ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

2010年08月

青もの接岸中!


明日から9月だというのに
どうですか、この暑さは……!?

たまには旨いそばを食べに行こうと
昼飯時に神田須田町の神田まつやまで歩いたら
生命の危機を感じるほどの暑さだった。
今日が一番暑いんじゃかなろうか。

さて、川や湖は気温の影響を受けやすいが
海水温は気温の影響はほとんど受けない。
が、今夏は気温と比例するように
海水温が異常に高い。
サンマの不漁もそれが原因のようである。

で、海水温が高いために
青ものが岸近くまで寄ってきている。
先日も、南房総に行ったところ
朝方は洲崎の地磯からイナダやワラサが入れ食いになるんだとか。

というわけで
今月の月刊つり人×楽天コラボ企画は堤防・地磯からのカゴ釣り。

これから秋が深まるにつれ
全国の堤防・磯からイナダ、ソウダガツオ、サバ、ワラサといった
青もの釣りのビッグシーズンになる。
青ものはさまざまな釣り方でアプローチできるが
最も手軽に大ものをねらえるのがカゴ釣りだ。

マダイ、イサキ、メジナといった
うれしい外道も期待大。

というわけで
岸から青ものをゲットしたい方は
コチラをご覧ください。

(山根)




ベテラン達の美味アユ談


ダイワ鮎マスターズは
小澤剛さんが優勝。

小澤さんはこれで、アユ釣りのビッグトーナメントを完全制覇したことになる。
まさに、前人未到の快挙。
あっぱれである。

ダイワ鮎マスターズが終わると
ぼくの中で、今夏の「仕事としてのアユ釣り」は終わったような感じになる。
残されたごくわずかな期間ではあるが
プライベートのアユ釣りをとことん楽しんでやろうという気が
むらむらと沸いてくるのだ。

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ところで、アユ釣りファンが何人か集まると
「○○川のアユが旨い」
という話になる。

たしかに、川によってアユの味は変わってくる。
その川がきれいであることは大前提だが
同じようにきれいな川であっても
アユの味は微妙に異なる。

岐阜県の馬瀬川、和良川
高知県の安田川
島根県の高津川などのアユは
ブランドにもなっていて
市場で高値で取引されている。

でも、ぼくは言いたい。

アユの味を大きく左右するのは、焼き方であると。

炭火でじっくりと焼き上げるのが
アユの食味のポテンシャルを最大限に引き出す焼き方だ。

これで焼けば、ブランドアユでなくても
とっても美味しく食べられる。


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向かって左から小口前相談役、相吉氏、高瀬川山荘の主人、篠原信彦氏


先日の高瀬川釣行は
弊社の小口前相談役と日本友釣同好会の相吉孝顕さんとご一緒させていただいたが
高瀬川山荘の囲炉裏を囲んで
上記のような話になったわけ。

ちなみに
小口前相談役は今年で87歳。
相吉さんは76歳。

高瀬川渓谷は大石がゴロゴロ転がる渓谷美で
100メートルくらいの瀬と
水深5メートル以上ある大淵が交互に展開する。

そのような場所でふたりとも優雅にアユ釣りを楽しむのだ。

で、存分に釣りを楽しんだ後は
宿の囲炉裏で食べて飲んで釣り談義に華が咲く。

釣りという趣味の素晴らしさを
再認識したしだい。

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今年は米代川にも行ったという小口修平氏

(山根)

ビギナー必見「ハゼ釣り講座」


週間天気予報を見るかぎり
当分、酷暑が続きそうな感じ。

夕立でも来てくれればいいようなものの
傘マークはどこにも見当たらない。

このような夏は
ハゼがよく釣れる。

逆に大水が何度も出るような年は
ハゼはあまりよくない。

というわけで
これから本格的にシーズンインするハゼ釣りは
この夏と同じかそれ以上に熱い予感がする!!!

さて、釣り専門サイトHonda釣り倶楽部では毎月
旬の釣りの基本講座を紹介しているが
今月の種目はズバリ、ハゼ釣り

時間があるときに
じっくり見てもらえば
経験値ゼロの方でもハゼ釣りを楽しめるはず。

暑い夏はハゼ釣りでとことん熱くなろう!

(山根)

虫が少ない夏。


昨日、福島の山奥から帰ってきて
今日は南房総で根魚五目釣りを堪能してきました。

ところで
先日のブログでも書きましたが
今夏はセミが異常に少ないです。
で、各地を回ってさらに気付きましたが
セミだけではなく、虫全般が少ないです。

カブトムシ、クワガタは言うに及ばず
メジロアブ、蛾、蚊といった招かるざる虫たちも少ないです。

「虫たちも暑くてまいってんだべ」
と高瀬川山荘のオヤジさんは言ってましたけど
この暑さが原因なのでしょうか…。

ちなみに
今日は南房総の小磯をラン&ガンしていて
ペットボトルを6本飲みました。

その対価は……?

虫たち同様、魚も暑さにまいっているようでした。

(山根)

シマノとジャッカルが業務提携!

たった今、記者会見が終わったところです。
株式会社シマノと株式会社ジャッカルが、
なんと業務提携をすることに!

シマノ・ジャッカル会見

釣り具の総合メーカーであるシマノと、
ルアーフィッシングメーカーのジャッカル。
両者のコラボレーションにより、いったいどんなモノが
生み出されてゆくのか……?

会見では、
「お客様の期待を大きく超える製品開発を行なう」
との力強い言葉も出ていました。
しかし現段階では、今後開発される製品の詳細や発表時期など、
まだまだナゾに包まれた部分が多いようす。
だがそのせいで、期待はより膨らんでいく……。

子どもや女性の釣り人など、より多くの人たちにとって
魅力のある製品を作ってほしいものです。
会見で固い握手を交わしていたシマノとジャッカルによって、
釣り業界は今後ますます活性化することでしょう。

(真野)

鯉魂4発売!


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お待たせしました!

いよいよ、DVD鯉魂4が発売になります。

ボイリーフィッシングの第一人者である
福安佳秀さんが、滋賀県余呉湖と神奈川県多摩川を舞台に
どのようにして90センチ超の大ゴイにアプローチをしたのか。

半日で10尾のコイを釣るという
数釣りをコンセプトにした衝撃のDVD鯉魂から2年。

福安さんが新境地で臨んだのは
大ゴイに的を絞った釣法である。

いや〜、それにしても
90センチのコイって、デカいっす。
それを見るだけでも、充分価値アリってな感じの1本です。

(山根)

T部長、人生初の米代川へ。


営業部のT部長が
先週末に米代川にアユ釣りに行った。

つり人社営業部T部長といえば
アユ釣り界では、ほんのちょっぴり有名(!?)で
まぐれにしろ、名のある大会で優勝したことも。

ただ、数年前から禁煙した反動で激太りし
以来、チャラ瀬などでしゃがんでオトリを交換することが
できなくなってしまった。
なので最近は
しゃがまなくてもオトリ交換ができる深瀬専門。
(ドキッとする人も多かったりして…)

米代川といえば
今では日本有数のアユ釣り場であるが
T部長は今回が初めて。
そのため事前に米代川の大アユ釣りを解説したDVD
みちのく天然アユ66連発!
を何度も見たという。

はたして、結果は……。

あいにく、足で稼がなくては数が伸びないような状況で
米代川名物の怒涛の入れ掛かりは味わえなかったとか。

まあ、それはT部長の釣果報告なので
実際、チャラ瀬をねらえば違った結果になったのかも……?

(山根)

女性釣り客が増えると株価が下がる!?


 大和証券キャピタル・マーケッツ・金融証券研究所のクオンツチームが
「釣りに対する女性の行動者率が上昇すると株価が下がる傾向が示された」
とのレポートを発表したというニュースを目にした。

株のことはよく分からないけれど
専門家はなんでも株に結び付けるんだなぁ。

でも、ぼくは「ちょっと待った!」と言いたい。

卵が先か鶏が先かではないが
釣りをする女性が増えるのは「不況」だからではあるまいか。

昔から
「釣りは不況に強い」
と言われるように
釣りの素晴らしいところは
そのときの経済状況に合わせた
さまざまな楽しみ方があるからだ。

たとえば
ハワイのコナ沖でのブルーマーリーンのトロウリングも釣りだし
水元公園のクチボソ釣りも釣りだ。
前者は100万円以上かかるかもしれないし
後者は1000円未満で楽しめる。

景気がよければ
海外旅行やダイビング、ゴルフなどに女性の足は向きそうだが
今、釣りをする女性が増えているのは
長引く不況が影響しているような気がするが、いかがだろう。

というわけで皆さん
不況下こそ釣りを存分に楽しみましょう!

(山根)
 

スイカでクロダイを釣る。


山形県赤井川の河川敷に
スイカが500個不法投棄される事件があったそうだ。

クロダイ釣りファンの間では有名な話だが
夏季にスイカでクロダイが釣れる。
スイカのクロダイ釣りはぼくも大好きだ。
今夏のように
暑ければ暑いほど、スイカでの釣果はよい傾向がある。

しかし、そもそもなぜスイカでクロダイを釣るようなことになったのだろうか。

諸説があるが
昔、商品にならないスイカを農家の方が海に流した。
海面をプカプカ浮かんでいるスイカを
クロダイがついばんでいるのを見て
実際にハリに付けてやってみたら釣れたというのだ。

10年ほど前までは
スイカをエサにしてアタリがあると
十中八九クロダイだったが
ここ数年はクロダイ以外のさまざまな魚がヒットしてくる。

ぼくの経験だけでも
アイゴ、サンノジ、メジナ、アジ、ショゴ(カンパチの幼魚)があり
アジとショゴに関しては
リアクションバイトのような感じも受けたが
アイゴ、サンノジ、メジナは明らかに好んで食っている。
アイゴ、サンノジが入れ食いになったことも。

スイカ釣り未経験の方は
ぜひ、この夏にお試しください!

(山根)

天然ウナギを釣る。



またまた、ウナギの食品偽装問題が起きたようだ。

今回は、あのイトーヨーカ堂が中国の輸入元を改ざんして
転売した疑いがあるというのだ。
まだ捜査中のようだが
これが組織ぐるみではないことを願いたい。

ゲゲゲの女房でも
ウナギのかば焼きはよく登場するが
日本人はウナギに弱い。
安い中国産よりも
ちょっと値が張っても国産を食べたいという気持ちは理解できる。

だが、国産といっても養殖ものである。
天然ウナギはまず、スーパーなどには出回らない。
国産の天然ウナギを食べたければ
釣るのが最もリーズナブルだ。

というわけで
締切目前の月刊つり人10月号(8月25日発売)では
電車でラクラクのウナギ釣行を紹介している。

で、ちょうどその記事を作っていたとき
Honda釣り倶楽部で活躍中の
本多絵里子ちゃんから連絡があり
ウナギ釣りに行くという。

だから、記事の内容をかいつまんで教えたところ
後日メールがあり、ウナギが釣れたという!

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以下、メールの内容。

「61cmありました!
手摺りを噛ましていたからか、
糸が20m位出きっていたのに
ペットボトルは倒れませんでした。
投げずに足元を狙ってた仕掛けが、アレ?
変な方に流されてるな、
と思いつつ回収したらウナギが掛かってました。
下アゴにしっかり刺さっていたけど、
引くこともなく小さいマダコみたいに
「あ。重いかも!!!」って感じだったので
姿が見えるまで心配でした(ゴミか?藻か?ウナギか?)
本当に釣れたことにまずビックリです!」

というわけで
天然ウナギを釣ってみたい方は
8月25日発売の月刊つり人10月号をご一読ください!

(山根)
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