ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

2009年01月

厚岸の糠サンマ


久しぶりに
家族そろっての夕食。

僕が家で夕食を食べられることを
隣人までが祝福してくれ、
差し入れを持ってきてくれた。

隣人の郷里は
牡蠣で有名な北海道の厚岸。
四季折々
厚岸の海の幸が田舎から送られてきて
我が家も、そのおこぼれを授かっている。

で、今夜はコレ。

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厚岸名物、糠サンマ

晩秋に獲れたサンマを糠漬けにしたもの。
もともとは保存食だったのだが
近年はその旨さが知れ渡り
全国的に人気になりつつあるそうだ。

あまりに旨いので厚岸バアちゃん直伝の作り方を聞いた。

サンマは脂がギトギトに乗った9月のものよりも
晩秋の少し脂が落ちたもののほうがいいという。

内臓を取り出したサンマに塩をして2日間寝かせる。
2日後に塩を洗い落とし
もう一度、塩を振りなおして2日間寝かせる。
2日後にやはり塩を洗い落とし
一週間ほど糠に付ける。

この糠サンマは厚岸や根室、釧路地方に伝わるもので
だいたい春くらいまでは家庭で食べるのだとか。


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糠から取り出したばかりの糠サンマ

今夜の夕食が力いっぱい旨かったのは
久しぶりに子供と会話しながら食べられたからか
糠サンマがあったからなのか、どっちだろう。
(山根)


釣りたてのヤリイカがあるのに…


夕方、土気色の顔をした
編集部サトウが取材から帰ってきた。

こちとら別冊渓流の校正で
サトウがいないことに気付いていなかったが
そういえば今日は
大塚貴汪さんと焼津へヤリイカの取材に行っていたのだ。

「偉いぞ、何バイある?」

「ヤリ20、スルメ20といったところです」

「よっしゃ〜!」

「それが、生まれて初めて船酔いしまして。
ゲロ吐きまくりでした。それでも大塚さんが…」

「うん、続きはあとで!」

サトウはもごもごと取材報告を始めたが
こちとらそれどころではない。
ビニール袋片手に走り出した
アマノ大兄に先を越されてはならないと
クーラーボックスまで猛ダッシュ。

どうにかヤリイカ5ハイ
スルメイカ2ハイをゲット。

今宵はイカソウメンゲソ焼き
イカ焼きそばに決まりだなと思っていたのだが
別冊渓流の校正が終らず、まだ編集部。

腹減った。

でも、
嘔吐しまくりでゲッソリしたサトウも
編集部に寄ったばっかりに
校正を手伝わされているから
帰るわけにもいかないし。

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頑張れサトウ!

面接で
「唯一の自慢は風邪を引かないことです」
と言って即採用されたサトウ。

なんと船酔いもしたことがないといい
「釣り雑誌の編集をするために生まれてきたようなもんだ」
と言われることもあったが
ついに2年目のジンクスにぶつかったようだ。

ん…3年目か?

(山根)




フグ毒にご用心


脂肪肝のみなさん、ダルくないですか?

僕は幾分、肝臓から脂肪がとれたようで
ここんとこ調子いいです。

やはり、アラフォーともなると
肝臓に脂肪が付く食生活は見直さなくてはなりませんな。

ところで、カワハギはあんなに肝が大きくて
脂肪肝ではないのだろうか。
カワハギの肝はたしかに旨いが
食べ過ぎるとカワハギのように肝臓が肥大しそうだから
ここ数年は自粛している。

魚の肝といったらカワハギ、アンコウが有名だが
僕は以前、トラフグの肝を食べたことがある。

今は禁止されているが
昔は九州の某所で公然と養殖もののトラフグの肝が
料理屋で出されていたのだ。

トラフグの毒であるテトロドトキシンは
青酸カリを上回る殺傷能力があるという。
トラフグは貝類などを食べることにより
テトロドトキシンを体内に蓄積するのだが
無毒のエサで養殖したトラフグには毒がないのだという。

「だから安全なんですよ」

と女将に言われたものの
あっ、そうなんですかと
口にできるような代物ではない。

とはいえ
酒が入ると気が大きくなり
据え膳食わぬは男の恥
とばかりに完食。

しばらくして
足がしびれてきたときは
酔いが一気に冷めたが
単なる正坐による足のしびれだった。
トラフグの肝を食べたのは
この時だけである。
たしかに旨かったけど
命と引き換えに食べるほどのものではない
というのが正直なところ。

今日も山形県でヒガンフグの白子を食べた方が
亡くなったようだが
フグ毒には充分に注意されたし。

フグの種類によって危険部位は異なるし
養殖ものであっても
有毒のエサを口にしたフグの場合
毒を持っていることがあるので
禁止部位は絶対に口にしないでいただきたい。
(山根)

鱒の森 創刊!!



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1月26日。
鱒の森、創刊。
本流のサクラマスから
源流のイワナまで
トラウトに魅せられた人に贈る
トラウトの専門誌です!!

年4回の発行を予定しています。
ぜひともご覧ください!!
(山根)

早くも天然アユが遡上!!


当ブログにて
1月19日に川崎の東扇島東公園の人工砂浜を紹介した。

その翌日の読売新聞の川崎版に
「東公園の人工なぎさで稚アユを捕獲」
の記事が載っていた。
体長4センチほどの稚アユを手にして写っていたのは
月刊つり人で以前、
「ガサガサ」を連載していただいた俳優の中本賢さんだ。

中本さんがライフラークにしてもしている多摩川には
ここ数年、毎夏100万尾以上の天然アユが遡上している。
2009年も楽しみだ。

まだまだアユ釣りの季節は先だが
天然アユは確実に活動を開始している。

というわけで
本日、アユ釣りファンのためのDVDが2本そろって発売になる。
2本ともテーマは天然アユである。

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みちのく天然大アユ66連発

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黄色い天然鮎河川ベストNAVI【糸魚川〜富山編】




アユ釣りは
1に場所、2にオトリ、3にウデといわれる。
高度なテクニックなど用いなくとも
天然アユがわんさか遡上している川に行けば
誰でも入れ掛かりが堪能できる。

ぜひとも、この夏は東北&北陸の天然アユ河川で
怒涛の入れ掛かりを楽しんでいただきたい!!
(山根)





Carp Fishing待望の3号目!!


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できたてホヤホヤのCarpFishing Vol.3

コイ釣りニュースタイルマガジン
カープフィッシングの第3号目が届いた。
発売は明日!!

全国の書店&釣具店でどうぞ!!

主な内容はこんな感じ

若林幸雄の芦ノ湖ファイナル
水深30mの攻防

参加22チームが燃えた、笑った、楽しんだ
 ニュースタイルトーナメントin河口湖

3 Days in Lake Kameyama
 亀山湖の3日間

Transworld Ultra Fishing
 これからはボイリーじゃなくってベイキー!?

みちのく路の夏と秋
2008 Summer ホタルが舞う裏磐梯の3日間
2008 Fall 静寂の阿武隈川


自分流を楽しむアングラーのカープタックル
Carp Tackle
My Favorite Rod & Reel


待望の水中映像DVDがこの春、驚きの真実を明らかにする
 未知の世界 UNDER WATERに潜入

特集 Carp Bait徹底研究 今、旬のエサ
なぜ釣れない? あなたのボイリーフィッシングチェック
 まずはフィーディングをチェックしよう

四千年の歴史に触れる旅の結末
猛暑のなか魚は留守 我が中国道中


よろしくお願いします!!!!
(山根)

工業地帯のオアシス


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「わー、きれいな海」

と思ってしまうが
実はこれ、先日行った川崎の東扇島のワンカット。

東扇島は
川崎の工業地帯の一角にある。
対岸には羽田空港が見え
お世辞にも
きれいな海とはいえないけど
自然を取り戻す、さまざまな取り組みのため
海も年々きれいになってきている。

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東扇島東公園の人工なぎさ

写真を撮影したのは
東公園の人工なぎさ。
東公園は昨年の春にオープンした公園で
人工なぎさでは潮干狩りなども楽しめる。

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人工なぎさに作られたノリひび

人工なぎさには試験的にノリひびが作られていて
ちゃんとノリが生えていた。

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きれいなボードウオークも整備されている

公園内には
人工なぎさやバーベキュー広場のほか
ボードウオークなども整備されているのだが
残念なことに釣り禁止。

クルマで5分ほどの西公園は釣りオーケーなのだが
東公園は今のところ禁止なのだ。
せっかく開放しているのだから
ルールを設けるなどにして
釣りを認めてもらえないものだろうか。
(山根)

高速道路が1000円!?

釣り人に朗報である。

第二次補正予算が成立すれば
地方の高速道路料金が距離にかかわらず1000円になる!!!

土日祝日限定だけど
これはスゴイことだ。

なっなんと川崎と千葉を結ぶアクアラインも1000円!!!

そこで、ぜひオススメしたいのが弊社のベストセラー
海釣りドライブマップ(1)
東京湾〜房総半島

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早春の房総半島では
サヨリやメジナ、アジ、メバル、クロダイ
シーバス、ウミタナゴ、ヒラメなどが
堤防や小磯から手軽に釣れる。

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海釣りドライブマップシリーズをチラ見

アクアラインを使えば
川崎から房総半島最南端の野島崎まで
2時間かからないでアクセスできてしまう。
まさに魔法の道路。

惜しむらくは
今回の措置は10年度までということ。

霞ヶ関のセンセイ方には
子どものケンカみたいなことばかりしてないで
さっさと補正予算決めてくださいな。
(山根)

禁煙一週間


♪恋も二度目なら
少しは上手に〜♪

昼に入った中華屋で
明菜ちゃんの懐かしい歌がかかっていた。
今ごろ何をしているんだろうか。

三度目の禁煙を始めてから一週間が経過。

一回目の時は体が拒絶反応を起こし
痰が出るわ、頭痛はヒドいわ
夜は吸ってしまった夢を見て何度も起きるわと
最初の2週間はハードだった。

しかし、禁煙も三度目ともなると
少しは上手になるようで
今のところ平穏無事。
やたらと腹が減るくらいだろうか。

お〜い、誰かペヤング買ってきてくれ〜
(山根)


スケジュール



月刊つり人3月号(1月25日発売)の締め切りが
刻一刻と迫ってきています。

月刊つり人3月号と同じタイミングで発売になるのが
米代川、阿武隈川、摺上川でロケを行なったアユ釣りDVD
「みちのく天然大アユ66連発!!」
アユ釣りファンは必見です。
驚愕の水中映像もたっぷり収録されています。

月刊つり人3月号の翌日(1月26日)に発売になるのが
ルアーをメインにしたトラウト専門誌
「鱒の森」。
サクラマスや尺ヤマメなど
美しい鱒族がこれでもかと誌面に踊っています。
こちらは年4回の季刊を予定しています。

月刊つり人3月号より2日早く発売になるのが
コイ釣りニュースタイルマガジン
「Carp Fishing Vol3」。
間もなくやって来る乗っ込み期に心強い
エサ使いやタックル解説は必見です。

月刊つり人3月号発売の約10日後の2月5日に発売になるのが
渓流釣りファンにはおなじみの
「渓流2009」です。
テンカラ特集や滝つぼ特集など
渓流釣り、源流釣りファンはもちろん
本流釣りファンも満足いただける内容です。

別冊渓流と同じ2月中の発売を目指し
ハイピッチで編集中なのが
月刊つり人3月号にもロケの模様が掲載されている
DVD「スピニング・ソルトフライという新世界〜巨大メバルを求めて」
噂のスピニング・ソルトフライを用い
東京湾、常磐、伊豆半島で大メバルに挑みます。
釣り人はソルト界の新星
イケメン・リュウジこと金丸竜児さん。

というわけでして
月刊つり人以外も小社刊行物をよろしくお願いいたします。
(山根)




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