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釣り人として、男として心から尊敬していた磯釣りの大ベテラン、
柳下光康さんが10月3日、闘病の末逝去されました。

本日、横浜市の一休庵久保山式場にて
告別式が行なわれ、多くの磯釣りファン、仕事関係者、ご親族の皆様が最後のお別れに集まりました。

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柳下さんといえば
波濤砕ける荒磯から
25kg超のロウニンアジや20kg超のヒラマサ、10kg超のシマアジを釣りあげ
四十路を過ぎてからは
パワーゲームの先にある繊細な駆け引きのメジナ釣りに血道をあげ
以降、メジナ釣りのトーナメント界を牽引し
MFG(マルキューファングループ)や関東めじな研究会を長い間率いてきた
まさに磯釣り界のレジェンド。

私も入社間もない頃に薫陶を受け
釣りだけでなく、人間関係や仕事、家庭についてなど
さまざまなことを教わりました。

生前、柳下さんは
「釣りは遊びだよ。だから楽しいし、夢中になれるんだ」
とよく仰っていました。

釣りは高尚な趣味といわれる一方で
身上を食いつぶすほどの魔力を秘めています。

釣りに夢中になるあまり
仕事も家庭もそっちのけで、
気付いたらすべてを失っていたという笑えない話も少なくありません。

寡黙な柳下さんは決して多くを語りませんでしたが
釣りはあくまでも遊び。仕事と家庭はそれ以上に大事。
仕事をしっかりして、家族を大事にして、堂々と釣りを楽しむ。
ということだと、私は理解していました。

本日、告別式に列席させていただき
柳下さんが釣りと同じかそれ以上に
ご家庭とお仕事を大事にされていたのかがよくわかりました。

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柳下さんとの思い出を探そうと
2004年のつり人11月号を見ていたら
「離島」をテーマにしたインタビュー記事がありました。
このブログの一番上の写真もその記事の中のものです。

記事の中に、柳下さんがこれまでに行った離島として
青ヶ島、ベヨネーズ、スミス、鳥島、ソウフ岩、小笠原ケーター列島、硫黄島、徳之島
久米島、トカラ、南大東島、西表島、奄美大島、グアム、サイパン、ロタ、銭洲
イナンバ、伊豆七島、草垣群島、甑島、屋久島、肥前鳥島、男女群島、種子島、沖の島
などを挙げていました。

おそらく、近年では神津島が最も好きだったと思われます。

柳下さん
生意気な編集者だった私にも親切に接してくださり
本当にありがとうございました。

黄泉の国でも、磯釣りを楽しんでください。

合掌。

(山根)