本の力はスゴイと思う。
一冊の本が、
いや、一冊の中のたったの一文が
人生を大きく左右することがある。
僕が今の仕事に就いたきっかけは
弊社の「北海道の湖」(絶版)だった。
出版業界などまるで興味はなかったが
その本を穴が空くほど読み
「こんな雑誌を作る仕事もいいなあ」
と思うようになったのである。

「北海道の湖」とは
内容も作りも違うが
同じ匂いを感じさせるムックが発売になった。
大鱒を巡るである。
名前のとおり
トラウトのポイントガイド本だが、
筆者の情熱がひしひしと伝わってきて
「行ってみたくなる」本だ。
ゴールデンウイークの計画がまだな方は
ぜひともご一読ください。(山根)