ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
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読書

釣りの名作

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22時30分。

この時間に家にいるのは
なんだか久しぶりである。

家の外ではコオロギが断続的に鳴いている。
窓から静かに入ってくる夜風が心地いい。

未練がましく出しっぱなしにしていた
アユ釣り道具を片付けるときがきたようだ。

それにしても、静かな夜である。
本を読もう。

釣りの本はたくさんあるが
僕が好きなのは佐藤垢石である。
小社の創設者でもあるが
垢石の随筆は今読んでも最高に面白い。

アユ釣りの余韻が残る秋に読むなら
垢石釣り紀行がオススメ。

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中でも
垢石の初期の名作といわれる
「諸国友釣り漫遊記」
では、魚野川や神通川(宮川)、長良川、藁科川、興津川、狩野川、酒匂川などなど、今でもよく知られたアユ河川が出てきて
古き良き時代のアユ釣りの世界を容易にイメージできる。

垢石は昭和31年に69歳で死去するのだが
まあ、その時代に、なんと色々な場所に釣りに行っていることか。
国内はもとより、海外の辺境にも足を伸ばしているのだ。
交通網の発達した今だったら
全世界を釣り歩いたに違いない。

よし、自分も垢石を見習って
国内外を飛び回るゾ〜!

という淡い期待を抱きつつ
じっと手を見る秋の夜長…
(山根)

満員電車に揺られる釣り人のために

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読書の秋。
したがって、釣りの本を紹介。

今月25日発売の月刊つり人に掲載される、
『釣りを愛する男たちが選ぶ この一冊』というページ。
いたって単純な発想でスタートしたかに見えた(事実?)企画ですが、
いろいろな人に思い出に残る一冊を聞いてみると、
面白い本が出てきました。

アユ釣り名手として知られ、“闘将”と呼ばれる村田満さんに聞いてみると、
「『釣百科』という本との出会いがなければ、今日の自分はありません」
とのこと。
昭和26年に大泉書店から発行された本ですが、
銅線を使った友釣りの記述などがあり、
これなどは現在のメタルラインの釣りにも通ずるものがあるようです。
釣百科.jpg

さらに。
『11PM』などで活躍し、“名人”の愛称で親しまれた服部善郎さんに聞くと、
「やっぱり『釣技百科』ですね。これに尽きます」
と断言。
釣技百科.jpg

調べてみると、この2冊は同じ著者。
松崎明治という人が書いたもので、
『釣百科』のほうは佐藤垢石・補と書かれていました。

『釣技百科』はかなり分厚い本で、
『釣百科』はそれを元に加筆・修正し、コンパクト版にしたという感じの体裁です。
内容にも違いはあると思いますが、
いずれにせよ川と海、両方の名手から絶賛されているこの本、気になります。

復刻版も出ており、また9月18日のこのブログに出ている
『鳥海書房』には
3000冊近い釣り関係の本があるので、
捜してみればありそうです。
僕も手に入れて、通勤電車の中で読んでみようかな。(真野)




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