ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

渓流

渓流2012夏号発売

渓流釣りの専門誌
渓流2012夏号
が発売になりました!

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自然の奥深く、源流へ分け入る際に欠かせないのが
テントやタープ、寝袋、ストーブなどの野外生活グッズ。

今夏の『渓流』では、
”10年愛せる渓の相棒 もう一度、道具を考える”と題し
そんな"源流釣りの相棒"に焦点を当てます。

使い捨ての道具ももちろん便利なのですが、
今回力を入れて紹介するのは"長く愛せる野外道具の逸品"。

使い込めむほどの愛着の湧くストーブ、
コッヘル、そしてナイフをはじめ、
信頼できるテントやタープなども網羅しています。

また、源流釣りのベテランたちが使う道具も掲載。

丈夫さにこだわる人、軽さを追及する人など、
それぞれに個性的な道具の選び方を紹介します。

もちろん、釣りの記事もたっぷり掲載。
今夏、渓流をとことん遊びたい人は必読です!

また、
特別付録として
[渓で頼れる小さな道具 一生モノのカスタムナイフ図鑑]も!!

今年は河川の水量が豊富で
渓流釣りにはサイコーのシーズンになりそうです。

(山根)

新緑の渓流でヤマメ稚魚放流

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茨城県の八溝川に行ってきました。

八溝川は久慈川の支流です。

地元を元気づけようと
日本渓流釣連盟が5000尾のヤマメの稚魚を放流することになり
地元の黒沢小学校、黒沢中学校の子供たちが
実際に放流をするというのです。

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この日集まった子どもたちは60名ほど。

黒沢中学校、小学校の全校生徒数は
小中合わせて72名。

すごい出席率です。

校長先生も来ていて
中学の鈴木校長先生は、大の釣りキチ。

久慈川の伝統的なリールを使ったアユの友釣りも大好きとか。

全校生徒31名という黒沢中学校は
昭和22年に造られた木造校舎がいまだに健在で
鈴木先生によると、茨城県内で校舎が木造なのは
もうここしかないとのこと。

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すぐ近くの大子で生まれ育った先生は
久慈川が教科書だったとのことですが
今は「川は危ない」と言って、地元の子どもも
川遊びはあまりさせてもらえないそうです。

「道を聞かれても教えちゃ行けないとか
今の子どもたちはかわいそうですよね」

と語る校長先生の寂しそうな笑顔が印象的でした。

(山根)

渓流解禁延期が解除の方向へ!


4月1日から食品に含まれる放射性物質の基準値が
震災後に暫定的に用いられた500から100に引き下げられました。

これを受けて、北関東から南東北にかけての一部の河川で
渓流釣りの解禁を延期する措置が取られていました。

しかし、その後の検査で100を下回り安全と見なされたため
今週末から続々と、解禁延期になっていた渓流河川が解禁されます。

もっとも多くのファンを落胆させていたのは鬼怒川水系と思われますが
鬼怒川本流も7日に解禁になります。

詳細は漁協のウェブサイトを参照してください。

2012年の渓流釣りシーズンも
いよいよ本番という感じになりましたね!

(山根)

栃木県内の一部の河川で渓流釣り解禁延期


栃木県内の一部の河川が
県からの要請で渓流釣りの解禁日を遅らせることにしました。

現時点で編集部が把握しているのは
箒川(塩原ダム上流部分)、渡良瀬川上流(足尾町地区内)、粟野川、南摩川。

その川に生息する魚から
4月からの新基準値である
100ベクレルをわずかに超える放射性セシウムが検出されたためですが
2月中旬までの調査では
那珂川本流のウグイや支流の武茂川のヤマメ
渡良瀬遊水地のワカサギなどからは、
基準値を超える放射性セシウムは検出されていません。

詳細はコチラ

解禁を遅らせた上記の河川に関しても
県の検査で3回連続基準値を下回れば解禁できるとのこと。

上記河川の中には
キャッチ&リリース区間であっても解禁を遅らせるよう県から要請を受けたそうですが
そのあたりはお役所的な措置をするのではなく
柔軟に対応してもらいたいと願ってやみません。

(山根)




2012年渓流解禁目前!


さあ、2012年も間もなく渓流釣りが解禁になりますね。

というわけで現在、別冊「渓流」の編集作業も大詰め。

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2012年春号は、瀬畑雄三さんが表紙の予定です!

今どき、こんな雰囲気のある人、なかなかいません。

発売は2月14日のバレンタインデーを予定しています。

全国の渓流釣りファンの皆様
今しばらくお待ちを!

(山根)

テンカラ釣りDVDの決定版が発売!


ヤマメやイワナなどの渓流魚を
毛バリを用いて釣る方法を
日本では昔からテンカラ釣りという。

これが西洋に行くと、フライフィッシングになる。

が、しかし。

テンカラとフライフィッシングには決定的な違いがある。

フライフィッシングがリールを用いるのに対し
テンカラはリールを使わないのだ。

リールがあることで
フライがさまざまなフィールドで楽しめるのに対し
日本の渓流のような河畔林が生い茂っているようなところでは
テンカラのほうがテンポよく探れる。

というわけで
近年では欧米のフライフィッシャーの一部に
TENKARAが注目されているらしい。

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さて、前置きが長くなってしまったが
そのテンカラのヒットシーンを33連発収めたDVDが発売になった。

その名も
テンカラHit Vision

出演者はレベルラインテンカラの提唱者、石垣尚男さん

これほど詳しくテンカラ釣りを解説したDVDは
世界でも類を見ない。
って、当たり前か、日本の釣りだから……。

内容はざっくりこんな感じです。

【Contents】
●実釣編
 ・里川
 ・渓流
 ・C&Rエリア
 ・山岳渓流

●特典映像
 ・誘いのパターン解説
 ・バーコード
 ・ステルス毛バリの巻き方
 ・レベルラインテンカラ、振り込みのコツとは?
 ・基本の結び方&石垣尚男の仕掛け図解
 ・プレイバック ヒットシーン26連発

フライフィッシャーにもぜひ見ていただきたい1本です!

(山根)

2012年の渓流釣り解禁情報


月刊つり人3月号が発売になりました。

毎年、1月25日発売号は渓流釣りの大特集号。
というわけで
今号は全国の渓流釣り場の解禁日、放流量、入漁料などを明記した
2012年全国渓流解禁情報を特別付録につけています。

この冬は全国的に雪が多く
ヤマメやイワナも喜んでいることでしょう。

長良川水系の解禁まで、あと1週間。

2012年の渓流幕開けも、いよいよカウントダウンです!

(山根)

1.5メートルのイワナ


月刊つり人の副編集長のM野が
無事に黒部の源流取材から帰ってきた。

M野が取材に出ている間
リアルで危険な夢を見たので
気が気ではなかったのだ。

イワナの楽園といわれる黒部だけに
当然ながら釣果は充分すぎるほど上がったという。

「次に行く時は、ツバメのルアーを作っていきますよ。
1.5メートルくらいのイワナが飛びつくらしいです。
うまくすれば、UFOの写真も撮れるかもしれません」

無精ひげを生やしたM野は真剣に話す。

黒部の源流でナニがあったのか……!?

ブツブツと話し続けるM野の姿は
アラスカの町ノームで起きた超常現象を題材にした映画
The 4th Kindの登場人物たちと
ダブって見えるのだった。

(山根)

2011 渓流釣りラストスパート


2011年の渓流釣りも残すところあとわずかである。

月刊つり人副編のM野は
昨日から黒部の源流に行っている。

事前情報では
すでに黒部では初霜がおりたとか……。

数日前に
アイガー北壁での悲劇を描いた映画
運命を分けたザイル2を見たこともあってか
今朝は、黒部での危険な夢を見て目が覚めた。

釣りは自然相手の遊びだから
危険は常について回るが
そこがまた、釣りを一層魅力的なものにしている部分でもある。

ディスプレイ越しのバーチャルな世界とは
決定的に違う点といっていいだろう。

ラストスパートいえば
丸沼のトラウトフィッシングも残りあとわずか。
標高1400メートルだから
もうダウンジャケット必携だろう。

現在公開されている
Honda釣り倶楽部でも丸沼のマス釣りが取り上げられているので
ぜひご一読を!

(山根)




この不況下に快進撃の釣りムック


久しぶりにサンスイ川釣り館へ。

アユトーナメンターとしても知られる佐々木さんは
いい感じでアユ焼けしていた。

「どこか、いい川あるんですか?」
と聞くと
「もう相模川専門(笑)。釣れるよ〜」
とのこと。

天然魚はまだ小さいが
放流ものが流れの緩いところで掛かり出したとか。

「何か最近、特別によく売れているものありますか?」
と聞くと
「そうだね、テンカラは相変わらずいいよ(笑)」
とのこと。

アユ用品で聞いたつもりだったけど
テンカラときた。

「おっと、忘れちゃいけない。これも売れているよ」
と佐々木さんがレジ横で手にしたのが
つり人別冊 渓流 2011夏号だ。

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今月14日に発売になったばかりなのに
残りあと1冊だという。

手前味噌で恐縮だが
テンカラ毛ばりの巻き方を懇切丁寧に解説したDVDが
付録に付いているので
それが興味を引いたのだろうか。

それとも、6月だというのに
ジリジリと照りつける真夏の日差しが
「涼しいところで釣りしたい」
と深層心理に働きかけるのか。

あるいは特集の
ウルトラライトな源流釣行が受けたのか。

理由は山ほどあって分かりませんが
おかげさまで大好評なようです。

(山根)



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