ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

渓流

美しい川の記憶


道志七里の鼻曲りアユの里として知られる
山梨県の道志川(奥道志)は都心近郊にあって
今でも水は清冽だ。

ぼくが初めて行った30年前は
今よりもずっときれいで
盛夏でも水はキンキンに冷たかった。

淵を潜ると尺近いウグイの群れが悠々と泳いでいて
その周りにパーマークの浮き出たヤマメもいた。

しかし、いかんせん、5分と泳いでいられない。
水が冷たすぎて、キン〇マがじんじん痺れてくるのだ。

冷たい水で泳ぐと
キン〇マがじんじん痺れるということを
ぼくに教えてくれたのが道志川だった。

また、初めて釣りに行った長良川では
見た目以上に水深があるのに驚かされた。

せいぜい腰くらいまでの水深だろうと川に入ると
一歩踏み出した足が、なかなか川底に着かない。

「おっとっとっと」と転びそうになり
どうにか足が川底を捉えたとき
水面は胸元にあった。

「あ〜ビックリした」
とひとりニヤついてしまったのを覚えている。

美しい川との邂逅は、何年、何十年経っても
色褪せることがない。

cover

現在発売の月刊つり人6月号の特集は
ヤマメ・アマゴ・イワナ 銘水を釣る。

こんな美しい川がまだあったのか!
と心から喜ばせてくれる川を一挙公開しています。

また、釣り場近くの「名水汲み場」なども紹介しています。

「名水」をお土産にすれば家族も喜ぶのでは……!?

(山根)

ナチュラルドリフトの真実


渓流釣りのベストシーズンが到来です。

今期は春先が寒かったためか
今のところ全般的に渓魚はあまり釣れていないようです。

つまり、まだ多くのヤマメ・イワナが渓流に
ストックされているということ。

というわけで現在制作中の
月刊つり人6月号(4月25日発売)の特集は
渓流釣りです。

渓流釣りといっても
エサ釣り、テンカラ(毛バリ釣り)、ルアー・フライフィッシングがあります。
月刊つり人がメインに扱うエサ釣り・テンカラ釣りでは
よくナチュラルドリフトという言葉が使われます。

ナチュラルドリフトとは
自然に近い状態で仕掛けを流すということです。

これは渓流釣りにかぎらず
さまざまな釣りにいえることです。

魚は警戒心が強い。
不自然な流れ方をしているエサには
警戒して食いつかない。

実際、その通りで
自然に近い状態で流すことができるようになると
釣果はグンとアップします。

しかし、この考え方が100パーセント正しいかといえば
それはどうでしょう。

釣りが一生の趣味などといわれるのは
答がひとつではないからです。
1+1=2
のかぎりではないのが釣りなんです。

自然に近い状態で流れてきたエサには安心して食いつくけど
不自然な状態で流れてきたエサには警戒して食いつかない。

これは、あくまでも釣り人側の一方的な推理です。
魚が回答したわけではありません。

しかし、現象としては、多々あることなので
決して間違っているわけではないでしょう。

でも、自然に近い状態で流れてきたエサには食いつくけど
不自然な状態で流れてきたエサには食いつかない理由が
安心と警戒だけなのでしょうか。

こういう考え方はどうでしょう。

自然に近い状態で流れてきたエサは食いやすいけど
不自然な状態で流れてきたエサは食いづらい。

エサ(疑似餌も含む)には必ずイトやハリがついています。
それらは、流れの抵抗を受けます。

魚は、どのタイミングで動けば
うまくエサを捕食できるかを体で覚えています。
だから、自然の状態で流れてきたエサを食い損なうことは
あまりありません。

しかし、イトやハリの抵抗で流れ方に変化が出てしまうと
通常の捕食行動では、うまく口に入らないこともあるでしょう。

特に、月刊つり人6月号で大きく扱っているテンカラ釣りでは
「食い損なっているな」と感じられるシーンを
しばしば目にできます(ぼくみたいなヘボほど)。

なんだ、じゃあ魚が警戒しているなんて
釣り人の一方的な考えか
というと、これまた違います。

明らかに、釣り人のエサだと見切っている
賢い魚に出会うことも多々あります。

また、あえて不自然な動きを与えることにより
魚をハリ掛かりさせることもあります。

答はひとつだけではない。

だいたい、人間の考えるままに釣れてしまったら
すぐに魚は滅んでしまいます。

数多い答の中から
その時の状況にあった方法を選択した人だけが
魚を手にすることができる。

だから、釣りは何年、何十年やっても
飽きることがないのでしょう。

(山根)





テンカラ釣り入門書の決定版


なんだか真冬に逆戻りしちゃったような底冷えする日が続いておりますが、
多くの河川で渓流釣りが解禁になりました。

ここ数年、静かなブームになっているのがテンカラ釣り。

今日のような冷え込んだ日は厳しいですが
暖かい日が続いて水生昆虫の動きが活発になると
テンカラ釣りがとても楽しくなります。

テンカラ釣りの魅力は
なんといっても魚の食いつく瞬間を目視できるという点。
最初のうちは、俗にいう
「ビックリアワセ」で反射的に大アワセをしてしまい
イトがブチッと切れてしまいます。

慣れてくると一呼吸おいてから合わせられるようになる
そうなんですが、ぼくの場合、いまだに即アワセしてしまい
なかなかハリ掛かりさせられません。
それでも、メチャクチャ楽しいです。

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テンカラ釣りベストシーズンを目前に控えた今
最強の入門書
超明快 レベルラインテンカラが発売になりました。

著者はレベルラインテンカラの第一人者である
石垣尚男さん。

これを読んで
今期はぜひ気持ちいい渓流で
テンカラを満喫してください!

(山根)

別冊「渓流 春 2011」間もなく発売!


全国の渓流釣りファンのみなさん
2011年の釣り初めはいかがでしたか?

まあ、すでに行かれた人は
ごく一部だと思います。
2月の半ばになると
千曲川水系をはじめ長野県の河川が解禁になり
3月1日には全国の多くの河川で
渓流釣りが解禁になります。

月刊つり人編集部は
2月1日に郡上で取材
翌2日にはフライフィッシャー編集部も
郡上で取材をしました。

平水時よりも45センチほど渇水というタフコンディションでしたが
どうにか天然ものをだすことに成功したようです。

ちょうどそのころ
神田神保町の編集部では
別冊「渓流 春 2011」の締切とがっぷりよつ。

本日、印刷屋さんから
無事に搬入できそうだという話を聞き
ホッと胸をなでおろしたしだい。

2011_cover04

発売は2月12日。

よろしくお願いします!

(山根)

鯛めしとテンカラ毛バリを作ろう

11月になり、早くも9日。
この時期、ゲッツリ編集部はほとんどの取材を終え、
入校のピークに差しかかります。

僕と新人Оは尻に火が付いてボーボーと燃え、
知らぬ間に
「ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ」
と呪文のようなつぶやきを漏らしています。

そんなぐあいに鋭意制作中の『つり人』1月号。
特集は東京湾。

サーフ、沖堤、堤防、海釣り公園、磯、船といったぐあいに
東京湾の釣り場を多角的かつ詳細にガイドする企画です。

乞うご期待。

さて、秋に好機を迎えるターゲットは目白押しですが、
マダイもそのひとつ。

落ちの荒食いシーズンです。

5年ほど前、
初めてコマセマダイの取材に行ったのも11月中旬でした。
船宿は川崎つり幸、ポイントは久里浜沖。
同船したY編集長のスパルタ教育を受け、
僕も1尾のマダイをキャッチしました。
30cmクラスの小型でしたが、
光沢のあるピンク色の魚体がまぶしかった。
その日は船中で20尾のマダイがあがり、
まさに落ちの好機といった状況でした。


IMG_9347c





初めて釣ったマダイ、どうやって食べようかと思案の末、
ゲッツリおなじみライターの葛島一美さんに連絡すると

「鯛めしがいいんじゃねえか」とのこと。

料理音痴の僕でも簡単に作れました。
そして旨かった。

やはり葛島さんのレシピは違う。


と、ここでお知らせです。

11月20日 
江東区にある『中川船番所資料館』で
葛島一美さんが料理教室を行ないます。

テーマはずばり
『鯛めしを作ろう』

時間=10時〜12時30分
定員=10組20名様 
材料費=1組500円。
お申込み方法=中川船番所資料館に電話(03・3636・9091)か窓口で受付

※先着順ですのでお早めに!


もうひとつお知らせです!

11月20日
同じく『中川船番所資料館』で
渓の翁の愛称でおなじみ、瀬畑雄三さんが
テンカラ毛バリの巻き方をレクチャー。

テーマはずばり
『毛ばりを作ろう』


DSC_0160





渓流のオフシーズン、
別冊渓流やつり人で誌面を飾る瀬畑さんの毛バリ作りを会得してみてはいかが。
また渓の翁の渓語りもたくさん聞けるはず。

時間=10時〜12時、13時30分〜15時30分
材料費=500円
お申込み方法=中川船番所資料館に電話(03・3636・9091)か窓口で受付



(佐藤)




渓流釣り釣行記原稿大募集!


全国の渓流釣りファンの皆さん
2010年の渓流釣りシーズンも終わってしまいましたね。
一部に10月も楽しめる河川はあるにせよ
大半の方がすでに納竿されたことと思います。

仮に、自分が渓流釣りやアユ釣りとは縁のない人生を送ってきたとしても
秋には、こんなにも感傷的になるのだろうか
としばしば考えます。

青春時代にはなったかもしれません。
が、オッサンになった今でも妙に郷愁を抱いてしまうのは
やはり、渓流釣り、アユ釣りが好きだからでしょう。

さて、月刊つり人では
渓流釣りがオフシーズンとなるこの時期に
渓流釣りファンの思い出の釣行記を掲載しています。

現在発売中の月刊つり人11月号にも
「2010年 渓流巡礼記」というタイトルで載っています。

全国の渓流釣りファンのみなさん
今の切ない気分を釣行記にしたためてみてはいかがでしょうか。
文字数は2000〜4000字を目安に
可能なら写真数点。

応募いただいた作品は編集部内で厳正な審査をし
採用された方には小社規定の原稿料をお支払いいたします。

送り先は
101-8408
千代田区神田神保町1−30−13
?つり人社 月刊つり人編集部 渓流巡礼記係

メールの場合は
info@tsuribito.co.jp

11月30日まで受け付けておりますので
どしどしご応募ください!



クマに襲われないために



クマによる被害が年々増えているような気がする。

月刊つり人や別冊渓流で活躍していただいている
フリーライターやカメラマンさんも
昨年、クマの被害に遭っている。

ひとりなどは
顔をツキノワグマに噛みつかれ
かろうじて一命は取り留めたものの
今でも物々しい傷跡が残っている。

しかし、本当に怖いのは
ツキノワグマではなくヒグマだ。
ツキノワグマは雑食性だが
もともとは植物性たんぱく質を好む傾向にあるのに対し
ヒグマはもともと肉食である。

ツキノワグマが人を襲う場合
多くのケースはクマがジャレていたり
自己防衛のために攻撃してくるのであり
決してヒトを食べようとしているわけではない。

しかし、ヒグマの中には
ヒトを食べようと襲いかかってくるものもいる。

だから北海道へ釣りに行く際には
ヒグマ対策は万全にしていただきたい。

とはいえ
ヒグマ、ツキノワグマにかかわらず
我々はクマのことをあまりにも知らなさすぎる。

クマの被害が出ると
すぐに駆除せよなんて話になるが
そんな短絡的なことではクマの被害はなくなることはないだろう。

大切なことは
なぜ、クマが危険を冒してまで
人間界まで下りてくるようになったかということである。

490

熊のことは熊に訊け

本書を読めば
クマとどう接していけばいいのかが見えてくる。
渓流釣りファンにはぜひ読んでいただきたい一冊だ。

(山根)



週末に神流川はいかが?


昨日は渓流釣りの取材で
利根川と神流川をハシゴ。

利根川の敷島公園付近はサクラがまさに満開。
それはもう、見事でした。

滔々と流れる本流では
ジャンボニジマスに翻弄され
あげくにイトを切られて天を仰ぐ人の姿も。

神流川は相変わらず透明度が高く
ヤマメは28センチまでお目見え。
キャッチ&リリース区間があるので魚はいつ行っても多く
ビギナーにもオススメです。

神流川といえば
以前は藤岡インターから下道を行くしかなかったのだが
今はトンネルが開通したため
下仁田インターから30分ほどで上野村にアクセスできるようになった。
都心からでも2時間程度で行ける。

ヤマメの顔を拝みたいけど
どこへ行こうか決め兼ねている人は
神流川に行ってみてはいかが?

(山根)

渓流ミノーイング


この仕事に就く前
ぼくは一時、トラウトルアーにハマッていた。
北海道やニュージーランドにも行った。

でも、自慢できるような魚は釣れなかった。

20年ほど前の渓流ルアーフィッシングというと
スプーンやスピナーが主体だった。
ミノーもケースに入れてはいるが
お守りのようなもので、ほとんどフィールドで使った記憶がない。

しかし、最新の渓流ルアーフィッシングというと
圧倒的に主流になっているのはミノーである。
しかも、以前では考えられないような釣果があがるのだ。

もちろん、それにはコツがいる。

斬新な釣り方といっていい。
その技術を知っているかいないかで
渓流ルアーフィッシングは
全く違う釣りになるといっても過言ではないくらいだ。

というわけで
ぜひご一読いただきたいのが
新渓流ルアー入門

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大ヤマメを釣るための核となるミノーイングが
どれだけ独創的で、理にかなった釣り方なのかが分かるはず。

大ヤマメを手にする一番の近道
それは渓流ミノーイングの習得かもしれない。

(山根)

癒しの渓流釣り


今日は朝イチで富士五湖へクルマの撮影に。

午前5時、青木が原樹海周辺の気温は
なんとマイナス3度。
寒かった〜。
けど、おかげでいい写真が撮れた。

撮影が終了するや
同行スタッフは解禁になったばかりの忍野に行き
ピンシャンのニジマスと戯れたそう。

ぼくは編集部に直行し
月刊つり人5月号の校正と格闘。
時間ばかりが過ぎていき
ゴールはまるで見えてこない……。

学生時代に徹マンで鍛えたこともあり
1日や2日の徹夜なんてどうってことなかった。
でも、昨年あたりから
身体にこたえるようになってきた。

疲れた…。

疲れの癒し方は人それぞれだと思うが
ぼくにとってのそれはズバリ
渓流行である。

謙遜ではなく
渓流釣りは、かなり下手だと思う。
ときめくような釣果を手にしたことはない。
が、あの空間にいることが好きなのだ。
英気が養われるなんて言葉があるけど
新緑の渓流で力いっぱい深呼吸するとき
ぼくは英気が養われるとは、こういうことなのかと実感できるのだ。


全国の疲れたサラリーマンのみなさん、
だまされたと思って、渓流釣りに行ってみてください。

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渓流釣りをしてみたいけど、なんだか難しそう。
渓流って行ってみたいけど、危なくないのかな。
何度かやったことはあるけど、釣れないから面白くない。

そんな渓流釣りビギナーのための実用書が
発売になりました!!

その名も

渓流釣り

山形県在住の名手、我妻徳雄さんが
渓流釣りのベーシックから
本流釣り、源流釣り、テンカラ釣りといった応用編までを
懇切丁寧に解説。

6月までは高速道路1000円乗り放題が続くというし
本書を読んで
ぜひ非日常の世界へ足を踏み入れていただきたい。

(山根)








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