ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

2009年10月

小学生でも知っている食物連鎖

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今日からいよいよ楽天×日本ハムの
クライマックスシリーズ第2ステージが始まる。

月刊つり人×楽天のコラボ企画を行なっていることもあり
気が付くと、夏くらいから楽天を応援していた。

球団創設5年目にしてCS出場を果たした
野村監督の手腕を認めないわけにはいかないだろう。

野村監督といえば、

「王や長嶋がヒマワリなら、
オレはひっそりと日本海に咲く月見草」

をはじめ、数々の名言を残してきた。

さて、本題に入ろう。

月見草に関しては
太宰治も

「富士には月見草がよく似合ふ」

と「富嶽百景」の中で詠んでいる。

月見草は
日本人の美意識の礎となっている侘びさびを
象徴するような花であるが
実はこれ、外来種。
メキシコ原産といわれている。

月見草だけでなく
タンポポも今では
ヨーロッパから伝わったセイヨウタンポポが
最もポピュラーだし
今、紅葉がきれいなイチョウだって
外来種である。

このように外来種を挙げるときりがないわけで
外来種が入ってきたからといって
生態系が崩壊するというようなことはないのだ。

むしろ生物多様性は
今までにはいなかった新種が入ってきて
それを巡って
繁殖を阻止したり、駆逐されたり、共存したりと
さまざまな攻防が動植物の間で繰り広げられ
結果として、進化していくものなのである。

ただし、それには自然がしっかりと機能していなくてはならない。

ぼくは子どもの頃
ザリガニやカエルやヘビやカメなど
さまざまな生物を飼育していたが
中でも印象に残っているのはウナギである。

ウナギを3尾ほど飼っていたのだが
大きくなるにつれエサの用意が大変になった。

ぼくは近所の田んぼに行き
用水路でドジョウを捕まえてウナギに与えていた。

ある日、
いったい、このウナギたちはどれだけのドジョウを食べるのだろう
と思い
50尾ほどのドジョウを一度に入れた。

すると、翌朝にはドジョウが1尾もいなくなっていた…

このように、水槽というハコの中では
食物連鎖の頂点にいるものが
下のものを食い尽くしてしまうのである。

しかし、では川や湖でウナギがエサを食い尽くすかといえば
もちろん、そんなことはない。

生態系の頂点に君臨するものが
その下にいるものを食い尽くすようなことはしない
ことは小学生でも知っている。

ウナギは海で産卵するが
同じように魚介をエサにする在来種としては
ナマズ、コイ、イワナなどがすぐに思い浮かぶ。
生きるために当然、魚介類を日々口にしているが
彼らが産んだ卵やふ化した仔魚は
小魚たちのエサにもなるのである。
そうやって共存していくのだ。

魚食魚という点では
何かと悪のレッテルを貼られる
ブラックバスやブルーギルも同様である。
春になると
ブラックバスが産卵床を守る姿を岸際で目にできる。
その周りには
コイやウグイが卵を食べようと集まってくる。
ブラックバスは追い払おうとするが
間隙を縫って卵を食われてしまう。

ブラックバスやブルーギルが
ウナギやナマズと違うのは
日本で生まれたかどうかという点である。

しかし、大メディアでは
相変わらずブラックバスやブルーギルの食害が報道される。
まるで、魚を食べること自体が邪悪な行為のように。

つい最近も、
どこかの研究者が
ブルーギルが誘発するフェロモンを利用し
ブルーギルをオトリにして
ブルーギルの捕獲量アップに成功したと
報道されていた。

そのような研究が無意味とはいわないが
それで外来種を絶滅できるとでも思っているのだろうか。

ブラックバス、ブルーギル、ライギョ、アメリカナマズ
アメリカザリガニ、ウチダザリガニ、ウシガエル
ニジマス、ブラウントラウト…。

ぱっと思い浮かぶだけでも
これだけ多くの外来種が我が国の内水面には生息しているが
これらを駆逐することなど到底できない。

しかし、現実には、それらの駆除費が
我々の税金から拠出されている。
そんな無駄なことに税金を注ぎ込むのであれば
在来種が生きやすい環境作りにカネを使ったほうが
どれだけ有益か。

在来種が減った原因を
外来種になすりつけるのはもう終わりにすべきだ。
(山根)







相模川で尺上アユ76尾!

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神奈川県の河川では15日をもって
アユ釣りが禁漁になる。

いつもお世話になる相模川のオトリ店「上大島売店」によると
今期は尺アユが76尾も出たとか!

例年は10尾いくかいかないかということなので
今期は、空前の大アユの当たり年だったということだろう。

ちなみに、
ぼくは尺アユの聖地といわれる熊本県球磨川に
これまで何度も行ったが
尺上アユは手にしたことがない。

28・5cmが自己記録。

それだって、取り込むのに四苦八苦。

いったい、30cmを超えるアユはどれだけ引くんだろうか。
一度でいいから釣ってみたい…
(山根)

種子島でフナ釣り

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今日は校正地獄。。。

月刊つり人12月号と
鱒の森vol.4(季刊のトラウト専門誌)の校正が
どんぴしゃりで重なってしまったのだ。

朝から気合を入れて臨んでいたところ
ご高齢の読者がふらりと編集部にお見えになった。

「昨年の月刊つり人5月号の柳川のフナの記事を見て
来月、行ってみようと思うんです。
つきましては、タナゴもやってみようかと…」

70歳前後と思われる紳士だ。

柳川はぼくの生まれ故郷。

フナ釣りも嫌いじゃないもんで
ついつい、会話が弾んでしまった。

すると、その御仁は
「実は以前、種子島にもフナ釣りに行ったんですよ。
それはもう、釣れるのなんのって…」

ウ〜ム。

イシダイや青ものを釣りに種子島へ行く人は知っているが
フナを釣りに行く人がいるとは…。
世の中には、いろいろな人がいるもんだ。

ちょっとリサーチしようかと机に戻ると校正の山。

さあ、2冊合わせて360ページ。

読むゾ〜!!
(山根)

潮回りについて

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この時期になると毎年、
来年の潮時表の製作の準備を始める。

潮時(潮汐)は満潮、干潮時の時刻と
潮位が記されたもので
海上保安庁がデータを作成している。

しかし、海上保安庁の作成した潮時データには
大潮や中潮、小潮といった潮回りの表記はない。

これら潮回りの表記は
弊社をはじめ、各出版社が独自に付けるものなのである。

独自といっても
闇雲に付けるのではなく
ある方式がある。

そもそも潮汐は
月の動きに最も影響を受ける。

現在の新暦(太陽暦)は
太陽の回転周期を基準に1年を365日としているが
明治以前まで採用されていた旧暦(太陰暦)は
月の満ち欠けの周期を1ヶ月とする暦法である。

潮回りは
この旧暦に沿って作られたものなのである。

旧暦の1日は大潮、2日は大潮、3日は中潮、4日は中潮
といったぐあいに、昔の漁師は
その月の日にちから
潮回りがすぐに分かったのだ。

しかし、新暦に変わったため
誤差が生じるようになった。

その誤差を
各出版社が修正しているのである。

一方、
旧暦の潮回りを基準にせず
干満差から潮回りを算出している版元も稀にある。

その場合、
旧暦から割り出した潮回りと微妙にズレることがある。

だから編集部にも時おり
「○○の潮時表だと、○日は大潮になっているけど
そっちの潮時表は中潮になっている。
どっちが正しいんだ」
という問い合わせがある。

この場合、算出方法の違いなので
どちらが正しいというわけではないのである。

というわけで
そろそろ、2010年度の潮時表の準備をせねば…
(山根)

豊穣の秋、お手軽ソルトウオーター入門の秋。

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豊穣の秋。
海ではイナダ、ワラサ、カツオ、メジマグロ
といった回遊魚のベストシーズンに突入。

もっとも、ワラサやメジマグロは船釣りが主だが
イナダやソウダガツオなどは陸っぱりからでもいける。

この時期、手軽に楽しめるのが陸っぱりからの
ルアー釣り。

回遊魚はもとより
メッキやシーバス、カマス、アジ、ハゼといった
お気軽ターゲットも好機。

そんな、お手軽ソルトルアー入門を
月刊つり人×楽天コラボ企画で紹介しているので
週末、ぶらりと釣りに行こうと考えている方は
ぜひチェックしてみてください。


オカメタナゴの婚姻色

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先日
茨城県の北浦にコイ釣り取材に行った際
湖岸道路を挟んだすぐ裏のホソで
地元のファンがタナゴ釣りを楽しんでいた。

ポツポツとだが、オカメタナゴが釣れるとか。

バケツを見せていただくと
婚姻色がきれいな5?ほどのオスがいた。

オカメタナゴは春産卵のイメージがあるが
秋でも婚姻色のきれいな魚体が釣れる。

地元ファンはアカムシエサを用いており
ハリも大きかった。

これは専用仕掛けで釣ったら面白そうだと
カーナビにポイントを登録。

今号の締め切りが終わったら
行くゾ〜!!!

ちなみに
現在、締め切りと格闘中の
月刊つり人12月号の特集はタナゴです。

乞うご期待!!
(山根)

マルキューがイギリスに進出!

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釣りエサメーカーの老舗
マルキュー株式会社が
来月で創業100周年を迎える。

先日、その記念記者懇親会が催されたのだが
その場で衝撃的なプランが発表された。

2010年の1月に
イギリスのウェールズに現地法人
MARUKYU UK LTDを設立するというのだ。

マルキューの調べによると
EUの釣り人口は1700万人で
その70パーセント以上がコイ・フナ釣りだという。

イギリスはヨーロッパの釣りの発信基地になっており
イギリスで認知されれば
ヨーロッパ全土はもとより北米にも販路が広がるというわけ。

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というわけで
ボイリーやペレットといった
カープフィッシングのエサを37アイテム同時発売するという。

ボイリーを用いたコイ釣りは
我が国でも人気急上昇。
マルキューのボイリーが
本場イギリスから逆輸入される日も
そう遠くなさそうだ。

(山根)

2009 台風18号直撃の多摩川

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台風18号は予想以上にスゴかった。

ぼくの住む川崎市は未明の3時半くらいから
まさにバケツをひっくり返したかのような豪雨。

普通なら家族の身を案じるところだが
ぼくが真っ先に心配したのは多摩川だ。

今はちょうどアユが瀬付き始めた時期だし
丸々と太った落ちハゼが最下流部でよく釣れていた。
そして、ここのところ楽しませてもらっているコイ。

「岸辺のアルバム」みたいに
川が氾濫したらどうなってしまうのか…。

JR各線はいずれも動く気配がないので
思い切ってチャリンコで多摩川に繰り出した。

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六郷橋

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六郷橋から下流を見た

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茶色く濁った水面にゴミが次々と流れていた

思ったより水位は低かったので一安心。

ハゼとアユはもう今期は厳しいだろうが
コイはニゴリが取れ始めるころが期待大だ。

雨はもう大丈夫なようだが
風は依然として強烈。

風で大きなゴミなどが飛んでくることがあるので
外出の際はくれぐれもお気を付けください。
(山根)

座敷わらし伝説の宿が焼失…

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座敷わらしの伝説がある
岩手県金田一温泉の緑風荘が
火事で全焼してしまった。

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近くを流れる馬淵川はヤマメの好釣り場で
ぼくも以前、渓流釣りで訪れた際に
緑風荘に投宿した。

座敷わらしが出る確率が高いのは
えんじゅの間という部屋で
どうせなら、この部屋に泊まりたかったが
数年先まで予約でいっぱいだと丁寧に断られた。

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座敷わらしが出るという緑風荘えんじゅの間

しかし、この部屋以外でも
座敷わらしにお目にかかるチャンスはあるという。

座敷わらしに遭遇すると
運気が上がるということなので
なんとかあやかりたいと思い
夜を楽しみにしていた。

が、しかし…。

ヤマメの塩焼きでビールが進み
丑三つ時はおろか
布団に入るや爆睡。

気付いたら朝だったというていたらく。

ちなみに、
翌日の馬淵川釣行では
かつて記憶にないくらいヤマメがよく釣れた。

これは座敷わらしの恩恵かと思いきや
ベテランに聞くと、
馬淵川はぼくのようなヘボでも
ヤマメがよく釣れるのだそう。

懐かしい思い出だが
あの宿が焼失してしまったのは大変残念。

なんとか再建してもらいと切に思うのだった。
(山根)




アジは雨がお好き!?

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現在発売中の
月刊つり人11月号では
アジングの第一人者、加来匠さんによる
日中アジングの入門講座を掲載している。

アジングというと
夜間限定のイメージがあったが
釣り方によっては日中でも釣れるのである。

でもって
雨が降ると真水が入り込むから
アジの活性は低くなると考えがちだが
加来さんによると、秋の雨はむしろアジの活性を上げるのだとか。

つまり、この長雨は
アジ釣りにとっては幸いなのである。

アジングではないけれど
前号の月刊つり人×楽天コラボ企画では
エサのアジ釣りを紹介しているので
週末にアジ釣りを予定している人はチェックしてみてください。
(山根)
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