ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

2011年08月

丸沼は寒かった……

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中禅寺湖から金精峠を越えて丸沼に行ってきました。

中禅寺湖周辺は涼しかったですが
標高1480メートルの丸沼は
涼しいを通り越し寒いくらい……。

前回、丸沼を訪れた時も夏でした。
そう、ハンカチ王子が甲子園を沸かせていた年で
決勝でマー君と壮絶な投げ合いをした、まさにその日に
ぼくは丸沼でニジマス釣りに興じていたのでした。

たしか、あの時は2尾のニジマスを手にできました。

今夏の丸沼は、水温が20度を超す日がほとんどなく
ドライフライでよく釣れているとか。

今回も気合充分でしたが
到着早々、赤城大沼のワカサギから
暫定基準値を超すセシウムが検出されたというニュースが……。

赤城大沼といえば
日本の冬の風物詩でもある氷上釣りのメッカですが
いったい、どうなってしまうのでしょう……。

第一原発から100キロ以上離れた赤城大沼まで
多量の放射性物質が飛散していたという事実。

それでも、原発必要ですか……。

(山根)

服部善郎氏 告別式

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先日のブログでもお伝えしました、
「服部名人」こと服部善郎氏の告別式が行なわれました。

この日は多くの船宿から船長が集まり、
関係者も多数参列しました。

今日の告別式では、弊社社長の鈴木康友が弔辞を読みました。
その言葉を聞いていると、
生前の服部名人が、いかに釣りに対して真摯であったかが垣間見えました。
きっと天国でも大ダイとやり取りをしているのでは、と
思わずにはいられませんでした。

心より、ご冥福をお祈りいたします。

hattori
告別式会場のようす。愛用の釣りザオなどが並べられていた

suzuki
弊社社長の鈴木康友が弔辞を読み、生前のエピソードなどを紹介した

編集長インタビュー受けました。

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オンライン書店の大手
フジサン書店のウェブサイト上で連載されている
編集長インタビューを受けました。

記事の終わりに
月刊つり人のユーザーレビューが載っていて
一つ星の辛辣レビューがトップになっています(苦笑)。


編集長インタビュー・告知用バナー2

ワールド・カープ・クラシック2011

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今年もフランス北東部のマディーヌ湖にて

コイ釣りの世界選手権
ワールド・カープ・クラシック(WCC)が開催されます。

日本からは、鯉魂の福安さんが中村さんとチームを組んで参戦する。

大会は日本時間9月5日から始まる。

このブログでは
大会速報をお届けする予定なので
コイ釣りファンの皆様、応援よろしくお願いします!!

(山根)





服部名人逝く

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服部名人の名で
多くの釣り人から愛されてきた服部善郎さんが
22日午前9時に逝去されました。

享年82歳。

今年の1月には
東京プリンスホテルで
IGFA殿堂入りを祝う会が盛大で行なわれたばかりだというのに…。

釣り業界は今年に入ってから
藤井繁克さん(蠅まかつ創業者)
中村和敏さん(マルキュー蟆馗后
を相次いで失ったばかり。

そして、また巨星がひとり……。

黄泉の国でも釣りをエンジョイしてください。

長い間、お疲れ様でした。

合掌

(山根)

少年時代

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少年時代
ぼくは釣りや虫取りに明け暮れていた。

不思議なことに
生き物に触れた記憶というのは
何十年経っても、色あせることがない。

カブト、クワガタ、カマキリ、バッタ、コオロギ
セミ、カタツムリ、チョウ、トンボ、ナナフシ、カエル
アオダイショウ、トカゲ、ザリガニ、ゲンゴロウ……。

目を閉じると
それらを捕まえて家に持ち帰った日々の記憶が
ありありと蘇る。

また、ハチの巣退治というキケンな遊びをしていて
アシナガバチに顔をボコボコにされたことや
ススキに巣を作るクモに刺されてウデがパンパンに腫れたこと
防空壕跡に入ったら、天井からゲジゲジが雨のように降ってきたこと
ヤマカガシに噛まれて焦ったこと
田んぼでザリガニを捕っていて木刀を手にした農家のおじさんに追いかけられたこと
などなど、当時の恐怖や痛みを鮮明に覚えている。

あの頃は毎日、楽しかったな〜

さて、ソルトルアー界の第一人者
加来匠さんが、そんな少年時代の思い出を綴った
うさぎ美味しいかの山が発売になりました。

420

昭和30年代、九州の片田舎での物語は
昭和50年代の川崎のぼくの少年時代よりも
ずっと刺激に満ちています。

なにせ、加来さんは
♪うさぎ追いし かの山
を、ずっと
♪うさぎ美味しい かの山
と思っていたそうです。

月刊つり人で連載して大反響だったものを
一冊にまとめさせていただきました。

ぜひとも、自分の少年時代を思い浮かべながら
読んでみてください。

(山根)

日本沈没……

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北海道の高橋はるみ知事が
北電の泊原発3号機の営業運転再開を容認した。

福島第1原発事故後、原発が営業運転に入るのはこれが初めてだ。
そして、これを機に
原子力ムラは次々に原発を再開させるのではあるまいか。

放射能汚染は拡大の一途をたどっている。
どのように対処すべきか、まったく分かっていないのに
なぜ、このタイミングで停止している原発を動かすことができるのだろう。

高橋知事の経歴を見れば、否応にもその答えが見えてくる。

彼女は経産省出身である。

原発は経産省の管理下におかれており
今回のケースも実際にゴーサインを出すのは
経済産業相だ。

また、少し前の話になるが
「不毛なダムを造って、これ以上、貴重な自然を潰すのはやめましょう」
ということを全面に打ち出した田中康夫元長野県知事の
脱ダム宣言が日本中に旋風を起こした。

この脱ダム宣言に真っ向から反対し
「いや、ダムなどの公共工事は必要です」
と声高に叫んで田中氏と知事の座を争い
知事選に勝利したのが
村井仁前長野県知事であった。

高橋知事は、国民の注目を集めたこの選挙戦において
村井氏の応援者だったと記憶している。

つまり、彼女は大型公共工事の信奉者なのだ。

「経済の世紀」は20世紀で終わったはずなのに
いまだ経済最優先で考える人たちが行政のトップにいる。

これを変えない限り、日本再生はありえないだろう。

いや、それどころか、日本沈没が
現実のものとなってしまうのでは……。

(山根)






お盆の編集部から。

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25

8月25日発売の月刊つり人10月号の表紙の色校です。

今期もアユ・渓流釣りは残すところあと1ヵ月ちょっと。

アユなんて、始まったばっかりのような気がしますが……。

というわけで、悔いのないシーズンにしましょう!

(山根)

明るい家族計画

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思春期の頃、
ドキドキしながら手にしたコンドー〇の箱の
「明るい家族計画」というキャッチコピーが
ぼくの記憶の中に深く刻まれている。

今さらながら秀逸なコピーだ。

最近特に増えた、
親の子殺しのニュースを見るたびに
芸能人のできちゃった婚を賛美する報道を見るたびに
「明るい家族計画」という言葉が浮かんでくる。

魚類は一度に多くの卵を産むことが広く知られている。
マンボウなどは2億個以上の卵を産む。

しかし、それらの中で成熟できるのは
せいぜい2尾なのである。

逆に、2尾成熟するためには
何個の卵を産めばいいのかという計算のもと
魚類の産卵は行なわれるのだと思う。

ひるがえって、日本の出生率は1.37である。
今の日本の総人口が適正かどうかはともかく
最低でも出生率が2はないと
人口が減っていくのは火を見るより明らかだ。

人口が減れば経済も縮小していく。

だから、国家を挙げて子育てを支援しようというキャンペーンを
民主党は大々的に行ない
多くの国民に支持されたのである。

長引く不況で子どもを育てていけるか不安に思っていた夫婦も
国家が応援してくれるならと、安心して子どもを作った。

その子どもが、ようやく歩けるようになった頃
「国を挙げて子育てを支援するのは止めました」
と、鮮やかすぎるほど公約を無視。

これはもはや、公約違反というか
国家的詐欺といったほうがいい。

産ませるだけ産ませておいて
後は知らぬ存ぜぬ。

最近、やたらと
「明るい家族計画」のコピーが脳裏にちらつくのは
ぼくだけだろうか。

(山根)






アユ釣り哀歌

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清流の女王、アユの寿命は一年。

春、5センチ足らずの大きさで川をソ上し始めたアユは
川底の石に付く珪藻類を主に食べながら
上流を目指す。

そして、秋になると産卵する。
親魚の大きさは河川により異なるが20センチ程度。

わずか半年間で、4〜5倍に成長するのだ。

石に縄張りを持って珪藻を食み始めたアユは
1日のほとんどを食べる時間に費やす。
食べて食べて食べ続けなければ、短期間で4〜5倍に成長することはできない。

だから、自分のエサ場に侵入してきた魚がいたら
自分よりも大きかろうが、激しいアタックを食らわして追い払う。

アユのこの習性を利用したのが友釣りだ。

掛けバリを仕込まれたオトリアユを追い払おうと
野アユは執拗にアタックする。
すると、掛けバリが野アユに刺さり、
野アユはオトリもろとも釣り人のタモの中へ。

釣り上げられた野アユは
掛けバリを外されると同時に、ハナカンを通され
今度は自分がオトリとして川に放たれる。

しかし、野アユは自分がオトリであるとは思っていない。

いいエサ場を探して、川の中を泳ぎまわる。
秋に成熟して子孫を残すためには
とにかく食べ続けなければならない。
一心不乱に泳ぐ。

そして、ライバルの攻撃を受け
野アユもろとも釣り人のタモの中へ……。

背ビレや尾ビレが長く
鱗がきめ細かく、肌が艶っぽい天然アユは
姿形を見る限り、清流の女王と呼ぶにふさわしい。

しかし、その実態は、
目標に向かって突き進む、孤高の勇者である。

ぼくは、アユ釣りをしていて、ふと思うことがある。

アユみたいに強くなりたいと。

家族、仕事、病気、怪我、経済、社会……。

アユには悩みなどない。
悩んでいる時間などないのだ。

悩むよりも食べ、悩むよりも闘う。

前だけを、上だけを見て生きるはかない一生。

だからきっと
ぼくをはじめ、多くの人がアユという魚に惹かれるのだと思う。

(山根)
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