さて、これはなんでしょう…?
この夏、家族サービスといえば
南房総の防波堤にイワシを釣りに行ったことくらい。
これって、家族サービスっていうのかしらん( ̄□ ̄;)
家族サービスがこの有様だから
親孝行など推して知るべし。
でも、明日は敬老の日。
親孝行したい時に親はいないなんていうし、
久しぶりに実家へ。
絶妙のタイミングで
生きたまま魚を配送するビジネスを始めた知人が
「試しに食べてみて」
と活魚を送ってくれるという。
で、海水の入った厚手のビニールに入れられた来たのが
上の写真の魚
正解は
オニオコゼでした〜!
このほか、キモパンカワハギも生きたまま届き
しっかりと活け締めされたシマアジ、マダイも。
ビニールから取り出したオニオコゼは元気そのもの。
娘と両親に
「この背ビレに毒があるから、ハサミで最初に切って…」
なんて得意気にさばいていくと、
痛ッ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆
オニオコゼの毒にやられてみるみる腫れた親指
教科書どおりに親指に刺してしまいました(>。<)
ズッキン、ズッキンという鈍痛で左手の握力がほぼなくなり
「親孝行、もはやここまでか…」
と諦めかけたけど、
滅多にない機会なので気合で続行。
こんなふうにしてやりました(まだ生きてます)
オニオコゼはなんといっても空揚げ。
170℃くらいの低温でじっくり揚げてから一度取り出し
火力をマックスにして高温でサッと二度揚げ。
こんな感じにコンガリ揚がりました。周りの切り身はカワハギ
いやいや、旨いのなんのって。
親指の仇とばかりに、僕は丸1尾骨までしゃぶり尽した。
マダイとシマアジの刺身。マダイの半身は皮霜造りに
マダイとシマアジはちょうど食べごろの1kgクラス。
脂が乗っていて、こっちも抜群に旨かったけど
やっぱりオニオコゼの空揚げが今夜の主役。
普通、毒にヤラれたら、もう顔も見たくない
なんてなるらしいけど、毎日でも食べたいくらい。
よ〜し、今度はねらって釣ってやるゾ!(山根)