夏は涼しい場所に釣りに行きたいもの。
渓谷でヤマメ・イワナと遊ぶのもいいし、
山上湖でボートに揺られるのも悪くない。
とはいえ、仕事で忙しい人にとっては、
避暑旅を満喫できる余裕はないはず。
もちろん僕も、取材では東北の渓流に行く機会があっても、
プライベートでそんな遠征をする時間もオカネもありません。

そんな僕ですが、
「こりゃプライベートでも遊べそう」と思えるプランが
身近にあることに気が付きました。
それが、つい先日取材した東京湾の夜アナゴ釣り。
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今回お世話になったのは『入舟』さん。千住大橋のたもとにあります
2本ザオ.jpg
2本ザオでねらえば釣果もアップ。
でも初心者は1本のほうがトラブルは少ない


人によっては仕事が終わってから行ける7時過ぎの出船で、
東京湾でのクルーズが楽しめ、おまけに美味しいアナゴが釣れる。
船長が捌いてくれるので、
帰宅したらすぐにちょいと炙ってビールを一杯飲めるという
いうことなしのお手軽釣行である。

湾内の釣りなので、波の穏やかな日を選べば
船に弱い人でも楽しめるはず。

次々と.jpg
アナゴは口が硬いので大きくアワセを入れるのがコツ。
巻き上げは素早く行ない、一気に船内に収める

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東京湾のアナゴは程よく脂が乗って美味!
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船長が捌いてくれるので、手間いらずです

ちなみに取材当日は大雨で
かなり厳しいコンディションでしたが、
帰宅してから例によって大塚貴汪さんにいただいた
アナゴとールで小さなシアワセを味わいました。

そろそろ暑くなってきましたが、
友人や家族と一緒に夜の東京湾で涼めるアナゴ釣りは、
かなりおすすめです!
今月25日発売の月刊つり人8月号に
大塚さんのテクニック解説が掲載されていますので、
興味がある方はぜひご一読を。