ついにこの瞬間が!
月刊『つり人』でガサガサをして
タガメの記事を掲載できるとは……(感涙)。
そう、あちこちで書いているように、
僕は学生の頃にタガメの調査なんぞしていました。
当時、調査を終えた時には
「もうタガメは一生分採った」
「これでタガメを見ることもないだろ」
などと考えていましたが、やはり久しく会えないでいると
寂しいもの。
昔はいくらでもいたはずの昆虫だけに、
マブナやタナゴ釣りの時に水田やホソを見ても
全くタガメの気配がないというのは残念。
というわけで
……というか個人的な欲求から、
今月25日発売の月刊『つり人』9月号では
タガメがわんさかいる“ガサガサの聖地”へ
行ってまいりました!
久し振りに見る聖地は、
ちょっと開発が進んでいたようですが、
それでも当時と同じようにたくさんのタガメが。
こんな場所が日本各地にあれば、
子どもたちもきっと楽しいのになあ。
これがタガメ。迫力のボディーっす!
カエルや小型のヘビまで捕まえて体液を吸ってしまう、
まさに水生昆虫の王様
釣り雑誌でありながら、ちょっと暴走気味の企画でしたが、
たまには子どもたちと一緒に、
こんな虫たちと遊ぶのもよいかと……。
こちらはコオイムシ。
その名のとおり、卵を背負っています。
ちなみに背負っているのはオス
なんだかよく分からないかもしれませんが、
オオサンショウウオです。
こんなものまでいるとは、
やはり生態系が豊かなんでしょう
今回取材を手伝ってもらったのは、
学生時代に一緒に調査をしていた大庭伸也さん。
今でもタガメなど水生昆虫の調査・研究を続けており、
「へえ〜」というしかないマメ知識を
いろいろ教えてもらいました。
昔は僕も調査していたはずなのに……。
ちなみに手にしているのはアオダイショウ
(真野)