ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

河川

カープフィッシングは半日四間


狩野川1

「コイは一日一寸」
という格言がある。

1日に3cm。
つまり、30cmのコイを釣るには
10日間サオをださなくてはならないということ。

東京で桜が満開になった今日
伊豆の狩野川へコイ釣りに。

狩野川3
柿田川合流部の500mほど上流の狩野川

驚いた。
一日一寸どころか
半日四間である。
※(一間=1・8m)

それもこれも
ボイリーという魅惑の丸玉のおかげ。

狩野川4
最後の最後まで抵抗する狩野川の野ゴイ

狩野川2
出たゾ〜! 90cmオーバー

今日はボイリーフィッシングの第一人者である
福安佳秀さんの取材だったが
90cmオーバーを筆頭に2ケタの釣果。
菜の花咲く狩野川の河畔に
バイトアラームが終日鳴りっぱなしだった。

ボイリーはスゴイ。
福安さんはスゴイ。
(山根)

本流釣り場MAP第2弾は桂川!

4月号では利根川本流大ヤマメMAPを掲載しましたが、
発売中の5月号では都心からすぐの桂川を紹介。

都市近郊とはいえ、大型の渓流魚が育つことで有名で、
40cmの可能性もある川です。
案内していただいたのは、
石橋智幸さん、萩原又一さん、高橋 但さんの3人。
いずれも『桂川名友会』に所属しています。

桂川は両岸が絶壁のような場所が多く、
入川には苦労するのですが、
その辺りはバッチリ掲載!
もちろん川虫採集場所や主なポイントも細かく描き込んでます。
釣行の際には、きっと役立つはず。

なお、今回は支流の鶴川MAPも掲載。
3月1日のブログにもチラッと写真を載せましたが、
水質もよく、渓流釣りファンも多く訪れる川。

関東ではすでに渓流釣りシーズンが開幕しましたが、
山梨の桂川水系、おすすめですよ!

桂川
今月も釣り場写真を豊富に掲載!
情報をたっぷり詰め込んだMAPですので、
ぜひ保存してください!

都市河川が熱い!


大和川2

黄昏の都市河川に
ウエーダーを履いた3名のアングラーが。

ひとりは女性。
皆、ルアータックルを手にしている。

しかし、イトの先にはルアーではなくエサ。
主にパン。

いったい、彼らの狙いは…

大和川4
正解はコイ! 

な、な、な、なんと、
極細のトラウトロッドなどで
70cmオーバーの大ゴイまで上げてしまうのである。

コイ釣りというと
「待ち」のイメージが強いけれど
彼らのスタイルはまるっきりルアーフィッシング。

大和川3
こんなナマズもお目見えします

今回の取材地は奈良県の桜井市に源を発し
大阪湾に注ぎ込む大和川。
昨日と今日の2日間
大和川の上流から河口までを彼らとともに探り歩き
ライトタックルのカープフィッシングを目の当たりにした。

大和川1
ライトタックルだとコイも最後の最後まで激しく抵抗する

手軽な場所で
気軽に楽しめる
ライトタックルのカープフィッシング。

めっちゃ、おもろいわ。
ホンマに。
多摩川、鶴見川、相模川、江戸川などなど
東京近郊にも、コイがぎょうさんいてはる場所があるさかい
この春はワイもやったるデ!
(山根)

大和川5
詳細は4月25日発売の月刊つり人6月号にて!

ジジジーッ!!!が止まらない

相模カープ6

三寒四温とはいうけれど
今日の北風はキツかった。
真冬の防寒対策をして
向かった先は相模川。

いやさ、釣れる、釣れる。

強風で川が海のように波立つなか
ジジジーーーッ!!!

というドラッグ音が鳴りっぱなしだった。

相模カープ4
シーバスロッドを満月にするコイの引き

相模カープ2
今日活躍したのはABUのSEA DRIVER

相模カープ3
エサはバークレイのバズベイト(テスト品。年内発売予定)

時合が来たときなどは
バズベイトを入れてサオを置いたら
ジジジーーーッ!
なのだ。


相模カープ1
相模原の名手、宍戸則夫さんもライトタックルのカープフィッシングを満喫

剛竿でメーターオーバーをひたすら求めるスタイル
もいいけれど
中型サイズのコイをライトタックルで釣るのは
とってもスリリング。

アタリが少し遠くなったと思ったら
エサのボイリーの種類を変えると
すぐにくる。
ルアーフィッシングのようでもある。

僕もSEA DRIVERで70cmオーバーを掛けたが
いやさ、引くのなんのって。
途中でウデが痛くなり、ギブアップしそうになったほど。

相模カープ5
ダブルヒットも珍しくない

今、人気急上昇のカープフィッシングの詳細は
コチラといいたいところだけど
国内初のカープフィッシング専門誌CarpFishingはあいにく品薄状態。

お求めはお近くの書店や釣具店で注文してください。
スミマセン、お願いします!
ちなみに、カープフィッシングは
かの有名人もハマりつつあるとか。
近々、詳細をお知らせします。
(山根)

相模川でボイリー炸裂!

ようやく春らしい陽気になったと思ったら
相模川でコイがメチャ掛かりだ。

コイ釣りというと、
仕掛けをブッ込んで
あとは、のんびりとアタリを待つだけ。
というイメージが強いが
ヨーロッパ生まれのボイリーフィッシングだと
そうはいかない。

ひとたびアタリが訪れると
立て続けにヒットするのが
この釣りの特徴だ。

相模川コイ2
こんなコイが入れ食い状態になる

いわゆるパターンフィッシングというやつだ。
パターンを見つければ
大当たりするが、
並んでサオをだしていても
ねらい方が違っていると、なかなか当たらない。
簡単にいうと
その日、その時の当たりボイリーを
見つけた人が、怒涛の入れ食いを楽しめる。

相模川コイ3
これがウワサのボイリーだ

相模川コイ4
何の変哲もない相模川が興奮の釣り場になる

この春は
各地のフィールドから
大ゴイの釣果が届きそうだ。

相模川コイ1
Carp Fishingを読めばボイリーフィッシングの全貌が見えてくる!(山根)

桂川大ヤマメMAP近日公開!

2月25日発売の月刊『つり人』では
利根川大ヤマメMAPを作成しましたが、
3月発売号では桂川の大ヤマメMAPを掲載予定。

というわけで、桂川を巡って釣り場などをチェックしてきました。
東京からすぐの場所ですが、
40cmオーバーもねらえる川。
ただし両岸が険しい崖の場所が多く、
入川にはチト苦労します。
その辺りもバッチリ掲載する予定ですので、
ぜひご一読を。

鶴川
写真は支流の鶴川にある不動滝。
こんなきれいな場所が、桂川水系には残されているのです。

解禁は3月1日……ってもう今日か!?
早く寝て行かにゃ!

理想の遊び相手とは

小さい頃、夏休みに遊びに行く川といえば、秋川でした。
泳いだり、岩から飛び込んだり、川虫を採ったりのほか、
もちろん釣りも楽しんでいました。

男の子なら誰だって、
泳いでいると水中眼鏡越しに見える小魚たちを、
捕まえたいと思うはず。
で、手っ取り早かったのが、アンマ釣りと呼ばれていた釣り方。
まず竹のノベザオに短いイトとハリを結び、川虫を掛けます。
それを下流に向けて川に浸け、前後にゆすっているだけの方法です。
こんな簡単な方法でもヤマベやウグイが結構釣れるので、
今でも思い出すと気分が和む懐かしい思い出です。

大人になってからは、あまりヤマベ釣りを楽しむ機会はありませんでしたが、
先日、神奈川県の金目川へヤマベ釣り取材に。
ヤマベヒット.jpg
坂本和久さんの流す毛バリに
ヤマベがヒット!


坂本さん親子が楽しんだのは、毛バリ釣り。
5〜7本の毛バリが付いた市販仕掛けをサオに結び、
投げて流すだけの簡単な釣りです。
アンマ釣りに比べると、水面を割って毛バリに飛び付く魚が見えて、
興奮度は倍増。
坂本さん親子.jpg
親子で楽しめる手軽なターゲットだが、
どうせ釣るなら面白い釣り方のほうがベター


取材しながら、なんとなく子どもの頃を思い出していました。
子どもだけでなく、大人でも楽しめる釣りだし、
今度秋川でやってみようかな。(真野)

ヤマベ.jpg
ヤマベって、よく見るときれいですよね!
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