先日、プロカメラマンの津留崎健さんと
岐阜県に行きました。
テンカラの取材だったのですが、
毛バリに飛び出す魚体に興奮。
明るい緑の河畔林にフジの花の紫が絡まり、
花より団子よりとにかく酒だ酒もってこい! の僕でも
心が洗われたような。
個人的には魚に限らず生きものが大好きなので、
草花だけでなく昆虫やトカゲなんかを見て
癒されていました。

そんな僕をいぶかしげに見ていた津留崎さんは、
実は大のヘビ嫌い。
以前、僕が「お、ヘビだ」と言うと
「え!? どこどこ!?」と言いつつ、
文字通り飛び上がっていたほど。

「本当に虫とか好きだよねえ。ヘビも大丈夫なの?」と
津留崎さんに聞かれた僕は、
「ヘビ? もちろん好きですよ」と返事。
「どこが?」
「う〜ん、なんか肉食のものが好きなのかも。
 学生時代に調査してたタガメもそうだし、
 そういえばナマズも飼ってましたね」
「……あ、そう」

ヤマカガシ
ヤマカガシって実は毒があるようですが、
比較的おとなしいヘビです。
とはいえ、捕まえるのはおすすめできませんが


自分でも理由はよく分かりませんが、
とにかく生きものがエサを捕食する瞬間というのは、
見ていて興奮する性分なんだと思います。
テンカラに飛び出す魚を見てドキドキする人には
分かってもらえるのではと思いますが……。

ともあれ、
これからは生きものがたくさん出てくる初夏。

太陽光が強く気温も上がる
  ↓
植物は元気に育つ
  ↓
それをエサにする昆虫や
草食の生物(川魚ではアユなども含む)が
育つ or 増える
  ↓
肉食の生物(川魚ではヤマメなど)も活発になる

というわけで、
肉食魚好きの僕はナマズでも釣りに行こうかな。
(真野)

ナマズ2
去年の今頃釣ったナマズちゃん。
なんてかわいらしい……