ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

2016年08月

【北陸の雄は大アユの年】

福井県福井市に住む酒井桂三さんより昨夜ラインが入りました。
ヘラブナのようなアユ、28cm、300g。

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今期の九頭竜川は天然ソ上が少ないです。
いつものように激流の数釣りが望めないものの大型が釣れています。
このアユが釣れたのは九頭竜川の代名詞的スポット「坂東島」。
こんな魚があの奔流で掛かったらたまりませんね〜。

そして好評発売中の月刊つり人10月号は大アユ特集

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最強結束、ポイントガイド、全国大アユ河川の最新事情もばっちり。
要チェックです。



このシーズンのために作った別冊
大鮎POWERBOOK

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こちらもぜひ。下れぬ流れで尺ものが取れるような仕掛けの作り方、
安全な立ちこみ術も詳しく紹介しております。

(サトウ)








【新刊紹介/淀川 大明解MAP】


大型で非常に強い台風10号の進路が気になります。
被害が最小限になることを願うばかりです。

こんな時こそ、アームチェアフィッシングを楽しみましょう。
悪天候の日は無理してアウトドアに出ず
インドアで読者や釣り具をいじりながら、釣りをイメージして楽しむのが
アームチェアフィッシングです。

というわけで、アームチェアフィッシングをサポートしてくれる新刊をご紹介いたします!

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淀川 大明解MAPです!

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淀川といえば、月刊つり人でも写真上の釣女ちゃこちゃんの
テナガエビ釣りを以前レポートしました。

もともとテナガエビ釣りは江戸前の釣りでしたが
数年前から西日本でも注目されるようになり
淀川でも年々盛り上がってきているとのこと。

実際、取材時も良型サイズのテナガエビが白昼にバンバン釣れました。

その際、テナガエビの数の多さにも驚かされましたが
岸辺に打ち上げられているキビレやチヌ(クロダイ)の多さにも驚きました。

聞けば、テナガエビがよく釣れる河口から淀川大堰までの約10キロエリアは
関西を代表するチヌのルアーフィッシングフィールドなんだとか。
もちろん、シーバスも!

さらに中流域ではタナゴの釣れる場所も多いというし
バスに関してはロクマル(60cm超)の実績も高いそう。

東京の多摩川や江戸川、荒川でもいろいろな釣りを楽しめますが
淀川は、さらにパワフルな印象があります。

というわけで関西圏の方はもとより
圏外の方も、関西出張の際には、ぜひ淀川で遊んでみてください!




東京湾の餌木マダコが楽し旨し。

一体どうなるやら強力台風。でもこれが抜けたら断然出かけたいのが今季盛り上がっている東京湾のマダコ釣りです。

先日、浦安の吉久さんのマダコ乗合船に乗って、この好調マダコをダイワフィールドテスターの林良一さんと狙ってきました。

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林さんの今季のテーマはズバリ竿釣り。東京湾では渋イトを使った手釣りが主流ですが、そこをタコ用に改造した餌木(エギ)と専用竿でキャスティングで狙います。

船長の峯岸さんがどちらもOK派で仲良く楽しめるのですが、東京湾はこの日狙った袖ヶ浦の工業地帯の岸際やその少し沖合のホンビノス貝が自生している砂地など、思いのほか根掛りが最小限でキャストが有効なフィールドが多い。

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もちろん、結果が出るようになるまでは、いろいろな試行錯誤があったと林さん。発売になったばかりの最新10月号では、この餌木(エギ)マダコ、竿釣りマダコも詳しく記事でお届けしています。

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釣ったタコの持ち帰りや簡単な下処理、そして食べ方まで漏れなくご紹介。しかしほんと、この釣ったタコの味を知ってしまうと普通のタコが……ですよ!

釣り人の楽園パラオがグッと近くなりました!


ANAが期間限定でパラオに直行便を就航させたので行ってきました!

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ねらいはもちろんGT(ジャイアント・トレバリー)。
標準和名はロウニンアジ。

憧れのターゲットをねらって遠征しても
なかなか思うようにいかないのが釣りなんですが
そこは最後の楽園ともいわれるパラオ。

期待を裏切られることはありませんでした!!

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今回お世話になったのは
パラオの釣りに精通しているチャーター船のプラグインさん。

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船長の三浦さんは神奈川県の藤沢出身!

今年でパラオ在住16年目というパラオ通で
海のルアー釣りにも精通しています。

ホテルはパラオパシフィックリゾート

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ホテルの桟橋までプラグインさんが迎えに来てくれます!

パシフィックリゾートから見る夕日は最高にきれいです。
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成田空港からパラオまでチャーター便で4時間半ほど。
日本の旧統治領だったため親日家が多く、日本語もけっこう通用します。

治安もよく、彼女や奥さん、ご家族での旅行先にもバッチリ。
プラグインさんではレンタルタックルもあるので
釣り具を持参しなくても憧れのGTをゲットできます。

釣りの詳細は現在発売中の月刊つり人10月号をご覧ください。

ANAのチャーター便の詳細はコチラをご覧ください!










【新刊紹介/千島克也“攻め"のワカサギ釣り (DVD) 】


残暑が相変わらず厳しいですが
昨晩、ふと気付いたのが日の短さ。

18時半を少し過ぎたばかりなのに
すっかり日が暮れているではありませんか。

こうなると、アユは産卵を意識し始めます。
体色にサビが浮かぶようになり
そんなアユを手にすると
「あ〜、今年の夏も終わってしまったか〜」
と感慨にふけるわけです。

というわけで、ワカサギ釣りです。

「えっ、この暑いなかワカサギ? ワカサギって冬の魚じゃないの?」
と思うことなかれ。

ワカサギの氷上穴釣りはたしかに冬の風物詩ですが
あれは、冬でも釣れるというだけで
実際にワカサギが釣りやすいのは秋です。

それもシーズンが始まったばかりの9月は
年間を通じて最も数多くの魚を手にできる好機。

本日発売になったDVD千島克也“攻め"のワカサギ釣り
1尾でも多くのワカサギを釣るため
エキスパートの千島克也さんが、その奥義を余すところなく紹介しています。

もちろん、基礎編もばっちり収録。

ワカサギ釣りビギナーからベテランまで満足していただけるはずです。

ぜひ、ご覧ください!





月刊つり人2016年10月号発進。大アユ、ハゼ、カジカ釣りの最新事情は?

明日8/25は最新号の発売日。
今号もまた、もりだくさんの内容でお届けします!

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特集は「大アユ完全燃焼」の名のとおり、
シーズン後半戦に見逃せない、
良型のアユが掛かる有望河川を全国からピックアップ。
現地からの耳より情報などレポート。

巻頭グラビアを飾り、尺アユの実績も高い四国吉野川は、
地元名手・山元隆史さんの解説付き
「大明解!大アユ釣り場MAP」も収録しています。
比較的情報の多い上流の嶺北地区の下流にあたる、
徳島県内の注目釣り場を入川口から好ポイントまで
詳しく網羅する詳細なマップはまさに保存版です。

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また、夏の終わりから秋にかけての心地よいこの季節、
ファミリーでのんびり楽しみたいという方にぴったりなのが、
清流のカジカ釣りと干潟で楽しめるハゼ釣りです。

カジカは栃木の鬼怒川&大谷川、群馬の神流川&渡良瀬川、
山梨県の道志川、長野県の梓川などの実釣をレポート。

一方のハゼも、お手軽ルアーとして人気上昇中のハゼクラの釣り、
初めての親子にもぴったりの手漕ぎボート&レンタル手バネザオの釣りと
お届けしています。

そのほか東京湾のタチウオ釣りやキャスティングでねらうマダコ釣りなど、
美味しい魚(?)も盛りだくさん。

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お求めは全国の書店&釣具店、
またはオンラインでの購入もできる
試し読みはこちらをどうぞ。


台風一過、気持ちのよい釣りのお供に
ぜひご覧ください。



2016シマノジャパンカップ鮎釣り選手権全国大会速報!


8月20日、21日の2日間にわたり
栃木県那珂川黒羽地区で
2016シマノ ジャパンカップ鮎釣り選手権全国大会が開催された。

大会を制したのは
史上最強といわれる小澤剛さん。

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初日に予選4試合を終えた時点で5位と出端をくじかれた小澤さんだったが
2日目の予選2試合で着実に釣果をあげ
ギリギリ3位で決勝へ進出。

決勝では地元の強豪、岡崎孝さん
初出場ながら予選1位で決勝へ進出し
打倒小澤を掲げた椿隆明さんと対戦。

結果
小澤13尾
岡崎11尾
椿7尾


で、2年連続通算4度目のジャパンカップを手中にした。

栄えあるジャパンカップは今年で32回目を数える。
そのうち小澤剛さんが4度の優勝
実兄である小沢聡さんも4度。
小澤兄弟が8回優勝している。

この強さの秘密はどこにあるのか。

編集部は小澤選手に密着し
あらゆる角度からその秘密に迫った。

月刊つり人や来年発売の別冊鮎釣りにて
その強さの秘密を徹底解剖する予定。

こうご期待!

カブト&クワガタ採取の前に立ちはだかる新たな強敵


週末に子どもたちを連れてカジカ釣りに行きました。

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現在制作中(って、もう締切目前ですが。。。)のつり人10月号(8月25日発売)では
カジカ釣りの特集が予定されているので、ご期待ください!

本当はアユ釣りをしたかったのですが
渇水で期待薄。
釣りづらいアユを求めて家族のひんしゅくを買うよりは
子どもでも楽しめるカジカ釣りに急きょ変更したしだい。

で、アフターフィッシングはカブト&クワガタを採りに行く予定でしたが
目星を付けていた雑木林にまさかの看板があり断念。

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だって、この1週間でアユ釣り取材に行った社員から
熊の目撃情報が2度も送られてきているんですよ。

1件目はこの写真。
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秋田県を潤す人気アユ釣り場の車止めにあったそうです。
ツキノワグマの足跡です。デカい。。。

2件目はこれ。

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こちらは北海道道南のアユ釣り河川にて。
ヒグマの糞です。

今までは
「自分だけは熊に襲われることはない」
と思い、子どもを連れてズンズン林の中に入って行ってしまったかもしれませんが
熊に襲われた16人の体験談を読んだ今
それがどれだけ危険なことかよくわかりました。

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自分だけならまだしも、ね。。。










また、熊による凄惨な事故が……

ここ数年、渓流釣りやアユ釣りファンが
ツキノワグマに襲われる事故が増えています。

深山幽谷の源流釣りなら分かりますが
町中を流れる中流部のアユ釣りをしている際にも
ツキノワグマに遭遇することが増えています。

今春はアユ釣りのメッカ、米代川が潤す秋田県鹿角市で
ツキノワグマによる痛ましい死亡事故が4件立て続けに起きました。

そして今日、8月16日
群馬サファリパークで女性従業員がツキノワグマに襲われ死亡するという
信じられない事故が起きました。

亡くなった女性従業員は勤務25年のベテラン。
クルマで園内を巡回している際に襲われた模様で
クルマの運転席の窓が開いた状態で、安全のため窓に取り付けられたパイプが壊されていたそうです。
心よりご冥福を申し上げます。

これまで、ツキノワグマは臆病で滅多なことで人は襲わないと私たちは認識していましたが
近年の事故を見ていると
ツキノワグマの習性が変わってしまったのではないかと思わずにいられません。

大アユ、大ヤマメの秋
キノコ狩り、行楽の秋は
熊と人が最も接近する季節でもあります。

そこで緊急出版されたのが
熊!に出会った襲われた
です。

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クマに出会わないために・出会った時のために。
16人のツキノワグマ遭遇+4人の襲われた壮絶体験が照らし出す、
クマの行動パターン&出会ったヒトの反応、クマ対策の常識と実際etc.
専門家や山岳ガイド、登山家、クマ生息地に暮らす人たちの視点も交え、
ツキノワグマの実像に迫っています。ヒグマ遭遇体験談も収載!

クマが冬眠の準備を始める前に
ぜひとも、ご一読ください!




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