ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

2016年03月

最新5月号は明日発売!

明日はつり人最新号の発売日。
『月刊つり人5月号』です。

特集は
「見つけに行こう 懐かしいニッポンの原風景
小川と湖沼で春めぐり!」

今が旬のタナゴやマブナの記事がたっぷり。
水郷エリアだけでなく、琵琶湖や穴場で湘南のマブナ釣り場なども
たくさん載っています。これからやってみたいなぁ、
という人に向けた基本の仕掛けづくりなどもありますよ。

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また、特集だけでなく、春の海で楽しいウミタナゴやカレイの釣り、
解禁後に続々と釣果が聞かれ始めた渓流のゼロ釣法やテンカラ釣りも収録。
春本番のお供にぜひどうぞ。

お求めはお近くの書店のほか、
つり人社ホームページから利用できる各種オンラインショップ
定期購読者への割引サービスのあるフジサンマガジンサービスが便利です。

(八木)

水郷近江八幡の春

つり人5月号もようやくゴールが見えてきた。
巻頭の特集は「小川と湖沼で春めぐり」。

ずばり、フナ・タナゴが主役です。

記事のひとつに近江八幡を取り上げております。
取材をしたのは昨春。

ヤリタナゴにアブラボテと愛らしいタナゴを釣り、
風土を探索すべくニゴロブナ漁でにぎわう港へ。

ニゴロブナは琵琶湖にしか生息しておらず、フナ寿司の材料になります。

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4〜6月にニゴロブナは抱卵します。
子持ちブナの寿司は最も美味しいといわれます。

今年は暖冬の影響か琵琶湖の全循環(表層の水と湖底の水が完全に混ざり合う現象)が、
大幅に遅れたとニュースで見ました。

フナたちが元気に春を迎えられることを願います。

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それにしても春の水郷はのどか。
こんな景色の中を、釣りザオ片手に旅してみませんか?

(サトウ)





あの日から5年

5年前の今日は、会社で編集作業中でした。

そして地震が来て、このブログを書いている
夕方7時前、なかなか電話がつながらず、
結局近くの「公衆電話がつながる」との情報があり、
並んで自宅にかけた記憶があります。

電話のある靖国通りは、
歩いて帰宅しようとする人たちで
ごったがえしていました。

また、編集部から歩いて帰るという先輩に、
手袋を渡した記憶があるので、
かなり寒かったような気がします。
自分は会社に寝ました。

今日、同じように目の前の原稿書きやらに
追われてこの時間になってみて、
いかに記憶が風化しやすいか痛感。

これではいけないなと、反省しきりです。

忙しいとは「心を亡くすの意」だそうですが、
釣りに没頭するのは素晴らしくても、
こうなってはいけませんね。

とういわけで、また編集作業に没頭します!

どうぞよい週末を。

(八木)








渓流釣り続々開幕中

3月に入り、
各地の渓流釣り場もだいぶ盛り上がってきていますね。

2月の開幕後に大雨に見舞われた、
中部のメッカ・岐阜の長良川水系も
本流でよいアマゴが釣れるなど
例年以上のペースで調子を取り戻しているようす。

そんな中、昨日はここ数年、
ヤマメの魚影が安定しており、
さらに今年は放流もいつもの年以上に
増やしているという栃木の那珂川(黒磯地区)に
解禁速報の撮影に行ってきました。

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川底を足でさらえば、
トビケラやらカゲロウやらカワゲラやらの幼虫もどっさり。
これで今は可愛いサイズのヤマメたちも、
急速に体力を付けて行くのでしょう。

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そのほか秩父、新潟、和歌山……と、
各地から順調なスタートダッシュの報も編集部には届いています。

一日撮影すると、
夕方には「ハクション!」となるのはちょっとつらいですが、
やっぱり外に出たいですね。

(八木)





春めく水辺

3月に入って各地の渓流が解禁しています。
小誌筆者のブログ&フェイスブックを見れば、
艶やかなヤマメ・アマゴの姿が多数アップされており
全くうらやましい限り。

私はというと小磯・堤防でのんびり取材。

ねらいはカレイ&ウミタナゴ。
いずれも春に好機を迎えます。

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カレイ釣りの魅力といえば食味はもちろん、大らかな釣趣にあり。

シロギスと並ぶ投げ釣りの2大ターゲットといわれ
シロギスが動の釣りとすれば、カレイは静の釣り。
カレイが口を使うまで、のんびりと待ちの時間を楽しめるわけです。

ちなみに早春は戻りガレイといわれる時期。産後の一服から食いが戻ることをいいます。
サクラが咲くころはさらに食い気が出る最盛期となり、この時期は花見ガレイというのです。


で、この魚。ぷっくらとお腹が戻ったマコガレイです。
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三浦は観音崎公園で釣れました。



一方のウミタナゴ。
昔のつり人を見るとグラビアを飾る魚でした。
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中でも人気だったのは三浦半島。
岸辺にずらりと並ぶウミタナゴファンの写真が掲載され
それはもうたいへん人気の魚だったようす。

近年は専門にねらう人は少なく
クロダイやメジナねらいの人からは外道扱いされます。
が、釣りは遊び方しだいでどんな魚も本命になるのです。
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ノベザオで釣ればウミタナゴの引きは実に小気味よい。
桜色の魚体は華やかできれい。
アタリを取って合わせる。
ウキ釣りの醍醐味を知るのにも好敵手といえ、子どもでも当然楽しめます。

ちなみにウミタナゴは体色が青みがかっている個体をマタナゴ、
やや赤みがかったものをアカタナゴと区別しているそう。

取材をしたのは三浦半島の諸磯周辺ですが
磯に砂地が混じり、溝があるようなエリアはどこもウミタナゴでいっぱい。
全国的に楽しめる魚なのでノベザオを片手にぜひねらってみてください。


当日の模様は3月25日発売のつり人5月号で。お楽しみに!

(サトウ)





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