今シーズン初の渓流釣りへ。
向かった先は甲州の笛吹川。
信玄公の菩提寺である恵林寺のすぐそばである。
周辺は信玄の隠し湯なども点在していて
湯けむり釣行にうってつけ。
大岩がゴロゴロ転がる笛吹川の流れ
解禁したとはいえ
まだ河原には雪が所々に残り
水は力いっぱい冷たい。
川虫もちっちゃい。
魚もまだ冬眠中みたい。
ここぞと思われるトロ場で
ハヤのアタリすらない。
「今日はダメかもしれない…」
と諦めかけたものの
先月
「解禁でアマゴがオデコってどういうことだ!?
お前ら釣りをナメてんじゃねえゾ。
63年の月刊つり人の歴史を汚すんじゃねえ!」
と郡上八幡の解禁取材に行き
釣果ゼロで帰ってきた
編集部員のMとSを叱咤激励したばかり。
その舌の根が乾かないうちに
まさか自らオデコを食らってしまうのか。
そんなの、ありえな〜い。
「釣れるまで帰らない」
そう念じながら広範囲を探り歩いたところ
やっぱりアマゴちゃんは応えてくれた。
今期ファーストフィットは笛吹川のアマゴ
釣りに夢中で温泉に入る時間がなかったのが悔やまれるけど
渓流釣りの楽しさを再認識した一日だった。
今度は早上がりして温泉に入るゾッ(山根)