ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

グルメ

タイの珍味!?

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パタヤのちょっとはずれに水上市場があり
最終日にちょっとのぞいてきました。

お目当ての代物は……。

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タガメちゃんです。

写真の中央がタガメです。

ちなみに、上はサソリ。
下は釣り人ならおなじみのサナギ(蚕)。

もちろん、いずれも食べ物です。

月刊つり人の副編のM野はタガメが大好きで
国立大学で4年間タガメの研究をして
それでも飽き足らず大学院まで行ったほど。

M野にお土産で買って帰ろうかと思ったけど
M野は生きたタガメに触れるのが好きなのであり
食べるのが好きなわけではありません。

この場合、M野の目に映るのは
食べ物としてのタガメというよりも
タガメの死骸ということになるのかしらん。

だったら可愛そうだなと思い買いませんでした。

話のタネにひとつつまんでみたかったのですが
いかんせん、このころから腹の調子が最悪で
手が出ませんでした。

でも、現地の人にいわせると
この類の食べ物の中で一番旨いとか。

次回はぜひ食べてみたいと思います。

M野怒らないでくれよ…。

(山根)



極上の刺身

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先日、ある人から
「今まで食べた刺身で一番旨かったのは」
と聞かれた。

その時はうまく答えられなかったが
いまふと冬場に釣ったスマガツオの記憶が蘇ってきた。

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スマガツオは西日本ではヤイトとも呼ばれる。
胸ビレの下に黒点が1〜7個あるので
ヒラソウダなどと一見して判別が可能。

離島で磯釣りをしていると外道でよく掛かる。
秋口に釣れることが多いが
秋口の30〜40センチクラスは脂の乗りが今一つで酸味がある。
小笠原では1メートルクラスも釣れる。

水温の低下に伴い
スマガツオの群れは小笠原など南の海へ移動してしまうが
冬場でも時折、伊豆地方で掛かることがある。

もし、40〜50センチクラスのスマガツオが冬場に釣れたら
何よりも大事に持って帰ることをオススメする。

カツオは通常身が赤いが
冬場の良型スマガツオはピンクっぽい色をしている。
たぶん脂なのだろう。

それを口に入れると
舌の上で溶けてなくなってしまう。
切り身はなくなるが、濃厚な甘みがいつまでの舌の上に残る。

ぼくが今まで食べて一番感動したのは
冬場の良型スマガツオの刺身かもしれない。

(山根)

鯛めしとテンカラ毛バリを作ろう

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11月になり、早くも9日。
この時期、ゲッツリ編集部はほとんどの取材を終え、
入校のピークに差しかかります。

僕と新人Оは尻に火が付いてボーボーと燃え、
知らぬ間に
「ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ」
と呪文のようなつぶやきを漏らしています。

そんなぐあいに鋭意制作中の『つり人』1月号。
特集は東京湾。

サーフ、沖堤、堤防、海釣り公園、磯、船といったぐあいに
東京湾の釣り場を多角的かつ詳細にガイドする企画です。

乞うご期待。

さて、秋に好機を迎えるターゲットは目白押しですが、
マダイもそのひとつ。

落ちの荒食いシーズンです。

5年ほど前、
初めてコマセマダイの取材に行ったのも11月中旬でした。
船宿は川崎つり幸、ポイントは久里浜沖。
同船したY編集長のスパルタ教育を受け、
僕も1尾のマダイをキャッチしました。
30cmクラスの小型でしたが、
光沢のあるピンク色の魚体がまぶしかった。
その日は船中で20尾のマダイがあがり、
まさに落ちの好機といった状況でした。


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初めて釣ったマダイ、どうやって食べようかと思案の末、
ゲッツリおなじみライターの葛島一美さんに連絡すると

「鯛めしがいいんじゃねえか」とのこと。

料理音痴の僕でも簡単に作れました。
そして旨かった。

やはり葛島さんのレシピは違う。


と、ここでお知らせです。

11月20日 
江東区にある『中川船番所資料館』で
葛島一美さんが料理教室を行ないます。

テーマはずばり
『鯛めしを作ろう』

時間=10時〜12時30分
定員=10組20名様 
材料費=1組500円。
お申込み方法=中川船番所資料館に電話(03・3636・9091)か窓口で受付

※先着順ですのでお早めに!


もうひとつお知らせです!

11月20日
同じく『中川船番所資料館』で
渓の翁の愛称でおなじみ、瀬畑雄三さんが
テンカラ毛バリの巻き方をレクチャー。

テーマはずばり
『毛ばりを作ろう』


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渓流のオフシーズン、
別冊渓流やつり人で誌面を飾る瀬畑さんの毛バリ作りを会得してみてはいかが。
また渓の翁の渓語りもたくさん聞けるはず。

時間=10時〜12時、13時30分〜15時30分
材料費=500円
お申込み方法=中川船番所資料館に電話(03・3636・9091)か窓口で受付



(佐藤)




鮎と初鰹 魯山人とジョブズ

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今発売のサライ6月号の特集は
「鮎と初鰹」。
特集タイトルに
ついつい、釣られてしまった。

もちろん一般誌なので
釣りではなく食べるほう。
でも、勉強になります。

ちなみに、先日のこのブログで紹介した
新橋鮎正もしっかりと登場しています。

このような特集の中に決まって登場するのが
北大路魯山人。
で、彼の会員制料亭「星岡茶寮」。

もちろん雑誌の特集の中では
魯山人は食の大家としてのみ登場しますが
魯山人の人物伝などを読むと
かなり激しい気性だったようで。
それゆえ、とても寂しい晩年を過ごされたとか。

ジャンルはまったく違うけれど
今、世界中が最も注目をするアップル社のCEO
スティーブ・ジョブズ氏と魯山人って
どこか似ているような気が……。

そう、ふたりに共通するのは
絶対に妥協をしないという点。

たとえば
iPhoneをはじめとする同社の端末のタッチパネルって
遊び心満載で、とても魅力的だけど
あのような機能を開発するにあたって
何人もの技術者がジョブズに罵倒され去って行ったとか。

あそこまで独創的な商品は
残念ながら昨今の日本製品には見られないような気がする。
和を重んじる日本の企業の場合
上司から
「これができたら面白いと思うんだが、なんとかならないか」
と言われたら
程度の差にもよるだろうけど無理な場合は
「ぜひやりたいところですが、現状だと技術的に厳しいと思います」
となってしまうと思う。

しかし、ジョブズ氏はそれを許さないのだとか。

その点、魯山人も
料理の出汁の取り方から盛り付ける食器まで
いっさい妥協を許さなかった。

最終的に魯山人の場合は誰もついていけなくなったというが
はたしてジョブズ氏はどうだろうか…。

(山根)


ウルカのお話

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昨日のブログで
新橋鮎正のウルカについて少し触れたところ
「ウルカってなんだい?」
という問い合わせがありました。

ウルカとは
簡単に言うとアユのはらわたの塩辛。
「アユははらわたが一番旨い」
なんて食通がよく言っていますが
そのはらわただけを集めて塩蔵したのがウルカです。

アユのウルカは珍味中の珍味などと言われますが
ウルカの中でも
アユの卵と白子だけで作られたものがあります。
子ウルカとか真子ウルカなんて呼ばれていますが
希少価値としては、こっちのほうが高いでしょうね。

ただ、酒飲みには
子ウルカはちょっとたんぱく過ぎると感じられるでしょう。

この子ウルカに対して
はらわたのウルカを「苦ウルカ」ともいいます。

ぼくもどちらかというと「苦ウルカ」のほうが
酒の肴にはいいですね。

ところで以前
三浦海岸に移り住み
毎日釣りを楽しんでいるというSさんのご自宅にお邪魔したときのこと。

Sさんは数年前に大手釣り具メーカーのD社を定年され
以後は国内はもとより海外にも
さまざまな魚を釣りに行かれています。

「これなんだか分かる?」

と小さなお皿がテーブルに乗せられました。
お皿の上には子ウルカのようなものが鎮座しています。

「子ウルカですよね。作られたんですか、大変でしたね」

「ウルカはウルカでもアユじゃないんだよね」
「えっ? アユじゃないってことは…」
「目の前の海で釣った魚だよ(笑)」
「えっ、それはつまり…」
「シロギスだよ。三浦海岸はシロギスがよく釣れるからね。
試しに作ってみたんだよ」

なんと、Sさんはシロギスの子ウルカを毎年作っているというのです。

食感といい見た目といい
ほとんどアユのそれと変わらなかったような…。

(山根)

天然アユを食べさせてくれるお店

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アユシーズンが始まり
編集部員がアユの取材に行き始めた。

まだ東北地区は解禁していないが
取材報告や各地の釣果速報からして
今年はやはり、春の寒さが災いしてか
アユの型がとても小さいようだ。

ただし、数は例年よりも多いということろが大半。
今日のようの照り込みが続いてくれれば
アユも一気に大きくなると思うのだが。

さて、どうやらぼくには徳がないようで
「初アユ食べたいなあ」
と毎日のように言っているのに
編集部員はちっともアユを持ってきてくれない。

というわけで
昨日は待ち切れずに
新橋の鮎正に行ってきました。

鮎正さんは以前
月刊つり人でも取材をさせていただいたことがある名店。
おそらく、都内で天然アユを看板に掲げているお店は
鮎正さんくらいではなかろうか。

メインの仕入れ先は
アユ釣りファンの間では有名な
島根県の高津川。
だが、今年のように型が小さいと一か所だけで賄うことができず
他の川からも仕入れているという。

ただ、放流されて間もないようなアユは
決して使わないのが店主のポリシー。
天然か放流かは、腹を裂いて脂を見れば一目瞭然だという。

昨夜は
天然アユのフルコースをいただきました。

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アユはなんといっても塩焼きでしょう

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これぞ珍味中の珍味、アユの苦ウルカ

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仕上げは鮎飯

これはほんの一部の料理。
飲む前は
今日こそすべての料理を撮ろうと誓っていたのだが
シャッターよりも箸が先に動いてしまい
シャッターチャンスを逸してしまったしだい。
かたじけない…。

放流ものだと解禁直後の若アユでも
骨がやけに固く興ざめだが
昨夜のアユは正真正銘の天然もので
頭から食べても全く骨が当たらない。

いや〜、旨かった。

ご馳走さまでした!!!

(山根)



(山根)

特盛スパゲティ

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編集部のある神田神保町は
本の街であり、学生の街であるため
食事処が多い。

でも、長年いると
ランチで入るお店は決まってくる。

ぼくは毎日でもラーメン二郎に行きたいのだが
近頃は1時間待ちは当たり前なので
近いのに遠い店になってしまっている。
なにしろ、今年に入ってから1度しか行ってない!

その代わりというわけではないけれど
喫茶店の老舗「さぼうる2」に最近、行く機会が増えた。
昔から「量」の多さに定評があったのだが
最近は一段と多くなったようだ。

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写真はバジリコスパゲティ大盛り。
800円也。
これにパルメザンチーズとタバスコを
これでもかとふりかけて食べるのがオレ流。

特盛スパゲティ店といえば
銀座一丁目の「ジャポネ」が有名だ。
レギュラー、ジャンボ、横綱と3段階あり
「さぼうる2」の大盛は「ジャポネ」のジャンボと横綱の間くらいだろうか。

1時間シアワセになりたかったら
ぜひ「さぼうる2」の大盛りパスタか
「ジャポネ」の横綱パスタをご賞味あれ。

(山根)

堤防でメジナ寿司

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漁師も嫌うナッパ潮が
伊豆半島の東岸に接岸していた。

ナッパ潮とは
ちょうど桜が咲く頃に東京湾や相模湾に入ってくる
緑色の潮のこと。

これが入ってくると、
魚の食い気が著しく下がる。

で、ナッパ潮と前後するように赤潮が発生すると
魚の活性はさらに下がる。
こうなると磯や堤防からの釣りはお手上げ状態だ。

冬から春への端境期に当たるこの時期
毎年といっていいほど、このパターンを繰り返すのだ。

もっとも
今日はスローフィッシングの大家(?)である
村田春雄さんと堤防釣りだ。

村田さんと一緒にサオをだすと
釣れても釣れなくても楽しいから不思議だ。

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川名港に行ってみたが
ナッパ潮の影響か
小メジナの活性がいいぐあいに低く
寄せエサの煙幕から仕掛け投入点を外すと
付けエサが底まで届く。

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で、25センチ前後のキープサイズがポツポツとヒットした。
堤防のメジナ釣りを堪能していると
伊東市在住のエキスパート、菊間将人さんが
「村田春雄が来ているらしい」
という情報を聞きつけて、やってきてくれた。

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しかも、数日前に釣った40センチのメジナを寿司にしてきてくれ
堤防で豪勢なお寿司ランチ。

最高で〜す!!



(山根)

「まご茶」と「ねごめし」

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伊豆半島の伊東に
古くから伝わる郷土料理
「まご茶」と「ねごめし」。

2つとも魚介の丼ものだが
微妙に異なる。
はたして、どっちが旨いのだろうか
ということで、昨日食べ比べてみた。

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まずは、ねごめし。
その日に獲れた魚介のぶつ切りの上に
ネギと味噌が乗っている。

とはいえ、近年は近海の魚だけでなく
マグロが乗っているケースが多い。

写真はマグロとイカとキンメが少々。

味噌を避けて醤油をぶっかけて
3分の2くらい食べる。

残り3分の1になったところで
出汁をぶっかける。

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出汁をぶっかけたら
味噌を溶いていただく。
いわゆる「ねこめし」だ。
「ねごめし」の語源は「ねこめし」だろうか。

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続いて「まご茶」。
まご茶漬けともいわれる。

丼の上にアジのタタキが乗っていて
それに、熱いお湯をぶっかけてかきまぜる

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アジの色が白くなればオーケー。
海苔をぶっかけて食べる。
旨い。
ズルズルとかき込んで食べるのが正しい食べ方。

漁師が船上でご飯を急いで食べるための料理だとか。
「まごまごするな」(ノロノロするな)。
時合いは一時。
それを逃すと獲物はどこかに行ってしまう。

だから、船上での食事は手早く済ませる。
そのための
「まご茶」である。

昨日はこのほかにも伊東の郷土料理を食べ歩いたため
今朝は腹が重たくてまごまごしてしまい
朝の時合いを逃してしまった。

さあ、釣りに行こう。

(山根)

伊豆大島の郷土料理

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久しぶりにメジナの入れ食いを堪能したからか
まだ全身が筋肉痛だ。

情けない…。

ところで、先日
江戸時代から続く老舗すし屋に行ったところ
メジナがあった。

食感からしてクチブトメジナのようだったが
築地市場で1キロ3500円もしたそうだ。

すし屋の大将いわく
「ちょっと前までメジナなんて築地にはなかったけど
ぼくが注文するようになってしばらくして
銀座の老舗も手を出すようになったんで
一気に値段が上がっちゃったよ」
とのこと。

ちなみに
先日の大島釣行では
1キロ前後のメジナがよく釣れた。

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写真の伊藤一美さんが手にしているのはオナガメジナ。
メジナには
オナガメジナ、クチブトメジナ、オキナメジナの3種がいるが
磯釣りの対象魚はオナガメジナとクチブトメジナ。
半島周りの釣り場では
クチブトメジナが主体になり
離島だとオナガメジナになる。

食味、釣り味ともオナガメジナが勝っている。

伊豆大島にはべっこう寿司という郷土料理がある。

白身の魚を醤油漬けにして握ったものだが
家庭では寿司ではなく、そのまま食べたり
どんぶりに載せて食べている。

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写真がべっこう漬け。

元来、べっこう寿司のネタといえばブダイだった。
ブダイは伊豆大島の正月の魚というくらいポピュラーだったが
近年はメジナにその座を奪われている。

べっこう漬けではワサビの代わりに唐辛子を用いる。
一度食べたら病みつきになること請け合いだ。

ああ、次はいつ行けるだろうか。

(山根)
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