かつては好きで研究していたタガメ。
だが年間1000匹以上も捕まえて背中に番号を書きこみ、
また放すということを繰り返せば、
誰でも飽きてしまうはず。
いや、“飽きる”などとおりこし、時には“憎しみ”さえおぼえるように……。
だがそんな歪んだ感情も時が解決してくれる。
久し振りに水族館で再会したヤツは、
やはり昆虫の中では群を抜いて迫力があった。
また採ってみたいが、
この辺りではあまりいない。
かろうじて茨城あたりにいるという噂を聞くのみだ。
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明日は伊豆に取材。
船に強いとおだてられて
ゴムボートに乗ることになっているが、
果たしてどうなることやら。