6月19日に栃木県の那珂川へ。
言わずと知れたアユ釣りのメッカである。
今回は慣れ親しんだ友釣りではなく
ドブ釣り、今風にいうとアユ毛バリ釣りだ。
日本鮎毛バリ釣り団体評議会の澤渡要会長や
鬼怒川の大ベテラン斉藤次央さん
元東京ドブ研会長の関口昭二さんなどが一堂に会した。
余笹川合流点の下に広がる淵が本日の釣り場
澤渡さんにタックルをお借りして見よう見真似でドブ釣りに挑戦。
オモリを着底させて水面近くまで引き上げ、アタリがなければ降ろす。
何回か9mのサオを上下させていると、いきなりグググッとサオ先が絞りこまれた。
「きたっ、きましたよ〜!」
思わず声をあげてしまうほどの強い引きだ。
上がってきたのは15〜16cmのアユだが、
このチビがこんなに引くなんて。
「いやいや、22cmくらいのがきたらサオが立ちませんよ」
とベテランの皆さんは口をそろえる。
木製のケースに整然と並ぶドブバリ。ドブバリの種類は2000〜3000種とも
ドブ釣りこそわが人生という澤渡会長
ちなみに、ドブ釣りのドブとは、淵のこと。
現在は河川改修工事により淵がなくなり、
ドブ釣りを楽しめる場所が激減してしまった。
那珂川は、今でもドブ釣りが楽しめる希少な流れなのである。
この日のドブ釣りの模様は
月刊つり人9月号(7月25日発売)で詳しくお伝えします!