ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

フナ・タナゴ

タナゴ釣り超入門DVDいよいよ発売!

NHKの大河ドラマ「天地人」が終わった。

舞台になった戦国時代はどうだったかわからないが
家康が開いた江戸時代、
大名や旗本がタナゴ釣りに血道をあげていたというのは
有名な話である。

最後の将軍
徳川慶喜公が愛用していた和竿などが
貴重な資料として残されている。

江戸前の釣りでは
寒タナゴといって
タナゴ釣りは冬の釣りものの代表格だった。

タナゴは冬しか釣れないのかといえば
さにあらず。
ほぼ周年楽しめるターゲットである。

では、なぜ江戸前の釣りでは冬期限定だったのか。

ひとつには、冬の釣りものが
今と違ってそれほど多くなかったということ。
また、冬はタナゴがドックなどに群れるため
数釣りが楽しめる。
すなわち、数を競う釣りができたのだ。

今でも、一番数が期待できるのは
これからの厳寒期だろう。

さて、昨年刊行されて話題になったのが
葛島一美さんのタナゴ釣り入門書
水郷のタナゴ釣り
である。

462

伝統のタナゴ釣りから
カーボンザオにグルテンエサという
現代のタナゴ釣りのノウハウが
懇切丁寧に解説されている
まさに、タナゴ釣りのバイブルである。

でもって
タナゴ釣りのベストシーズンに照準を合わせて
発売になったDVDが
その名も
見て納得! 水郷のタナゴ釣り
だ。

3058

写真と文章だけでは
伝えづらかったタナゴ釣りの繊細なテクニックも
動画なら一目瞭然。

難しいイメージのあるタナゴ釣りだが
このDVDを見れば、敷居は一気に低くなるはず。

ロケ地は霞ヶ浦周辺のホソ、河口、湖岸で
メインターゲットはオカメタナゴとオオタナゴ。

エサの作り方、エサの付け方、サオの持ち方
和竿の継ぎ方、道具立て、ウキの浮力調整、合わせ方などなど
実釣をまじえながらテクニックを解説。

本を読んで動画を見れば
あとは実釣あるのみ。

水郷では
全長3センチにも満たないタナゴが
おちょぼ口をパクパクさせながら
エサの落下を待っている。

冬晴れの一日、タナゴと戯れてみてはいかがでしょう。

(山根)



種子島でフナ釣り


今日は校正地獄。。。

月刊つり人12月号と
鱒の森vol.4(季刊のトラウト専門誌)の校正が
どんぴしゃりで重なってしまったのだ。

朝から気合を入れて臨んでいたところ
ご高齢の読者がふらりと編集部にお見えになった。

「昨年の月刊つり人5月号の柳川のフナの記事を見て
来月、行ってみようと思うんです。
つきましては、タナゴもやってみようかと…」

70歳前後と思われる紳士だ。

柳川はぼくの生まれ故郷。

フナ釣りも嫌いじゃないもんで
ついつい、会話が弾んでしまった。

すると、その御仁は
「実は以前、種子島にもフナ釣りに行ったんですよ。
それはもう、釣れるのなんのって…」

ウ〜ム。

イシダイや青ものを釣りに種子島へ行く人は知っているが
フナを釣りに行く人がいるとは…。
世の中には、いろいろな人がいるもんだ。

ちょっとリサーチしようかと机に戻ると校正の山。

さあ、2冊合わせて360ページ。

読むゾ〜!!
(山根)

オカメタナゴの婚姻色

P7148926

先日
茨城県の北浦にコイ釣り取材に行った際
湖岸道路を挟んだすぐ裏のホソで
地元のファンがタナゴ釣りを楽しんでいた。

ポツポツとだが、オカメタナゴが釣れるとか。

バケツを見せていただくと
婚姻色がきれいな5?ほどのオスがいた。

オカメタナゴは春産卵のイメージがあるが
秋でも婚姻色のきれいな魚体が釣れる。

地元ファンはアカムシエサを用いており
ハリも大きかった。

これは専用仕掛けで釣ったら面白そうだと
カーナビにポイントを登録。

今号の締め切りが終わったら
行くゾ〜!!!

ちなみに
現在、締め切りと格闘中の
月刊つり人12月号の特集はタナゴです。

乞うご期待!!
(山根)
最新号
記事検索
Archives
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ