カバンを持つ手が汗で濡れていた。

「今、クルマにはねられてカバンの中身が道路に散らばったら、
間違いなくオレは変態扱いされてしまう…」

そう考えると、ついつい手に汗を握ってしまうのだった。
カバンの中身……。
パンティーストッキング

「こっこれは和竿作りに使うんです」
と言ったところで、誰も信じてくれやしないだろう。
でも、ホント、パンストは和竿作りに使うんです。

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パンストを適当な大きさに切って中に綿を詰めます

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毛羽立たないから和竿の胴漆を塗るのに好適なんですねえ

そう、銀座東作の和竿作り教室が、いよいよ大詰め
胴漆塗り段階に入ったのである。
あとは入念に胴漆を塗って、ガイドを付ければ完成だ。
いまはヘチザオを製作中なので、
なんとしても夏場のベストシーズンには間に合わせたいのである。

小生はカシュー漆を使用しているのだが
兄弟子たちの多くは本漆を用いている。
断然、本漆のほうが色合いがいいのだが
生まれつき頭の中身と肌が弱い小生は、
恐ろしくて本漆など使えない。

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本漆を塗りこむ兄弟子

でも、カシューだって塗り込んでいくと
竹が見違えるほど美しくなる。
正直、胴漆を塗るまでは
「オレの作品はコレでいいのだろうか」
と失望にも似た諦観を抱いていたのだが、
胴漆を塗ったとたんに竹が息を吹き返したような気がしたのである。

それもこれもパンストのおかげだ。
I LOVE パンスト!

さて、本日、小生がパンストをカバンに忍ばせつつ
銀座東作に行ったのは竿作りのほかに、
できたてほやほやの天然鮎ばりばりガイドを納品するため。
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