ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

雑感

激減した琵琶湖のアユが急速に回復!?

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YOMIURI ONLINE
3年前なぜか激減した琵琶湖のアユ、急速に回復
という記事が出ていました。

琵琶湖のアユが増えた原因を記事では
「県や漁業者らが資源保護に取り組んだ成果が表れてきている。」
と書いていますが、本当なのでしょうか?

この類の話は総じて
在来の魚が減った要因は外来魚の食害で
在来の魚が増えた要因は関係者の取り組みの成果
と決め付けられています。

自然はそんな単純なのでしょうか?

そもそも、自然界ではある種の生物が増えると
それに伴って、ある種の生物が減ります。

分かりやすい例を挙げると富士五湖のひとつ西湖では
ワカサギが豊漁の年はヒメマスがダメ
逆にヒメマスが豊漁の年はワカサギはダメという相関関係にあります。

また、天然アユのソ上に関しても
河川によってソ上が多い年もあれば、少ない年もあります。
毎年、同数のアユがソ上するなんてことはありえません。
1000万尾がソ上する年もあれば、100万尾に満たない年もあるんです。

では何が、それらの量を左右しているのか。
それは、いまだに解明されていません。
それこそが自然の神秘です。

にも関わらず
在来の魚が減った要因は外来の魚が食べ尽くしたから
在来の魚が増えた要因は関係者の努力が実ったから
と言われます。
あまりにも都合がよすぎます。

はっきりしているのは
天然アユを例に挙げると
例年、1000万尾前後のソ上があった川で
ある年から、それが0になることがあります。

その理由は明白。

ダムや堰堤などにより、魚がのぼれなくなってしまったからです。
決して、外来魚に食い尽くされたわけではありません。

つまり、在来の魚が減ってしまった一番の要因は
人間による環境破壊なんです。

琵琶湖で在来の魚が減ってしまったのも
琵琶湖総合開発によって昭和47年から25年もの間
在来魚の産卵場や育成場である湖岸の浅瀬が
徹底的に埋め立てられたり護岸されてしまったからに他なりません。

自分たちのそうした悪行を棚に上げ
在来の魚が減った要因を外来魚のせいにして
何も知らない子どもたちに
駆除の名のもと外来魚を釣りあげたら殺すよう指導をしているわけです。


(山根)









「死ぬかと思った」がついに電子版で発売!

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釣りは漁ではなく遊びです。

とはいえ、自然の中での遊びなので
常に危険と隣り合わせです。

だからこそ、安全第一で楽しまねばなりません。

安全が常に優先するとはわかっていても
「釣りたい」という思いが強すぎると
時に危険を承知で無理をしてしまったり
あるいはふとした気の緩みが
大きな事故につながったり……。

注意していたつもりでも
悲惨な事故に遭ってしまうこともあります。

まさに九死に一生を得た釣り人たちの体験談をまとめた
「マジで死ぬかと思った」シリーズの最新刊シリーズ5
電子版でもご覧になれるようになりました。

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楽しいはずの釣りが一転して思わぬ展開に。
クマを蹴落とし、クマに噛まれ、滝を滑り落ち、
真冬の磯に漂流、ハリが目に刺さる、流される、荒海で決死の帰港などなど
ありとあらゆる「マジで死ぬかと思った」災いが、次から次へと釣り人に襲いかかる…。

人の振り見て我が振り直せ。

どういう所に落とし穴があるのか
貴重な体験談から学んで、
釣れても釣れなくても、いつも笑顔で帰宅できるようにしたいですね。

(山根)



東京湾の海釣り公園でスズキが爆釣中!

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今日は最高に気持ちイイ天気ですね〜。

明日10月31日もさわやかな秋晴れということなので
皆さん、釣りに行きましょう!

さて、現在発売中のつり人12月号
第一特集が小ブナ釣り。

「釣りはフナに始まりフナに終わる」と言われるくらいですから
マブナ釣りがとっても面白いのは言うまでもありません。
老若男女が手軽に楽しめ、しかも奥が深い釣り。
それがフナ釣りです。

そして、第2特集がスズキ釣り。
あまり知られていませんが、東京湾はスズキの水揚げ全国一という
スズキの海なんです。

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秋はスズキ釣りの好機。

今、東京湾の海釣り公園ではスズキが爆釣です。

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同じスズキでもルアーでねらうシーバス釣りは夜がメインですが
エサ釣りは昼間がねらいめ。
ドピーカンの日中に60cmオーバーが
都心から1時間かからない海釣り公園で釣れちゃうんです。

ぜひ、つり人12月号読んで、週末はスズキ釣りを楽しんでください!

(山根)

初代竿富が40年前にこしらえた中通しハゼ竿

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10月1日に女優の八千草薫さんとともに名誉都民の称号を与えられた中根喜三郎さんは
国の伝統的工芸品に認定されている江戸和竿の重鎮。
1974年に四代目竿忠を襲名し、
江戸和竿協同組合の理事長として長年、江戸和竿界をけん引されてきました。

現在、江戸和竿職人は十数名しかいませんが
その中でも1,2を争う釣り好きとして知られているのが
二代目竿富こと吉田嘉弘さん。

先月から月刊つり人で始まった新企画
江戸前旦那倶楽部では今回、台東区池之端の「竿富」工房を訪問。

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ここでキュレーターの鈴木が出会ったのが
なんと40年ほど前に初代竿富がこしらえたというハゼ竿の逸品。

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十尺前後の中通しハゼ竿が5本!

詳細はコチラで解説されているので、ご一読を!




少年時代に自然の中で遊ぶことの大切さ

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現在、中学1年の私の長女は幼い頃
サンダルで外を歩けませんでした。

裸足の足の裏とサンダルの間に砂や小石が入るのがイヤだったから。

砂浜はもとよりプールサイドも裸足で歩けませんでした。

虫が家の中にいようものなら怯えて
外で転ぼうものなら、ばい菌が付くといって
執拗に手を洗っていました。

このまま大人になったらどうなってしまうのか…。

一番の原因が親にあるのは明白ですが
当時はワタシも妻も仕事にかまけて、育児は他人任せ。

自分のことを棚にあげておきながら
長女がそうなってしまった原因のひとつに
当時通っていた幼稚園があるのでは? とワタシは考えました。

その幼稚園はゴージャス(!?)な制服があり
通園は送迎バス。
良くも悪くも上品過ぎで
制服が少しでも汚れようものなら、先生がわざわざ電話してきました。

また当時、長女は病弱で
月に1度は高熱を出して1週間は幼稚園を休んでいました。

馬鹿は風邪を引かないといいますが
ワタシは中学生以降、風邪で寝込んだ記憶がありません。
社会人になってから20年以上、一度も風邪を引いていません。

丈夫に産んでくれた親に感謝していますが
少年時代、毎日のように泥まみれになって遊んだあの経験により
今の抗菌体質が築かれたのではないかと勝手に考えています。

ノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智・北里大学特別栄誉教授は
土壌に潜む微生物の研究の第一人者のようですが
子どもたちは泥まみれになって遊ぶことで
さまざまな微生物を取り込んでいるはずです。

そのように考え
長女が年長組になる前に
思い切って幼稚園を変えました。

新しい幼稚園はこれまでのお嬢様幼稚園の対極にあるようなところで
毎日、泥まみれになります。

無菌状態で育った長女がはたして馴染めるだろうかと心配でしたが
それは杞憂に終わりました。

子どもの適応力というのは素晴らしく
長女は毎日、泥団子作りに励み
泥団子大会で入賞するほどになりました。

しかも、その幼稚園は遠足が高頻度であり
2キロ以上離れた多摩川まで歩いて行き
干潟でカニを採ったり草むらでバッタを採ったりします。

そのほか、イベントでドジョウ掬いやザリガニ釣りもします。

合宿ではキャンプに行き
なんと、ザリガニを釣って食べます。

園児たちはみんなワンパクで
子どもらしい子どもばかり。

ほんの数ヶ月で長女はそれまでとは別人のようになり
すっかりアウトドア好きになりました。
多摩川にハゼ釣りに行くと
エサ付けから釣れた魚のハリ外しまで自分でやります。

今では風邪もほとんど引かなくなりました。

ワタシが長男と次女もその幼稚園に通わせたのは言うまでもありませんが
幼稚園のそうした方針は
「幼い頃に自然の中で遊ぶことはとても大事なこと」
という理事長先生の考えに基づいています。

その理念が保母さんのひとりひとりに浸透していて
若い保母さんが笑顔でバッタを掴んだり
顔に泥を付けて子どもと一緒に遊んだり
飛沫を浴びながらドジョウやザリガニを採ります。

理事長先生も元々は保母さんとしてその幼稚園に勤めていて
60歳を過ぎた今でも
暇さえあれば多摩川に行き、昆虫採集やカニ採りの場所をチェックしています。

先日、理事長先生に久しぶりに会う機会があり
発売したばかりの
TAMAGAWA 東京ネイチャー
を見てもらいました。

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理事長先生は絶賛してくださり
保母さんや父兄、他の幼稚園の園長先生
そして一人でも多くの子どもたちに見てもらいたいと
ご購入いただきました。

都会や田舎にかかわらず
子どもたちが自然の中で遊ぶ機会は減っています。

しかし、人間は機械ではなく、生身の動物です。
子どもたちを温室栽培のような無菌状態で育てたい気持ちはわかりますが
それが本当に子どものためになるのでしょうか。

かわいい子には旅をさせろといいますが
現代ではまず
かわいい子には自然の中で遊ばせろです。
泥まみれになって遊ばせろです。

東京周辺に住む子どもたちにとって
多摩川は自然と触れ合うことができるかけがえのない場です。

今でも、河川敷の草むらでこんなバッタがたくさん採れますよ!

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(山根)

釣り人たちのマジで死ぬかと思った体験談

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先日も楽しいはずの釣りで痛ましい事故が起きました。

釣りに関わらず、サーフィン、スキー、ダイビング、登山など
自然の中での遊びは危険がつきまといます。

だから全てにおいて安全を最優先せねばなりませんが
それでも、毎年、悲しい事故が起きてしまいます。

こうした事故を少しでも減らすために
釣りで危険な場面に遭遇した方々の体験談を月刊つり人に寄稿していただき
それらを一冊にまとめた人気シリーズ『釣り人の「マジで死ぬかと思った」体験談』
5作目が発売になりました。

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今回も
山中でクマに噛まれた、滝を滑り落ちた、真冬の磯に漂流した
ハリが目に刺さった、流された、荒海で決死の帰港などなど、
ありとあらゆる「マジで死ぬかと思った」災いを収録。

なぜ、このような災いを招いてしまったのかが
おぼろげながら見えてきます。

釣れても釣れなくても
「ただいま!」と元気な姿で家に帰りたいですよね。

(山根)

多摩川流域の小中学校を卒業された少年の心を持つ方へ

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昭和30〜50年代に多摩川流域の小中学校に通っていた方々に
特にオススメしたい写真集が間もなく発売になります。

TAMAGAWA 東京ネイチャーです。

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写真家の津留崎健さんが13年間にわたって撮り続けた
素顔の多摩川の写真集です。


昭和30〜50年代の多摩川は汚濁が激しく
「死の川」と呼ばれていました。

それでも、流域に育った子どもたちは
ある種の本能で、多摩川に行き、釣りや網などで魚の存在を確かめようとしました。

が、悲しいかな、当時の多摩川には
子どもにやすやすと捕まえられるような魚はいませんでした。

多摩川=死の川
多摩川=生命感がない川
多摩川=汚い川
多摩川=ドブ川

このような印象を抱いたまま大人になった方が多いと思います。

大人になってからもおそらく、日常生活で多摩川を振り返る瞬間はなく
先日のような豪雨の際に
「多摩川は大丈夫なのか」
と、その存在を思い出す程度なのではないでしょうか。

しかし、ご覧ください。
現在の多摩川には、信じられないくらいたくさんの魚たちが生きているんです。

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写真はマルタウグイとアユの産卵シーン。

アユなどは毎年、数百万尾が東京湾からソ上してきます。

少年時代に
「おじさんたちが子どものころは多摩川で泳いでいたんだよ」
なんて大人に言われて、まったくそれが信じられませんでしたが
今ではほら、ご覧のとおり!

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私たちは経済や便利さを追求するあまり
貴重な財産である自然に大きなダメージを与えてきてしまいましたが
自然の回復力は私たちの想像をはるかに超えています。

時計の針はゼッタイに巻き戻すことができませんが
自分たちの横暴を真摯に反省し
復活を願えば、自然は見事に回復します。

多摩川は、まさにその代表例といえるでしょう。

蘇った多摩川の生命感あふれる写真の数々
ぜひ、この写真集で目にしてください。

写真集は25日発売予定です。

紀伊国屋書店新宿本店6F実用書フロアにて25日からフェア開催!

(山根)





千葉・神奈川・静岡 超HOT海釣り場ガイド

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9月19〜23日が
シルバーウイークで5連休なため
月刊誌の進行がえげつないことになっています。

「そんなことは1年前から分かっているのだから
今さらうろたえるな!」
とのお叱りを受けそうですが、分かっちゃいるけどできないんですよね〜。

雑誌編集という立場からだと辛い連休ですが
釣り人にとっては、またとないチャンスです。

なんせアユはまだまだ釣れるし
ヤマメ・イワナも一部河川をのぞき解禁期間中
ハゼは「彼岸過ぎから」といわれるほどで、最盛期突入
カイズ(クロダイの若魚)は数釣りが楽しめ
アジやカマスが堤防周りに回遊し
それらをねらってワラサやカンパチ、ヒラメなどフィッシュイーターも接岸
山上湖ではワカサギが秋の好機で
水田のホソでは小ブナとタナゴが乱舞

体がいくつあっても足りませんね。

そんな秋の釣りシーズンに
千葉、神奈川、静岡県(伊豆)の3エリアの
超ホットな海釣り場のガイド本が発売になりました。

その名も
千葉・神奈川・静岡 超HOT海釣り場ガイド

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なんて分かりやすい書名なんだ(笑)
この一冊があれば、休日の釣り場選びで困ることナシ!?

2015ジャパンカップ鮎は小澤剛さんが3度目のV!

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シマノ ジャパンカップ鮎釣り選手権大会が
8月29〜30日、福井県九頭竜川にて開催されました。

島啓悟さん、小澤 剛さん、瀬田匡志さん、松田克久さんといった
24名の精鋭が中部漁協管区で激しいバトルを繰り広げました。

結果、最強のアユ釣りトーナメンターといわれる
小澤剛さんが、6年ぶり3度目の栄冠に輝きました。

小澤さん、おめでとうございます!

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決勝戦の結果は以下。


優勝  小澤 剛 選手 23尾
準優勝 瀬田 匡志 選手 20尾
第3位 松田 克久 選手 15尾


それにしても、小澤さんは強いですね〜。

小澤さんはなぜ、いついかなる状況下でもアユが釣れるのか。

そのヒントが以下の書籍、DVDで見つかるかもしれません!

最強!鮎釣りアカデミー
価格:本体3800円+税
著者:小澤剛/高橋祐次
出版年度:2015
DVD-110分
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鮎 友釣り千里眼
価格:本体3600円+税
著者:小澤剛
出版年度:2014
DVD-90分
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小沢兄弟の鮎友釣りレベルアップ・マニュアル
定価:本体2000円+税
著者:小沢聡&剛 共著
出版年度:2013
AB判オールカラー194ページ
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友釣り無双
定価:本体1800円+税
著者:小澤 剛
出版年度:2012
B5判144ページ
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鮎マスターズ4年連続3位の有岡さんが初栄冠!

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アユ釣り大会の最高峰のひとつに数えられる
ダイワ鮎マスターズが昨日、岐阜県長良川で開催され
高知県在住の有岡只祐さんが悲願の初優勝をはたしました。

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有岡さんは「中日スポーツ杯」で優勝経験のある実力者。

マスターズには2002年に全国決勝大会初出場3位に輝き
2010〜2013年まではなんと、4年連続3位という
前人未到の珍記録(?)を樹立。

毎夏、数千人が出場する大会で
3位入賞5回というのは実力以外の何物でもありませんが
優勝からは見放されていました。

初出場から実に14年かかりましたが
ついに頂点に上り詰めました。
有岡さん、おめでとうございます!

本業のナスづくりと
アユ釣りで日本一を目指す有岡さんの奮闘インタビューを
コチラでご覧になれますので、ぜひご一読ください!

(山根)


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