ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

2008年06月

スルメイカがアツイ!

『沖釣り応援団』の連載でおなじみの、
大塚貴汪団長とスルメイカ釣り取材に行ってきました。
今回お世話になったのは、
長井・漆山港の『光三丸』さん。
当日のコンディションは悪く、
しかも船上干しを楽しみにしていたのに
あいにくの曇り空……。

大塚団長
直結仕掛けゆえ、
取り込みの際に仕掛けを緩ませるのは厳禁!
細かいテクニックについては、
月刊『つり人』9月号に掲載いたします


それでも、釣れたスルメイカを開いて干すと、
水分が適度に飛んで美味しそう。
今回は沖漬けのタレも持参していたので、
帰宅してからが楽しみ……。

さて、どんな日本酒と一緒に味わうか、と思ったものの、
取材を終えてから何かと忙しく、
まだ味わっておりません……。
沖漬けはそろそろ食べ頃のはずなので、
今夜はなんとしても食せねば!

船上干し
船上干しで水分が飛ぶと、
旨味がギュッと凝縮されるのでしょうか。
ほとんどの人が、釣れたらすぐに干していました。
早く味わいたい!


(真野)

ヒロシがテナガエビを釣る


久しぶりにスカッとした天気でホッとしたのも束の間
明日からまた梅雨空に戻るという。

なんで週末になると天気が崩れるのだろうか。

アユ釣りに行きたいけれど
雨天だと気合が入らない。
アユの追いもいま一つだ。

でも、梅雨空が大好きな魚もいる。
海でいうとメジナ。
川ならテナガエビだ。

先日、CSテレ朝チャンネル「ヒロシ釣り紀行」
のロケで多摩川に行った。
今期は当たり年のようで
日中にもかかわらず、良型が次々に出演者にヒット!

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先陣を切ったのは「ど〜よ」のテルさん

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佐藤唯ちゃんはジャンテナを次々に釣りあげた

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ヒロシもコツを掴んでからは連続ヒット

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石原あつ美ちゃんはなぜか小型が多かった

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石原あつ美ちゃんと佐藤唯ちゃんのダブルヒット

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納竿後は釣ったテナガエビに舌鼓

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料理でお世話になったのは
港区芝に江戸時代から続く「おかめ鮨」。
五代目店主の長谷文彦さんは
月刊つり人にテナガエビのポイントガイドなどを寄稿してくださるほどの
テナガフリーク。

また、長谷さん出演のDVD
「早い、簡単、美しい 魚のさばき方」
では、
テナガエビのさばき方こそ収録されていないものの
マダイ、アジ、サヨリ、カレイ、シロギス、ヤリイカなど
全11魚種の魚のさばき方を紹介しているので、
キャッチ&イート派の方はぜひチェックしてみてください。


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テナガエビの美味しさに驚く石原あつ美ちゃんと佐藤唯ちゃん

この日の模様は
7月にCSテレ朝チャンネルで放映されるので、
乞うご期待!
(山根)

鯉魂

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コイ釣りというと
子どものころ、サオ先に鈴をセットして
のんびりとアタリを待っていたイメージがある。

しかし、最新のコイ釣りはスゴイ。
エサはダンゴエサではなく
ボイリーというヨーロッパ生まれのカラフルな丸玉エサ。

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手も汚れず
ルアー感覚で扱えるから
こんな可愛らしい女性でも抵抗なく楽しめる。

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でもって
ねらい方しだいでは、
こんな巨ゴイが期待できる。


日本の釣り業界に新風を巻き込んでいる
コイのボイリーフィッシング。
いったいどんなものなのかは
新発売のボイリーフィッシングDVDを見れば
一目瞭然。

興味のある方は
コチラをクリックしてみてください!
(山根)

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魚のさばき方知ってます?



魚のさばき方

釣った魚を美味しくさばく。
でもって、大切な人に食べてもらう。

こういう動機で釣りを始める人も少なくない。

かくいう僕もそのひとり。

養鶏場の排水が流れ込むクリークで釣った
フナやライギョを釣って帰っては
「食べよう、食べよう」
と言って母や祖母からイヤな顔をされたっけ。

毎晩のようにイワシの煮付けを食べていたオヤジに
ブラックバスやニジマスを釣って来て
「たまには、こういう魚も美味しいよ」
と言ってイヤな顔されたっけ。

そんな自分であるが、
今では
「魚を持って行く」
と言えば、
イヤな顔をされるどころか、歓待される。

なぜか。

それは、魚の旬を知っているし
なんとか人並にさばけるからだ。

正月などは、ちょっとしたヒーローである。

まあ、そんなことはどうでもよろしい。
大切なのは
「魚のさばき方」のみを解説したDVDが完成したということ。

講師は港区芝に江戸時代から続く「おかめ鮨」五代目店主の長谷文彦さん。

これさえ見れば
ほとんどの魚のさばき方は分るし
寿司だって握れる。

今度の週末
釣った魚で寿司パーティーなんぞいかがでしょう。
(山根)




釣り人は見た 水辺の怪談 最恐伝説

ブログネタ
今日の一冊 に参加中!

怪談

神田神保町にある編集部は
深夜でも煌々と灯りがついているため
不夜城といわれている。
また、4Fにあるため
第4サティアンとも。

何日も帰宅していない編集部員が
無精ひげとボサボサの髪で
夜な夜なコンビニに買出しに行く姿は
知らない人が見れば、不気味に映るだろう。

だが、どういうわけか今日は僕ひとりである。

静かで仕事がはかどるものの
静かさに慣れていないため
少し違和感を覚える。

こんなときは読書である。
で、机の上に置いてあった新刊本を読んでみる。

「釣り人は見た 水辺の怪談 最恐伝説」

これは既刊本である『水辺の怪談』、『水辺の怪談2』
の中から特別にコワ〜い話を再収録したものである。
しかも、上記の2冊は
月刊つり人の夏期恒例企画である
「水辺の怪談」の中から
身の毛のよだつような話を選りすぐったものである。

つまり、
「釣り人は見た 水辺の怪談 最恐伝説」
に収録されている話は
金輪際、ひとりで夜釣りには行けなくなってしまうような
恐ろしい話を集めた
最恐のアンソロジーなのである。

ウウッ

読まなきゃよかったと思いつつ
どうしてか止められない。
手が勝手に次のページをめくってしまう…

蒸し暑くて眠れない夜にとってもオススメの一冊です。
(山根)

50周年を迎えたダイワ精工の歩み

ダイワ精工株式会社といえば、
釣りをする人で知らない人はいないはず。

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ダイワ精工株式会社 代表取締役社長
小島忠雄 氏


考えてみると、僕も子どもの頃から
そのタックルにはお世話になった。
先日、僕にとっては思い切って購入した、
小型両軸受けリール『スマック』など、
我が家にあるダイワの製品は数え切れない。

そんなダイワ精工株式会社が、
今年で創立50周年を迎えた。
それにともなって、
各地でさまざまなイベントが行なわれるという。
本日は、日本フィッシング会館にて
それについての記者発表が行なわれた。
スペシャルサイトにその内容は詳しく記載されているが、
稚魚放流や釣り場の清掃など、
長年にわたって続けられた努力には、
ひとりの釣り人として心から感謝をしたい。

ともあれ、記念すべきこの2008年に、
ダイワ製品を購入しない手はない。
50周年記念モデルも数多く出ていることだし、
僕も奥さんには内緒でアユザオでも買おうかな……?

(真野)

大ヤマメ潜む淵へ

井上さん
井上聡さんと、
渡良瀬川へ本流釣り取材へ行ってきました。

……のっけから個人的な話で申し訳ありませんが、
基本的に未確認生物の話にはとても惹かれます。
もちろん手放しに信じているワケではありませんが、
そのすべてがいないと決めつけることもできないはず。
釣りの取材でも、海にしろ淡水にしろ
何が潜んでいるか分からないような場所では、
ついつい興奮してしまいます。

今回取材した釣り場も、
やたらと水深のある淵だったりして、
今まで僕が見たことのないような大ヤマメが
釣れそうな感じ。

取材の際には、井上さんはそんな場所で
当然のように尺上の魚を掛けてくださったのですが、
見事な魚にもかかわらず
まだまだスゴイ魚を追い求めているようす。
そこでは1号以上のラインを切っていった魚もいると、
楽しそうに話してくれました。

本流釣りの魅力のひとつは、
今まで見たこともない魚と会えるかもという、
夢というかロマンがあることかもしれません。

もちろん、尺を超える魚なんて簡単には釣れないのですが、
井上さんがフツーに釣っているのを見ると、
僕でも釣れるかも? と思ってしまいます。
いやいや、無理なのは分かっているのですが……。

ヤマメ
体高のあるヤマメの引きは
迫力満点!


(真野)

水中の魔術師

昨夜は水中カメラマンの尾崎幸司さんとビールを呑みに。カワハギ釣りに革命をもたらしたといっていいDVD「カワハギ地獄」やアイナメの捕食の一部始終の撮影に成功した「アイナメUNDER WATER」など、メガヒット商品を連発する水中カメラマン。現在、NHKをはじめ各メディアで引っ張りダコ。そんな尾崎さんが、強烈な企画を現在暖め中。次なる水中ビデオは、どんな内容か。もうしばらくお待ちください!
(山根)

巨大魚に人生を賭けた男の中の男


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魚拓に囲まれた一角で談笑する
ビューティー&ビースト。
女性はフリーアナウンサーの川手飛鳥さん。
男性は名古屋の「つりのだいかつ」のオヤジこと佐藤守さん。

ネジリ鉢巻にハッピがトレードマークの快男児で
磯釣り界ではその名を広く知られた大ベテランである。

本日から15日の日曜日まで
JR目黒駅から徒歩3分のギャラリーで

「クエ・石鯛に人生をかけた男の戦歴の証」

と題した佐藤さんの魚拓展が開催されている。

釣りをする人なら
一歩ギャラリーに足を踏み入れると驚愕するはずだ。
所狭しと貼り出された巨大魚の魚拓の数々に!

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守る2
守る3

しかも、これらの魚拓は全国の釣り人のものを集めたのではなく
すべてが佐藤さんが釣り上げ
佐藤さんが製作したものである。

そして、これらは佐藤コレクションの3分の1に過ぎないという。

イシダイの5kgオーバー
モロコの30キロオーバー
ヒラマサの30キロオーバー
カンパチの30キロオーバー
マダイの10キロオーバー

釣り人にとって一生に一尾
釣れるかどうかの夢の魚だが
こんなトロフィーサイズの魚が
ゴロゴロと泳いでいるのである。

「私は釣りを商売(釣具店)にしていましたから
人よりも多く釣りに行っただけですよ。
神津島には1000回は行ってますね(笑)。
人様に自慢できるような大物は釣っていません。
魚拓を取ってきたのは、
お店に来てくれたお客さんに夢を持ってもらうためです。
私より大きな魚を釣っている人はたくさんいると思いますよ」

これだけの魚を手にしていながら
佐藤さんはどこまでも謙虚である。
だからこそ、みんなに「オヤジ」と慕われるのだろう。

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ハッピがとてもよく似合う佐藤守さん

男の中の男
佐藤守さんは日曜日まで港区白金台のギャラリーにいます!(山根)

●会場 東京都港区白金台5−22−11 ソフトタウン白金B1Fギャラリー

川崎出船の夜アナゴが面白い


一昨日に釣ったアナゴを昨夜食べた。

「マイウ〜!」

のひと言に尽きる。
娘も大喜びで
ペロッと3尾を平らげた。

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アナゴの白焼き

調理法はいたって簡単。
開いたアナゴを素焼きにして
焼き上がったものに市販の蒲焼のタレや醤油を付けて食べるだけ。

そんな簡単にいうけど
アナゴなんてさばけないよ。
と思われる方、ご安心を。
ほとんどの船宿では
釣り上げたアナゴを船長がさばいてくれるのだ。

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手際よくアナゴをさばくつり幸の船長

ところで、一昨日の釣果はといえば
僕は7尾。
数にはやや不満が残るが、良型がそろったので満足。

偶然居合わせた上州屋元石川店の斎上史郎さんは
12尾を釣っていた。

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慣れた手つきで小突く斎上さん

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斎上さんの釣友もコンスタントにあげていた

今回お世話になった船宿は
川崎のつり幸

東京からも近く
また電車釣行の場合は川崎駅まで送迎してくれる。
とってもほのぼのとした雰囲気で楽しめるので
ビギナーにもおすすめです。

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良心的なつり幸では、女性でも安心して楽しめる。うれしい外道のカレイがヒット

僕らが乗った船はトップ20尾ということだったが
別船では30尾近く釣った人もいたようだ。
さらに、つり幸はシロギス→アナゴのリレー船も出船中で
計3隻が夜アナゴに出船した。
どの船も大盛況で、人気の高さがうかがえた。

同行した編集部Mは気合充分で
釣行前に最新のタックルを新調。
僕は10年前のタックルだったので
少し気後れしたが、はたしてMの釣果は…

詳しくは今月25日発売の月刊つり人8月号をご覧ください(山根)

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待望のアナゴ! と思いきやMが手にするのはサメ…。どうなってんの?
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