茨城の天然アユを考える会議が
常陸大宮市文化センターで開催された。
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講演をする高橋勇夫さん

茨城県内水面水産試験場が音頭を取り
茨城県内水面漁連と共催。
特別ゲストとして
農学博士で
たかはし河川生物調査事務所主宰の
高橋勇夫さんが参加。

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高知県物部川のかつてのアユ釣り風景

全国各地の河川に行き
実際に潜って調査をしてきた高橋さん。
さまざまなデータを集積し、
そこから導いた理論はとても説得力がある。

「これまでは放流量を増やすことでアユの漁獲を増やそうとしてきましたが、
放流量を増やしても、アユの漁獲が必ずしも増えないということが
明らかになりました。大切なのは天然アユを取り戻すことです。
放流を増やす努力をするのではなく、
これからは天然アユを増やす努力をすべきです」
と高橋さんは何度も訴えかけた。

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会場では県内の漁協関係者が高橋さんの講義に聞き入った

高橋さんの興味深いアユの話は
月刊つり人12月号(10月25日発売)で掲載しますので
全国のアユ釣りファンはぜひともご覧下さい。

今回のシンポジウムは
茨城県内水面水産試験場の熱血技師
荒山和則さんの企画。
農水省の発表によると
アユの漁獲高はここ数年、茨城県が全国でトップ。
水産技師、組合員、釣り人たちが協力し、
今後とも天然アユを守り続けていただきたい。
(山根)