッチリです!」と太鼓判を押した

閉伊川は水もキレイだし、アユも美味しいと評判です。
天然遡上こそ少なめですが
そのぶん型がよいときては
穴河川といえそうです。
梅雨が明ければ相当楽しめるのでは?

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美しい閉伊川のアユ。カメラマンの浦さんが提供してくれた写真です



お手軽電車釣行で地のマダコを!

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先日大塚貴汪さんの取材でマダコ釣り取材に行って
マダコを分けていただいて以来、
マダコの味が忘れられない日々をすごしている僕。
今回のおすすめプラン釣行では最初、
「クロダイ縛りにするか」
などという先輩たちの言葉にヒヤヒヤしていたのだが、
「あのう、縛りがなければマダコ釣りを紹介したいんですが…」
とヤマネ編集長に恐る恐る持ちかけてみると、
「そうだな、今回テーマを縛るのは無理だな。じゃ俺も行くよ」
と二つ返事でOKが出た。
ま、おそらくヤマネ編集長もマダコを食べたかったのだろう。

というわけで携帯サイトの釣りキングでマダコがよく釣れている近場の船宿を捜した。
そこで出てきたのが『荒三丸』さん。
こちらは横浜鶴見出船ということで、しかもJR鶴見線・国道駅から
歩いて1分もかからないという超便利な船宿。
荒三丸.jpg
国道駅から歩いて2〜3分という便利な船宿『荒三丸』

もちろん道具一式はすべてレンタル可。
武蔵野の我が家からクーラーボックスを担いだだけで
沖釣りができるというお手軽釣行が可能なのだ。
道具.jpg
レンタルOKなので、本当にクーラーボックス1つで釣行可能!

さっそく?рナ予約をすると、気さくなご主人は土曜にもかかわらず取材OKとのこと。
マダコの味を夢に見つつヤマネ先輩とともに小雨降る中沖へ出た。
船長さん.jpg
カニを付けたり、マダコが掛かったら玉網を持って走ったり……
大忙しな船長さんは、めちゃくちゃ気さくな方でした!


船長に渡された道具を使い、船長の支持にしたがって仕掛けを投入。
あとはひたすら小突きを繰り返すのみ。
こんなラクチンな釣りで、おまけにマダコが掛かれば晩ごはんにはうまい刺身にありつける。

ヤマネ編集長は
「ここ、俺自転車で来れるな。また来よっと」
とご満悦。
問題の釣果はというと、マダコ釣りを実際にやるのは初めてだった
ヤマネ編集長も僕も、小さいながらも釣れました。
マダコちゃん.jpg
日お隣で大ものを上げていた原田芳孝さん。こんなの釣りたかったなあ…

帰宅してからは、友人ともども地のマダコを満喫。
僕も今度は個人的にお邪魔させてもらおうかな。

とにもかくにも荒三丸さまには感謝あるのみですっ!




日本が誇るゲームフィッシュ!

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別冊『ロックフィッシュ地獄?U』の取材で
岩手県の某半島へ行ってきました。
ねらいはアイナメです。
それも50cmオーバーです。

アングラーは仙台をホームグランドにする若き
ロックマン・佐藤文紀さん。
実は彼もまた、この海で釣りをするのは初めてでした。
でも、本州で最大クラスのアイナメがねらえる海だと
以前から憧れ続けてきたのです。

沖磯、沖堤、オフショア。
3パターンの釣りを試しました。
そして見事、50cmオーバーを2尾、
最大53cmという巨大アイナメをゲットしました。

060721_1.jpg
両手に50cmオーバーの佐藤さん。アイナメもこのサイズになると猛獣のような迫力だ

で、ワタシも例によって隣でサオをだしました。
すると、やっぱりというか、東京湾サイズがせいぜいで
念願の岩手サイズをキャッチすることは果たせませんでした。

060721_2.jpg

沖堤では40cmクラスとご対面。でも、迫力がまるで違います!

でも、すんごい海です。三陸は。
テキサスリグの舞台である水深10m以内の浅場は
意外にまだ手つかずだったりします。
アイナメ。
この魚もまた、ニッポンが誇るゲームフィッシュであると実感しました!




虫キング

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子どもの間で「虫キング」というカードゲーム(だったよな?)
が流行っているが、
編集部の虫キングといえばマノである。

タガメの研究をするために大学院まで行ったという
筋金入りの虫キングだ。

一方、釣り業界で虫キングといったら
写真集「水生昆虫小宇宙」(小社刊)で知られる
水生昆虫カメラマンの刈田敏さんの右に出る者はいないだろう。
生きた川虫の写真をアートの域まで高め、海外からも高い評価を得ている
孤高の虫キングだ。

近々、マノを刈田氏に弟子入りさせ、
これまでにないディープな川虫ワールドを
月刊つり人にて紹介したいと思案中。
いったい、どんなページができるのか、
考えただけで鳥肌が立ってくる……



本流ならぬ濁流釣りの結果は…

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本流の大ヤマメとノベザオ1本で勝負。
まさに男の釣りといえる本流釣りだが、
その大会が群馬県の利根川で行なわれた。

細山さんをはじめ、多くの本流釣り名手たちと
利根川の大魚とのやりとりを間近で見られるのだから、
これはもう興奮するなというほうが無理。
まだ夜も明けぬ4時、全国各地から男たちが集まった。
その人数なんと146名。
さて、さっそく川へ……。

利根川.jpg
この茶色い流れにもめげず、参加者たちはサオをだす

ところが参加者たちの目に映ったのは、
前日の大雨で増水した茶色い濁流。

これは……大丈夫か?
心配する僕だったが、参加者は案外平然としていた。
「まあしょうがないよな、こんな日もあるよ」
などと笑顔で準備を始める。
利根川本流のような大場所で本流ヤマメを相手にしていると、
このくらいおおらかになるのだろうか?

大会が始まると、案の定条件は厳しくなかなか本命のアタリはない。
と、目の前の参加者のサオが大きく絞り込まれた!
これはついに…!?

来た?.jpg
写真を撮りまくったが

残念ながら上がってきた魚影は茶色。のったりと暴れるのはコイでした……。

だが、こんな状況にも関わらず、参加者のなかにはそれなりに釣果をあげている人も。
決勝戦でサオを絞り込んだ大ものの正体は……?

濃霧.jpg

詳細は8月25日発売(かなり先ですが……)の10月号で!

ドクターフィッシュ

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言うまでもないが、魚が好きである。
釣るのも、食べるのも、見るのも。
そうでなくては、この仕事は勤まらない。

日常生活においても、
スーパーへ買い物に行けばまず鮮魚コーナーをチェックするし、
テレビでも魚絡みの番組をついつい見てしまう。
娘を連れて遊ぶのも水族館とか砂浜とか川、湖になってしまう…

そんな魚ラブな自分であるが、先日、初めて魚に対して、
言いようのない嫌悪感を抱いてしまった。
それは、とあるニュース番組だった。

東京はお台場のスーパー銭湯「大江戸温泉物語」の
賑わいぶりが放映されていた。
これまで取材と称して全国各地の温泉に入ってきて自分だが、
大江戸温泉にはまだ行ったことがない。

画面は足湯に切り替わった。浴衣を着たネーチャンたちが
キャーキャー言いながら足湯を楽しんでいる。
この足湯に足を漬けると、角質が取れて足が綺麗になるという。
で、画面が水中に。

なっなんとオタマジャクシのような魚が、ネーチャンたちの足を
ついばんでいるのだ。
なんでもこの魚、トルコのドクターフィッシュなる魚で、
クレオパトラが溺愛したとか(本当か?)

実際に角質を食べてくれるので、肌がきれいになるという。
ネーチャンたちはキャーキャー言いながら喜んでいたが、
僕には到底できないだろう。
見ているだけで気分が悪くなってきた。

言いようのない嫌悪感、そう、昔よく耳にしたバ○ー犬のそれに似ているかも…



水辺の怪談4

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ようやくブログネタが怪談から逸れた
のも束の間、月刊つり人9月号(7月25日発売)の校正で
「水辺の怪談」のゲラ(校正紙)を読んでいたら
自分の不思議な体験を思い出した。

今から14、15年前の学生時代の話である。

その夜、僕は翌日の釣りの支度を済ませ、
早々に寝床に入ろうとしていた。
すると、兄が部屋にやって来て
「ブラザー、駅まで送ってくれよ。スキー行くんだよ」
と言った。
当時、実家の最寄の駅には急行が止まらず、
誰かヒマ人がいるときは、車で10分ほどの
急行が止まる隣駅まで送ることになっていたのだ。

しぶしぶ車を車庫から出し、エンジンを温める。
ややあって、後部座席が開き、ドスンという音とともに、
兄が入ってきた。

車を走らせる。
「どこ行くんだよ?」
「スキーなんて面白いのか?」
「だいたい、まともに滑れるのかよ?」
「河口湖でニジマス釣ったほうが面白いゾ」

なんて話をしながらハンドルを握る。
道は比較的空いていて、10分弱でロータリーに着いた。
「はいよ、着いたぞ、気をつけてな」
と言って、後部座席を振り返ると、
なんと、そこにはスキーの荷物が置いてあるだけで
兄の姿がないっ!

兄が消えた!?

そんなバカな……。
言いようのない恐怖が車内を支配した。
震える手でハンドルを握り、
来た道を戻る。

来る時に車内で交わされた会話を思い出す。
うっ、待てよ、一方的に自分が話していただけだよな……。

事故が多いワインディングロードに差し掛かる。
カーブを曲がり切ったところで、
ライトの先に爆笑しながら走ってくる男の姿が。

兄だ。

消えたはずの兄が、狂人のように笑いながら、
車に猛然と走ってきた。

兄の話を聞くと、
とりあえず、荷物を後部座席に置き、
ドアを閉めて、助手席に乗ろうとしたら、
いきなり車が走り始めた。
最初はふざけているのかと思い、
走って追いかけたけど、なかなか止まらない。
通行人の注目を浴びながら
「待てよ!」
と叫びながら走ったけど、行ってしまった。
すぐに戻ってくるかと思ったけど、来ない。
アイツはオレが乗っていると思って駅まで
行ってしまったのだ。
そう考えると、なぜか笑いが止まらず、
でも、スキーの高速バスに間に合わないから
笑いながら走り続けたというのである。

以上、14,15年前の不思議な話でした……

なんでこんな下らない話をダラダラと書いてしまったのか。
校正で頭が朦朧としているからです。
ここまで読んでくださった方、本当に申し訳ございませんでした。






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