ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

伊豆大島

舌が痺れる 雪が痺れる

編集部のある神田神保町は
世界最大の本の街である。

と、同時に
カレーの街でもある。
数多くのカレー屋が
しのぎを削っている。

仲睦まじい夫婦が営む
こぢんまりとした佇まいの「インドカレー・カーマ」は
その中の勝ち組の一軒である。


かーま
一番人気はチキンカレー

チキンカレーが旨い。
スープ状で適度に辛く舌がピリリと痺れる。
今夜、舌の痺れを楽しみながら
好物のチキンカレーを食べていると
ご主人の大野さんが
とつとつと語りだした。
大野夫妻は大の磯釣りファンでもある。

「東京マラソンがあった日と、その翌日、
伊豆大島にメジナを釣りにまた行ってきたんだけど
ふたりで2日間やって、全く釣れないんだよ。
それどころか、途中から雪が降ってきて
その雪が肌に触れるとピリピリ痺れるの。
サオも痺れるし、磯に手をついたら磯も痺れる。
後で民宿のオヤジさんに言ったら
オヤジさんもちょうどそのとき釣りをしていて
オキアミに触ったらピリピリ痺れたから
気味が悪くなって止めたって。
60年大島に住んでるけど
こんなのは初めてだって。
雪雲が放電していたのかなあ」

夏場にアユ釣りをしていて
空が黒くなってくると
サオがピリピリ痺れることはたまにあるけれど
雪がピリピリくるなんて聞いたことない。

ひょっとすると、
魚もそのせいで口を使わなかったのかしらん。

自然の不思議を再認識するとともに、
そんな日に釣行していなくてよかったと
しみじみ思うのだった。(山根)

伊豆大島は魚が旨い

なぜ君は大島に行くのか

と問われれば
僕は即座に言うだろう。

「だって魚が旨いんだもん」

めじな刺身
見てくださいな、脂が乗り切ったメジナの刺身

一般的に魚は冷たい海域のほうが旨いといわれる。
脂が多いからだ。
大島は伊豆諸島の中で最も北に位置し
厳寒期には時に12度台まで水温が落ちる。
当然ながら、魚は低水温に耐えるために
全身にたっぷりと脂をまとうのである。

魚が好きな人におすすめな宿は
民宿三佳。
地の魚をこれでもかと食べさせてくれるうえ
釣った魚も美味しく調理してくれる。
釣るのも食べるのも好きという人には
とっても居心地のいい宿である。

今回はメジナの刺身やキンメダイの鍋のほか

めじなふらい
メジナのフライ。病み付きデス

たかべ煮付け
タカベの煮付け。個人的にはイサキより断然旨いと思う

たかべセゴシ
冬のタカベは脂の乗りが今ひとつだけど、背ごしで食べると最高ッ!

はんばごはん
仕上げはハンバご飯。朝採りのハンバノリとご飯を油で炒めた三佳名物

あ〜、腹減ってきた。
また旨い魚を食べに行きたい!(山根)


伊豆大島でファイア〜!

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ヨコブチ
伊豆大島のヨコブチ

やっぱり大島はスゴイ!
昨日と今日の午前中、
大島のトーシキ、ヨコブチ、千波崎
などでメジナをねらったが、
ズドン、ズドンと良型がヒット。

サオがのされてハリスが切られるわ
大型マダイらしき魚にミチイトから飛ばされるわ
強引にやり取りし過ぎてハリ曲げられるわ
やっぱり強引すぎてスッポ抜け連発するわで
取り込めたのはオナガメジナの42cmが頭だったけど
気分は最高。

大島は1年ぶりだったけど、期待を裏切らない!


伊藤さんサオ曲がり
このサオの曲がり! 


伊藤さんオナガ
44cmのオナガメジナをゲットした伊藤一美さん

今回は名釣会の伊藤一美さん一行と釣行を供にしたが
どの磯に行っても40cmオーバーを釣るテクニックに脱帽。
伊藤さんはアユもヤマメもかなりの腕前なのだが、
磯釣りも相当なもの。
その理論と実践をいつか月刊つり人で大々的に紹介したい。

磯カワハギ
キモパン良型カワハギも釣れますよ

ちなみに、今日の大島は水温14・8℃。
北東風8m。
このまま水温が安定すれば
今後も期待大!(山根)

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