ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

2014年02月

50年前の釣り雑誌の表紙を飾る美女

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発売したばかりの月刊つり人4月号を手にしているのは
釣りビジョンでおなじみの末川かおりさんと
磯辺さちよさん。

向かって左の末川さんが開いているページは
山中湖のワカサギ釣りの記事です。

拡大すると、こんな感じ。

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氷上の穴釣りです。

30年以上前の山中湖は
冬場に結氷していたので
ワカサギの氷上釣りを毎年のように楽しむことができました。

しかし、20年ほど前から結氷しづらくなっていて
氷上釣りを楽しむことがほとんどできなくなってしまいました。

しかし、何年かに一度は
平野ワンドの一部が結氷し
短期間ではありますが氷上釣りを楽しめるようになり
今年も1月中旬から2月にかけて楽しめました。

ちなみに、昨年も一昨年も結氷しました。

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これは50年前の月刊つり人2月号の表紙です。

富士山の見え方からして
山中湖の氷上釣りのようですね。

それにしても、モデルの釣り人の美しいこと。

合財箱の上に座り
靴にはワラが巻かれています。

サオは手バネザオでしょうね。

昔の釣りの写真って、見ているだけでワクワクしてきますね〜。

ちなみに、68年前の創刊号以降の
つり人の表紙のほぼすべてを、コチラからご覧になれます。

(山根)

超親切アユ釣り入門!


インダス文明の中心にはインダス川があり
シュメール文明の中心にはチグリス・ユーフラテス川があり
エジプト文明の中心にはナイル川がありました。

文明の繁栄には川が欠かせなかったのです。

では、川は常に人々に優しかったのかといえばそんなことはありません。
時には般若のように怒り狂い
時には女神のように優しく微笑むのが川というものです。

上記のような大河でも
豪雨で氾濫する場所というのは決まっていて
氾濫する場所には上流域から肥沃な土が運ばれ
氾濫が収まったその土地は
広大な農耕地となったのです。

今から1万年以上も前に
人々は雨季と乾季の存在を知っていて
乾季が訪れると氾濫原に種を蒔き
雨季が訪れる前に収穫したわけです。

そのように人類は1万年以上もの間
川とともに生きてきたわけですが
ある時から
時には般若のように怒り狂い
時には女神のように優しく微笑む川の性質を全く無視し
人間がコントロールできると思いあがってしまいました。

氾濫を防ぐためという大義名分で
上流部にダムを造り
さらに蛇行する部分を直線化してしまいました。

それだけならまだいいのですが
「これでもう、この川は安全だ」
と言って、そもそも氾濫原だった場所に
次々と住宅地を造成していってしまったのです。

しかし、いくら血税を費やしてダム造り、流れを直線護岸化したところで
洪水をなくすことはできませんでした。

洪水は起きるのに
以前は人が住むのに相応しくない氾濫原を
宅地造成してしまったのだから
たまったもんじゃありません。

普通なら
「やっぱり、川をコントロールすることができませんでした。
氾濫原に住むことは止めましょう」
となるところが
「もっと大きなダムを造れば大丈夫」
とウソを塗り重ねて現在に至ります。

ここ数年、夏場に各地の川が氾濫しますが
おかしいと思いませんか?

氾濫するほとんどの川にはすでにダムがあるんですよ。

で、挙句の果てに
「川は危険だから子どもたちは近づかないように」
だって。

川は危険だけど、優しくもあるんですよ。

というわけで、ようやく本題。

日本の宝、天然アユのソ上が間もなく始まります!

大雪は各地に甚大な被害をもたらしましたが
これにより春先の川の水量が安定し
天然アユのソ上を助けてくれることでしょう。

2014年のアユシーズンは期待大です。

アユの友釣りの基本は
オトリにきちんと泳いでもらって
野アユを挑発することに尽きます。

友釣りは難しいイメージがありますが
基本さえおさえていれば
それほど難しい釣りじゃありません。

そんなわけで、友釣りの基本が凝縮された実用書が発売になりました。

その名も
超親切アユ釣り入門

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著者は現代アユ釣りの礎を築いたといわれる
弊社の鈴木社長です。

ワタシもアユ釣りを始めた頃は
シャチョーから徹底的に基本を叩きこまれました。

それだけで、釣果は飛躍的に伸びたんです。

初心者はもちろんですが
「なんだか最近、アユが釣れないんだよね」
という中級者にも、オススメです。

ちなみに、同書はDVDの付いた弊社の入門書シリーズ
「釣れるチカラ」の基礎が身に付くシリーズの一冊。

全国の釣具店、書店の店員さんからも
好評のシリーズなので、ぜひご一読を!

(山根)









魚と釣り人を結ぶ一本のイトについて、もっと知りたい!


つり人4月号が搬入になりました!

今号の特集はズバリ、「釣りイト」です。

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現在、釣りのジャンルの細分化が進み
さまざまな専用タックルが各社から発売されています。

この20年ほどで、日本の釣りは目覚ましい進化を遂げたわけですが
その進化を支えてきたのがイトともいえます。

アユ、渓流、ワカサギ、磯釣り、ルアー、テンカラ
ナイロン、フロロカーボン、PE、金属などなど
さまざまなジャンルのイトを
さまざまな角度から考察しています。

魚と釣り人を結ぶ一本のイトについて
もっと知りたいと思う方はぜひ、ご一読を!

(山根)

フィッシングショー3ヵ所同時開催!


久しぶりに週末にいい天気になりましたね。

なんと今日(2月22日)と明日は
釣り業界のイベントが盛りだくさんです。

新潟県では新潟フィッシングショー
群馬県では群馬フィッシングショー
福岡県では九州ルアーフェスタが開催中です。

もちろん、各会場に弊社のスタッフもいます。

2014年をいい釣りシーズンにするためにも
お近くの方はぜひ足を運んでみてください!



アクティブな美女2人がワカサギの氷上釣りに挑戦!

海も川も湖沼も
エサ釣りもルアー・フライフィッシングもアユの友釣りも
さまざまな釣りの情報が詰まった釣り総合サイト
Honda釣り倶楽部
更新されました!

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人気コンテンツの
釣り女子活動記が更新になりました。
今回は、裏磐梯の桧原湖で
アクティブな女性2名がワカサギの氷上釣りに挑戦です。

2014年の桧原湖の氷上釣りは
かつて記憶にないくらい、ワカサギがよく釣れています。

スノーモービルの送迎があるのも
桧原湖の氷上釣りが人気の理由です。

また、ワカサギに触れないでハリを外す方法なども紹介されています。

3月下旬まで楽しめるとのことなので
ぜひご覧ください!

(山根)


九州のルアー総合誌 ルアーパラダイス九州 3月8日発売!


ワタシの母の郷里は福岡県の柳川です。

柳川は北原白秋の故郷でもあり
水の都として知られています。

で、ワタシが釣りを覚えたのも柳川です。

というわけで九州が大好きで
これまでも、あれこれ企画を立てては九州に取材に行っていました。

そんなワタシに朗報です。

3月8日に九州のルアー総合誌
ルアーパラダイス九州が発売になります!

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ソルトもバスもトラウトもライギョの情報が詰まった
九州限定のルアー総合誌です。

詳細はコチラをご覧ください!

(山根)


アユを増やすためにできること


フィッシングショー大阪2014の初日に
インテックス大阪のとある会議室にて
「アユ釣りの現状と将来」
なる講演会が開催されました。

アユの研究者として知られる高橋勇夫さんによる講演で
会場は釣り業界関係者で満席になりました。

アユの資源量を増やすために
これまで長期にわたり、「放流」がされてきましたが
高橋さんの調査によると
「放流量」と「漁獲量」は必ずしも比例していないのだそうです。

つまり、どれだけ放流量を増やしても、漁獲量が増えない河川もあれば
放流量を減らしたのに、漁獲量が増える河川があるのです。

なぜ、このようなことが起きるのか。

そのカギを握るのが天然アユのソ上量です。

天然アユは病気などにも強く
放流アユのように人間がトラックで運んで
川に放流してと手間暇かけなくても
季節が巡れば、自然に海から上がってきます。

この天然アユのソ上量を増やすことこそが
アユの漁獲量を増やすことにつながるというのが
高橋さんの調査結果で明らかになっています。

講演会の模様を
You Tubeのつり人社チャンネルにアップしましたので
全国のアユ釣りファンの皆様、ぜひ、ご覧ください。

4本にわたってアップされています。



(山根)

小国川漁協 沼沢勝善組合長急逝


2月10日午前2時くらいに
小国川漁協の沼沢勝善組合長が自宅で倒れているのがみつかり
間もなく死亡が確認されました。

本日、お通夜が執り行われます。

流域住民の貴重な財産である清流を守るため
小国川漁協は河川環境の荒廃を招くダムなどの公共工事に関し
一貫して反対の立場を貫いてきました。

昨年末、山形県が同漁協の漁業権をはく奪しようと試みましたが
そういう強硬策に対しても、沼沢組合長は屹然と立ち向かいました。

痩身で柔和なお人柄でしたが
芯が強く、懐が広く、組合員から絶大な信頼を集めていました。

御自宅には、最近の心境を綴ったメモなどが
残されていたようです。

ダム推進派からのプレッシャーは
我々の想像以上に、組合長に圧し掛かっていたに違いありません。

人生の最後の瞬間まで
清流小国川を子子孫孫に残すべく
文字通り身を粉にして開発の魔の手から守り抜いた沼沢組合長。

黄泉の国では
安らかに清流に親しまれることでしょう。

心よりご冥福お祈りいたします。

合掌

(山根)

原発ゼロに193万票


都知事選を各紙がどのように報じたのかチェックしました。

面白かったのが読売新聞と東京新聞。

まずは東京新聞。

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原発推進の舛添要一氏が圧勝しかのように映りましたが
たしかに、原発反対の候補者にも193万もの票が投じられたのです。

原発反対を掲げた候補者が多かったので
分散してしまったという見方ができます。

これに対し読売新聞。

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「非現実的な「原発即時ゼロ」の主張に
多くの都民が拒否反応を示したと言えるだろう。」

と社説で言い切っています。

半数近くが「原発ゼロ」に投票しているのだから
ちょっと言い過ぎではないでしょうか。

読売新聞は震災以降も
一貫して原発がいかに必要で
原発ゼロがいかに非現実的の戯言であるのか報じてきました。

それもそのはず、我が国に原発を持ち込んだのは
読売新聞の社主であった正力松太郎氏です。
新聞とテレビを駆使して原発安全神話を社会に浸透させた功績から
正力氏は、我が国の原子力発電の父ともいわれています。

いずれにせよ、もうこれで原発を止めることはできなくなるでしょうね……。

(山根)










フィッシングショー大阪2014朝から大盛況!

フィッシングショー大阪2014は、雪が舞うあいにくの天候ですが、
朝から大盛況。

新製品の展示会だけでなく
釣り具即売会や釣り堀、金魚すくい、釣りゲーム
マグロ解体ショーなど、ファミリーで楽しめる催しが
たくさんあるのがフィッシングショー大阪の特徴です。

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みんなとっても楽しそう。
いつかは家族を連れて来てあげたいな〜。

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